現在、本当にたくさんの種類の歯ブラシが販売されてますよね
毛先の細いものや、丸いもの・山ギリカットなど日本だけでも約370種類もの歯ブラシがあるそうです
100円ショップでも電動歯ブラシが買える今、皆さんは自分にあった歯ブラシを選んでいますか??
電動歯ブラシにも、電動ブラシ・音波ブラシ・超音波ブラシと種類があります
そもそも、電動歯ブラシの使用目的とは、『歯磨きの効率アップ
』です
短時間でブラッシングできる・当てているだけでよい機種の場合は
、疲れない等にメリットがありますが
適切に使用しないと、歯の摩耗や歯茎の退縮・磨き残しが出る等のデメリットも起こります
高木歯科には、『プリニア』と『ソニッケア』という2種類の電動歯ブラシがおいてあるのですが、これは両方とも『音波ブラシ』という種類のものです
この歯ブラシは、音波振動なので、当てているだけで効率よくプラークを除去することができます
ここで、この2種類の歯ブラシについて簡単に説明します。
まず『プリニア』ですが、これはリニア音波振動で毎分約31000回振動します
リニア・モーターカーで使われているものと同じ原理を用いているため、他の電動歯ブラシと比べると比較的音が静かです
振幅は、1.0~0.45ミリのモード切替がついているため、お好みに合わせることができます
ブラシは、磨きやすい小ぶりのヘッドになっており、押し当てすぎるとセンサーが感知し、自動的に歯ブラシの振幅が小さくなるため」、正しい圧(約200g)でブラッシングすることができます
次に『ソニッケア』ですが、こちらは音波によるダイナミックフルイドアクション(液体流動力)で、毎分約31000回振動します
振幅はプリニアと違い5㍉と大きめで、口の中にたっぷりと水分がある状態で使用すると、音波が効果的に作用するので効果が高くなるそうです
推奨されているブラシ圧は、約70~100㌘とごく軽めです
その為、歯の摩耗については、安全性が高く、知覚過敏等になりにくいと言われています
知覚過敏等により『歯ブラシが歯に当たるだけで痛む』という方には、ブラッシング圧のかかる手用でのブラッシングよりも音波振動によるプラーク除去の方が苦痛を感じさせない為、この様な方にはオススメ
です
後、高齢者や糖尿病・高血圧等の慢性疾患の薬の服用に誘引されたドライマウス(口腔乾燥症)が手用でのブラッシングに比べ、音波ブラシは唾液腺を良く刺激するため、唾液分泌の促進に効果があるなど、多くの利点もあります
現在、お使いの手用歯ブラシ、電動歯ブラシの使い方が今ひとつ不安な方は、よければ是非一度、ご相談ください