慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「強く願うから夢はかなう」のではない

2023年02月14日 | 生活
🌸「差別と偏見」の迷宮5

 ☆比較的分かりやすい内容でした(納得いく?)

 「強く願うから夢はかなう」のでない
 ☆夢が叶うのは、必要条件だけなのだ
 ☆ピグマリオン効果以上によく知られていること
 ☆自己啓発本では「強く願えば夢はかなう」として頻繁に登場する
 *これが真理なのは、そもそも願わなければ夢は現実化しないからだ
 ☆子どもの頃に「野球選手になる」という夢をもたなければ
 *大谷翔平が大リーグで活躍することはなかっただろう
 ☆「棋七になる」との強い信念がなければ
 *藤井聡大が十代で五冠を達成すこともなかっただろう
 ☆これは、「強く願えば夢はかなう」と証明されたわけではない

「サバイバルバイアス」とは
 ☆特殊な成功例だけから結論を導く「サバイバルバイアス」
 *生き残った者だけに注目して死んでしまった多くの者たちを無視している
 ☆宝くじは典型的なサバイバルバイアス
 *数億円の賞金を手にして「夢をかなえた」者はたしかにいる
 *確率は交通事故で死亡するよりはるかに低い
 ☆日本の宝くじは期待値が50%以下しかない
 *経済学者は「愚か者に課せられた税金」と呼んでいる
 ☆大量にある研究の因果関係は逆だ
 *「自分は健康で長生きする」と思っているひとは長命
 *「身体が弱く短命だ」と悲観していると病気になりやすい
 *健康だから楽観的で、病弱だから悲観的になるのかもしれないが
 ☆同程度の心臓発作を起こした患者を調べた研究
 *自分は長生きすると思っているひとほど健康に気を配り
 *すぐ死んでしまうと思っていると投げやりになるので早死にする
 ☆老人に対してネガティブな決めつけをすると
 *自分が老人になったときに、その偏見が自己実現してしまう
 ☆楽観的か悲観的かはヒトの基本的なパーソナリティ
 *およそ半分は親からの遺伝で決まり、残りの半分は環境の影響
 *思春期以降はほぼ変わらないとされる

性格の差異で不幸を招き寄せない
 ☆新婚早々のラブラブのときから調査を始めた研究
 *妻の浮気は妻の外向性が高いときに統計的に有意
 *夫の浮気は妻の神経症傾向が高いときに有意だった
 ☆外向的な性格は出会いや強い刺激を好み浮気しやすい研究多数ある
 *なぜ妻の外向性だけが浮気の指標になるかというと
 *女が浮気性というわけではなく
 *男の場合、外向的でも内向的でも同じように浮気するからだ
 ☆妻の神経症傾向が高いと夫に浮気されやすいというのは
 ☆「予言の自己実現」
 *悲観的だと自分に自信がなく
 *「愛されていないの?」「浮気されるのでは?」と不安で
 *つねに夫の行動を監視したり、同僚の女性と食事する様な
 *些細なことで取り乱したり、問い詰めたりする
 *夫はそれを煩わしく思い、妻と距離を取り
 *他の女性に関心を移すようになるというのだ
 ☆夫の神経症傾向が妻の浮気の指標にならない理由(進化心理学)
 *妻は夫の愛情が他の女に移ることを警戒している
 *夫は妻が他の男とセックスすることを警戒する
 ☆神経症傾向の高い夫
 *妻が会社の同僚等の男友だちと食事するくらいのことは気にしない
 *これは、 一般的には、妻が浮気する可能性を下げるだろう
 ☆ジェンダーギャップ(社会的な性差)
 *浮気のコストは夫よりも明らかに妻の方が高い
 *妻は神経症傾向が高い夫をわずらわしいと思っても
 *気軽に他の男とつき合うことができない

強く願うと「希望」叶わないケースも多い
 ☆ポジテイブな期待の自己実現
 ☆ダイエツト後のほっそりした姿を思い描いた女性
 *ネガテイブなイメージを浮かべた女性に比べて体重の減り方が少ない
 ☆成績でAをもらうことをイメージした学生
 *勉強時間が減って成績が落ちたという研究がある
 ☆ヒトの脳が幻想と現実を見分けるのが不得意なので
 *夢の実現を強く願うと脳はすでに望みのものを手に入れたと勘違いする
 *努力するかわりにリラックスしてしまう
                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『バカと無知』







「強く願うから夢はかなう」のではない
(ネットより画像引用)
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2023年の百貨店・化粧品業界

2023年02月14日 | 企業
🌸百貨店(高額品消費の減速懸念?)

