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『慢性炎症』『老齢者の細胞』『免疫やSASP』

2024年08月10日 | 生命科学
🌸全身に悪影響を及ぼす『慢性炎症」

 ☆「炎症」とは、赤く腫れて熱を持ち痛むイメージがある
 ☆「急性炎症」けがをした患部や風邪で喉に生じる症状
 *体に侵人してきた異物に対する一過性の防衛反応
 ☆「慢性炎症」老化を促進させ、老化の大きな特徴の一つ
 *慢性炎症は「沈黙の殺し屋」といわれる
 *自覚症状がほとんどないまま、各臓器を機能不全を進行させる

免疫やSASPが関与
 ☆加齢(老齢者の細胞)
 *免疫に関わるタンパク質、炎症性サイトカイン血液中に増えてくる
 *老齢者の細胞、若い人の細胞に比し炎症性サイトカインを多く作る
 ☆老化に伴う慢性炎症の原因
 *免疫の老化、組織の損傷に伴う自然免疫系の活性化が要因だ
 *分裂を停止した老化細胞から放出されるSASP因子も炎症を誘導する
 *老化に伴うミトコンドリアの機能不全で生み出された活性酸素の影響
 ☆老化した細胞では、正常な細胞には見られない
 *RNAが多く発現し、炎症に関わる遺伝子のスイッチを入れる

⛳慢性炎症がくすぶり続けると生じる問題
 ☆炎症の悪影響が、サイトカインを介して全身に広がるため
 *さまざまな病気のもとになる
 ☆組織が線維化して硬くなるなどの変化を起こして、機能が低下する
 ☆発症や進展に慢性炎症が関わっている疾患は多く
 *がん、動脈硬化、糖尿病、肝硬変、ぜんそく、うつ病等が挙げられる
 ☆動脈硬化にはいくつかのタイプがある
 ①プラークと呼ばれる粥の病変ができ、動脈が狭くなる粥状動脈硬化
 *狭心症などの原因になる
 *プラークを覆う被膜が破れると血栓が形成される
 *血栓によって血管が詰まると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす
 *粥状動脈硬化の発生、進展等は、血管壁の慢性炎症が関わっている
 ➁慢性炎症は、肥満や糖尿病とも大きな関わりがある
 *肥満では、脂肪組織に持続的な炎症が見られる
 *高カロリー食で脂肪組織が刺激を受けると
 *脂肪組織で炎症を誘発する分子が作られて持続的な炎症が起こり
 *慢性炎症が全身の細胞に働いてインスリンの効きの低下をもたらす
 ☆慢性炎症がある人では老化が進んで寿命が縮む
 *慢性炎症が少ない人は長寿の傾向がある

タンハク質CRPが細胞老化の指標に
 ☆組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するタンパク質CRP
 *急性炎症の早期診断にマーカーとして活用されてきたが
 *慢性炎症の指標にもなってきた
 ☆慢性炎症を防ぐには
 *ストレスを避け、肥満に注意し、適度に運動する
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『老化と寿命の謎』




『慢性炎症』『老齢者の細胞』『免疫やSASP』
『老化と寿命の謎』記事他より記事画像引用)

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