高木歯科の『す』

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旅行前に要対策!突然痛む「気圧性歯痛」とは?

2023-07-06 15:48:01 | Weblog


 


こんにちは。院長の高木です。


7月に入るといよいよ夏本番。
旅行やキャンプ、マリンスポーツといった
レジャーがたくさん楽しめる季節です。


 


日ごろの疲れを癒やすべく、
お子さんの夏休みやご自身の休暇に合わせて、
計画を立てている方も多いのではないでしょうか?


 


しかし、そんなせっかくの「楽しみ」
突然の「歯の痛み」に悩まされては台無しです。


 


むし歯や歯周病にも注意が必要ですが、
実は『気圧性歯痛(きあつせいしつう)という、
旅行中だからこそ起こりやすい歯の痛み
が存在します。


 

 

 

 


◆飛行機に乗ると起こりやすい症状


 


飛行機が離陸する際や着陸するときに
「耳がつまる、痛くなる」といった症状が
出る方もいらっしゃいます。


 


これは、機内の気圧が変化することで、
鼓膜の内側と外側で
「気圧の差」が生じてしまうためです。


 

 


こうした
「飛行機に乗った際に起こりやすい身体の異常」は、
ほかにも「お腹が痛くなる」
「気分が悪くなる、吐き気を催す」
といったものもあり、
航空会社の案内でも注意喚起されています。


 


そして、そのなかには
「歯痛」もしっかりと紹介されているのです。


 



 

 

 

 


◆「気圧の変化」が歯痛の引き金に


 


飛行機に乗ると歯が痛む原因は、
耳のときと同じく「気圧の変化」です。


 


皆さんは、機内に持ち込んだスナック菓子が、
次第に膨らんでいくことがあるのはご存じでしょうか?


 


これは、飛行機の高度が上がって周囲の気圧が低くなると、
「袋の外側から抑える力」よりも、
「内側の押し返す力(圧力)」のほうが
強くなるためです。


 


実は、「飛行機に乗ると歯が痛む理由」も
これと同じです。


 


歯の内側には
「歯髄腔(しずいくう)という
神経の詰まった空洞があります。


 


気圧が下がるとスナック菓子の袋と同じように、
内側の圧力のほうが強くなり、
歯の痛みを引き起こしてしまうのです。


 



 

 


このような気圧の変化によって生じる歯痛を
『気圧性歯痛』といい、
飛行機だけではなく、登山やダイビングなどでも
起こりやすいと言われています。


 

 

 

 


◆楽しい旅行やレジャーの前に歯科でチェック!


 


特に、むし歯や治療中の歯は、
気圧性歯痛が発生する可能性が高くなります。


 


もし、これから旅行やレジャーへ行くにも関わらず、
治療が必要な歯や、治療中の歯を放置している方、
また「しばらく歯科を受診していない」という方は、
楽しい思い出を作るためにも、
事前に歯科で検診を受けておくことを
おすすめいたします。


 



 

 

 

 


当院では、
皆さまのお口に関するお悩みを解決できるよう
スタッフ一同、全力で治療に取り組んでいます。


 


「旅行前に治療を終わらせたい」などのご希望があれば、
精一杯サポートさせていただきますので、
いつでもお気兼ねなくご相談ください。


 

 

 


医療法人公元会 高木歯科クリニック
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