 ☆国内富裕層のお金の使い道が海外旅行などに変わり
 *高額品消費の潮目が変わるかもしれない
 ☆新型コロナウイルスの感染拡大で、大打撃を受けた百貨店業界
 *足元では、大都市部を地盤とする大手を中心に業績が急回復している
 ☆伊勢丹は、インバウンド回復途上でも異例の健闘を見せている
 *牽引役は、海外の高級ブランドや宝飾品
 *時計、美術品等の高額品を買っているのは主に国内の富裕層
 *百貨店の主要顧客、20~40代の若年層の割合が増えている

百貨店中国人客がいつ頃に戻ってくるのかが焦点
 ☆高額品の好調が続く要因
 *コロナ禍で海外旅行などレジヤーが制限された
 *余剰資金がモノの消費に向かったことがいちばん大きい
 ☆今後、国内客による高額品消費が減速したとしても
 *その分をインバウンドが補ってくれれば影響は小さい
 ☆円安や水際対策の緩和が追い風となり
 *東南アジアや台湾、韓国などからの訪日客が急増している
 ☆中国人客コロナ禍前に百貨店での免税売上高の8割程度を占めていた

🌸化粧品(化粧品業界は苦しい戦い?)

マスクと訪日客減の影響続く
 ☆美容スタッフがサポートし商品提案を行う化粧品
 *コロナ禍でリアル店舗への来客数が激減した
 *化粧品メーカーは、オンラインカウンセリング等の戦略を強化した
 ☆現在は消費者の外出機会も増え始め
 *リアル店舗での体験価値も同時に重要視され始めたようだ
 *アイシャドーなどマスクをしていても見える目元関連の商品
 *コロナ禍前と同水準まで回復している
 ☆マスクで隠れる部分に使用するリップやチーク
 *いまだ厳しく半分程度にまで落ち込んでいる

化粧品業界、インバウンドも期待薄
 ☆化粧品市場全体では、インバウンド需要がいまだ縮小したまま
 ☆水際対策の緩和で外国人旅行客は増加したが
 *化粧品業界が期待する訪日中国人の数はまだ少ない
 *2年間で中国市場が大きく変化したことも不安材料
 ☆中国の化粧品関連の市場規模
 *前期比約17%増とコロナ禍でも大きく成長している
 *品質面が大きく向上した中国製の化粧品
 ☆中国製など自国に関連した製品を選ぶ「国潮」運動
 *若年層を中心にした消費トレンドも化粧品業界には逆風だ
 ☆今後は日本製化粧品への関心を喚起し
 *外国人旅行客が欲しくなる様な限定商品や体験
 *提供することがカギとなる
                      (敬称略)                                     
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⛳出典、『東洋経済』




2023年の百貨店・化粧品業界
(『東洋経済』記事より画像引用)
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ポルトガル(植民地全て失う)

2023年02月14日 | 観光
🌸ポルトガルの歴史5

自由主義と絶対王政の対立
 ☆ポルトガルで自由主義的な憲法が公布される
 ☆保守層は新憲法に反対して王子ドン・ミゲルを担ぎ出した
 *ドン・ミゲルは反乱を起こすが失敗し、ウィーンに亡命する
 ☆保守層はペドロの王位継承権を否定
 *ドン・ミゲルを再度国王に擁立する
 *しかし、ペドロはポルトガル王ペドロ4世に就任した
 *その後、娘マリアに王位を譲位した
 ☆ドン・ミゲルはペトロから王位を奪い絶対王政を復活させた
 *ミゲルの統治下で自由主義者は厳しい弾圧を受ける
 *ポルトガルの民衆はミゲルの政権を受け入れた
 ☆ポルトガル内戦
 *ペドロは帝位を息子に譲り傭兵隊を率いてミゲルと戦う
 *自由主義と絶対主義の対立の内戦は自由主義者の勝利に終わる
 ☆半島戦争、ブラジルの独立、内戦と戦費調達で
 *外国からの借款はポルトガル経済に大きな痛手を与える
 *自由主義者間の内部抗争はより深刻化した
 ☆政府に不満を抱いた法務大臣のカブラル
 *クーデターによって政権を掌握し、憲章の復活を宣言した
 *憲章の修正によって下院に直接選挙制が導入された
 *保守派は刷新党、急進派は歴史党を結成した
 *二党による議会政治が続きポルトガルの政情は一時的に安定する
 ☆ブラジル植民地の喪失後はポルトガル国内の開発が重視された
 *ワイン、オリーブ油などのイギリス向けの輸出商品が生産された
 *輸出産業の振興で、道路・鉄道といった交通基盤も整備される
 *開墾による農耕地の拡大が進展する

