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日本と宗教2(葬式仏教・新宗教・新新宗教の誕生)

2022年05月19日 | 宗教
🌸日本と宗教(実は日本なり”宗教的”国)

江戸時代から続く″葬式仏教″の実態
 ☆江戸時代、キリシタンなどの取り締まりのために檀家制度が敷かれた
 *寺院と檀家(庶民)が結びつき、寺院が葬祭を執り行う
 *檀家はお布施を通してその寺院を護持する
 ☆寺院は、各宗派の本山と末寺に区別された
 *本山が、葬祭を執り行う寺院(末寺)を管理
 *各本山が末寺のリスト(末寺帳)を提出することで
 *幕府は全国の寺院の実態を把握できる
 ☆江戸時代に、檀家の葬儀は末寺に依頼するという慣習が浸透
 *″葬式仏教″という形態が確立された
 *結果、仏教の信仰は庶民層にまで広がる
 *葬式仏教の形態は現代まで続いている

戦後以降、寺院の状況が変化
 ☆地方の寺院、戦後の農地改革で土地を奪われ、経済的な安定を失う
 ☆経済成長とともに、都市ヘの人口移動が進む
 *日本社会の核「家」の価値が低下し祖先崇拝が簿れた
 *葬式の簡素化が進んでいる
 ☆現在多くの地方寺院が経営難に陥っている

新宗教、新新宗教も登場
 ☆新宗教誕生を促したものは、明治政府の廃仏毀釈
 ☆明治政府から公認された教団「教派神道」が誕生
 *教祖の宗教体験などを基に結成され
 ☆黒住教・天理教、山岳信仰を基盤にした実行教・御嶽教
 ☆復古神道系の出雲大社教や神道大教など
 ☆皇国史観が広まりナショナリズムを打ち出す新宗教が登場
 *皇国史観と日蓮信仰を結びつけた国柱会
 *昭和維新をスローガンに掲げた大本
 ☆国家神道体制が崩れた戦後
 *経済成長と並行し「貧・病・争の解放」をスローガンに掲げた宗教団体
 *創価学会などが拡大し政治の世界に進出する
 *日蓮系の立正佼成会なども発展した
 *1970年代以降、新宗教衰退傾向にある
 ☆オウム真理教などの「新新宗教」と呼ばれる教団が誕生した

「靖国神社参拝」がニュースになる理由
 ☆第二次世界大戦における敗北
 *日本は、神道を国教とした国家システムの解体を意味した
 *GHQは、日本が軍国化の道を歩んだ原因を国家神道に求めた
 ☆GHQは
 *国家神道の廃止や政教分離、国民の信教の自由などを要求する
 ☆神社神道は、新たな宗教法人法のもと、民間の宗教法人に移行した
 *明治以降、制定された社格制度も撤廃された
 ☆政教分離をめぐる議論がさまざまな形で行われてきた
 *戦没者を祀る靖国神社の国家護持を実現することの是非
 (靖国神社への首相をはじめとした政治家による参拝)
 *公明党などの宗教政党の存在
 (政教分離の原則にかなっているかの議論が生まれた)
                       (敬称略)                                     
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⛳出典、『宗教と世界』












日本と宗教2(葬式仏教・新宗教・新新宗教の誕生)
『宗教と世界』記事より画像引用)

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