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「米高金利長期化観測」「米国経済ソフトランディング」

2023年10月06日 | 経済
🌸円高反転は早くとも23年末か

 ☆FRBは、インフレ退治に向け追加利上げの可能性示唆する
 *背景には米国景気の強さがある
 ☆大規模緩和を継続する日銀とは対照的
 ☆円の対ドルレート150円に迫っている

米利下げ後も残る日米の金利差
 ☆対照的に日本銀行は9月の政策決定会合で
 *大規模金融緩和策の継続を決定した
 ☆金利高止まり観測で米国10年国債利回りは4.53%の水準
 *日本の10年国債利回りは上昇してきたが0.7%台
 *為替相場に影響する金利の高い米国が追加利上げ、高金利継続を示唆
 *金利が低い日本が金融緩和を継続し、為替相場が円安基調は当然
 ☆とはいえ、150円を大きく超えていくとみる向きは少ない
 ☆米国のインフレ抑制に向けた利上げは最終段階にある
 *実質金利が高い状態が続くことで
 *今後、米国景気は減速していくだろう
 ☆24年にFRBが利下げに転じる可能性は高い
 ☆為替レートの水準
 *財務省は、145円台から150円台で、円買いドル売り介入した
 *150円を超えてくれば介入する可能性はある
 ☆介人は基調を変えるものではないが
 *投機筋に警戒感を持たせる効果はある
 ☆22年3月のFRBのゼロ金利解除前の
 *金利差がない状態に戻ることはない
 *貿易収支の赤字基調による円安圧力も残る
 ☆円高に反転しても22年の大幅な円安進行前の
 *110円台に戻ることは当面ない
 *130円台にとどまる公算も十分にある

🌸FRBの金利見通し真に受けるな

 ☆年内あと1回の利上げ予想実現するとは限らず


⛳FRBの金利見通しは高過ぎるのでは
 ☆FRBの政策決定を受け、金利先物市場では年末までに
 *追加利上げが行われる確率は50%弱との見通しが織り込まれた
 ☆労働市場が依然力強い中でインフレが再燃する場合に備え
 *FRBの政策担当者は年内あと1回の利上げを想定し
 *利上げの選択肢を温存しているというのが、大方の見方だ
 ☆長期金利が低下すれば、景気の押し上げ要因になりかねない
 *FRBは現時点でこれを望んでいない
 ☆FRBの大方の金融政策担当者は依然として
 *2023年末までに追加利上げが必要だと考えている
 *しかし、それは以前ほどの確信を持った予想ではない
 *追加利上げに関して、投資家は懐疑的だ

投資家の来年末の金利予想は約4.8%
 ☆FRBの予想を大きく下回る
 ☆FRBの今年末の金利予想と同様
 *投資家が性急に利下げ予想に走ることがないよう努めている
 ☆投資家は、これが恐らくはつたりだろうと考える

FRBは景気がソフトランデイングと予想している
 ☆政策立案者は今年の国内総生産見通しを上方修正した
 *最近のデータを考慮すると、それはほぼ必然的だ
 ☆軟着陸のシナリオが確実に実現するよう
 *FRBが利下げをする必要があると考える可能性もある
 ☆最初の利下げ時期
 *FRBが考えるよりも早くやって来るかもしれな

🌸米経済のソフトランディング阻むもの

ソフトランデイングの達成は、非常に難しい
 ☆ソフトランデイングを阻む要因は四つある
 *金利を長く維持、経済成長加速、エネルギー価格上昇、金融危機
 *今迄成功したのは、95年の1回しかない
 ☆今回は何が障害となるのか
 *FRBが高すぎる金利を長く維持しすぎれば
 *不必要に深刻な景気悪化を招く恐れがある
 ☆95年のソフトランデイング
 *FRBが素早く利下げにかじを切った後に実現した
 ☆インフレを封じ込め、景気後退を回避するには
 *成長を過熱も冷ましもしない、中立的な水準に金利を近づけのが必要
 *中立金利は観測できないため、確認するのは難しい
 ☆来年になれば、FRB当局者は
 *利上げが行き過ぎだったか不十分だったかが分かるだろう

原油価格の高騰
 ☆インフレ率を押し上げると同時に
 *裁量支出を減らすことで成長を鈍化させる恐れがある
 ☆原油価格が再び100ドルを超えるようなことがあれば、
 *間違いなく不安は増す
 ☆米金融大手JPモルガン最高経営責任者は述べた
 *金利があと0.5%上昇すれば
 *銀行や不動産部門への負担が一段と増すとの見方を示した
 ☆FRBは、約9兆ドルに上る保有国債残高を縮小している
                      (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、週刊『ダイヤモンド』










「米高金利長期化観測」「米国経済ソフトランディング」
(週刊『ダイヤモンド』)

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