王制の終焉
 ☆ベルリン会議でヨーロッパの列強国
 *アフリカ分割についての協議を行う
 *ポルトガルは植民地の歴史的所有権を主張した
 *最終的に実効占拠による土地所有の原則が議決される
 ☆ポルトガルの政策はイギリスの政策と対立する
 *イギリスはアフリカからポルトガル軍の即時撤退を要求した
 *ポルトガルは、ザンビア、ジンバブエに相当する地域を放棄する
 *ポルトガル世論はイギリスに譲歩する政府の姿勢を非難した
 ☆反王政を掲げる共和党も植民地政策を攻撃
 *新聞の多くが共和党を支持する立場を取った
 *イギリスの最後通牒にポルトで反英暴動が起こる
 *ポルトでの急進派の共和主義者の反乱に至る
 ☆王党派の政党が内部抗争で分裂し、反王政運動は激化する
 *リスボンでカルロス1世と王太子が、共和主義者により暗殺される
 *国政選挙でポルトガル共和党が勝利する
 *全国区では依然として王党派が優位
 ☆リスボンで共和主義者の蜂起が発生
 *マヌエル2世王朝は滅亡を迎える

第一共和政、軍事政権
 ☆革命の翌年にイギリスに亡命したマヌエル2世の治世
 *新憲法、ブラジルとフランスを模範とする新憲法が公布された
 *三頭政治が始められるが、カベサダスとコスタは相次いで失脚した
 *政治的野心を持たないカルモナが指導者に選出される
 ☆カルモナの政策に反発する一部の軍人と共和主義者
 *既存の政治勢力を排除した軍部の独裁体制が確立された
 *財政の危機に苦しむ軍事政権
 *カルモナを財相として招聘し経済危機の解決にあたらせた
 ☆増税と歳出の引き締めによる財政の改善は高い評価を受た
 *アフリカの植民地に目を向けて開発に着手し、利益を引き出した
 ☆救世主として国民から信任を受けたサラザール
 *国政全体に指導力を有するようになり
 *「すべては国家のために」を標語として政党の結成を禁止した

サラザールの独裁
 ☆サラザールは首相に就任
 *ポルトガルの体制は軍事政権から文民政治に移行する
 ☆イギリスに亡命したマヌエル2世
 *後継者を残さず没したため王政復古への道が閉ざされた
 ☆1933年に新憲法が公布され、新国家体制が確立された
 ☆首相サラザールが実権を握っていた
 *サラザールは首相、蔵相、国防相、外相を兼任
 *権力を集中させ、体制の維持を図った
 ☆ポルトガルはスペインと相互不可侵条約を締結した
 ☆ポルトガルは、第二次世界大戦では中立を宣言した
 ☆ポルトガルと教皇庁が協定を結び、国内の教会の権威が回復された
 *サラザールの独裁体制が確立された
 ☆ポルトガルは第二次大戦中には
 *ヨーロッパからアメリカへの最後の脱出口となる
 ☆第二次世界大戦後もサラザールの独裁体制は存続
 *1960年まで政治活動の禁止、新聞の検閲、秘密警察による
 *監視によって体制は維持される
 ☆各地で、民主主義への転換を求めるデモが起きる
 *民衆の要求に対してサラザールは辞任を表明しなかった
 *世界規模の政治変革の流れの中でポルトガルは孤立を維持し続けた
 *工業労働者と農民は低水準の生活を強いられていた
 *低賃金と弾圧に苦しむポルトガル本国と植民地の民衆
 *サラザール体制打倒の一因を担う
 ☆大統領選挙で反サラザールの旗頭となったデルガードの敗退
 *ポルトガル国民のサラザール政権への不信感を促進する
 *反対勢力の拡大を危惧したサラザールは、大統領選挙を間接選挙に変更
 ☆ポルトガルは中華人民共和国と協定を締結
 *マカオを準植民地としマカオは金融業とギャンブルで繁栄する
 ☆独立したインドはポルトガル領のゴアの返還を要求
 *ポルトガル政府はインド側の要求を拒む
 *現地の駐留部隊はすぐさまインド軍に降伏した
                      (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『WIKIPEDIA』『地球の歩き方』






ポルトガル(植民地全て失う)
『地球の歩き方』記事より画像引用)
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