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投資を最勉強・債勉強・再勉強(9)

2016年01月17日 | 投資情報
日本の電機業界は、大きな転換期を日迎えている

世界の電気産業で成長が著しいのは、通信機器やITソリューション分野です
従来の日本メーカーの得意分野(CP,惰報端末、AV機器)では、市場領域の伸びが悪い
IoT分野で、日本のセンサー技術をどう活かすことができるかが、日本の電機業界の今後の浮沈を占う
業界大予測の記事参考&引用










IoTと総合電気業界(業界大予測より引用)

日本が弱い通信機器、ITソリューション分野
[家電王様」といわれるテレビ事業の低迷は、日本の電機業界に大きな傷跡を残している
電子分野部門では、多額な投資を繰り返し、パネルの過剰供給体制を生んでいる
ウォッ安を背景にした韓国勢の価格攻勢に、円高に苦しんでいた日本企業は劣勢
テレビ事業が計画を大幅に下回り、工場の稼働率の低迷、新興国開拓でも遅れをとつた
世界の電機業界において、成長著しいのが、通信機器やITツールです
成長期待の大きい分野では、日本の電機業界のシェアが低いです

電機業界の規模
製造業全体の、16%の売上を占める(輸送機械産業19%)
雇用は285万人(全産業の5・1%)を占める、輸送機械産業の3倍の規模
年間約3兆億円の設備投資があり、製造業全体の約2割を占める
研究開発投資も年間3兆円で、製造業全体の3割を占める

20年には250億台以上の機器がIoT化
20年には、あらゆるモノがインターネットにつながる世界がやってくる
冷蔵庫や洗濯機がインターネットにつながることで、冷蔵庫から直接、商品を購入できる
温度センサーや照度センサーとの連動で、部屋の照明を自動調整、部屋の温度を調整が出来る
サイバー空間に蓄積された情報をもとに、医師がデータを、AI(人工知能)で解析し、治療、薬を提案する
創エネ、蓄エネ、省エネといった効率的な「エネルギー制御」にも寄与する
インターネットと繋がるには、情報提供する物には、全てセンサーが必要となる

日本はセンサー大国
「GPS」システムは、多くのデータを精度よく収集するセンサーの存在は重要になる
センサーデバイス市場は、今後5年で市場規模は倍増すると見られている
日系企業のセンサー市場シェアは54%で現在有利な立場にあります

センサーの種類
日本企業は、カメラなどに利用されるイメージセンサー、光度センサー、温度センサーで高シェア
加速度センサー、位置センサー、流量計などの慣性カセンサー、圧力センサーや気圧センサー等でも高シェア
センサーは、クルマ、交通、農業、エネルギー、医療、セキュリティといった幅広い業界で活用される
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明日の株価?

2016年01月17日 | 新聞記事
日本株は底打ちを示唆?

日経平均株価は、3カ月半ぶりの1万7000円割れです
中国の景気不安に端を発し、年初からの株価調整は1800円超です
週前半は、中国指標に要警戒、相場ツレ安の好業績株に妙味がある?
投資は、自己判断、自己責任、自己満足で
ヤフーオンラインニュース(モーニングスター社)記事参考&引用


日経平均の日足チャート 「株探」多機能チャートより

「日本株がどこで底打ちするか」だろう?
日経平均をバリュエーションで見ると、予想PER(平均)は12日に14.1倍まで低下
大底圏と言えるものの、若干の下値余地があるとの見方ができる(13年13.1)

東証1部の予想配当利回りは2%まで上昇
フシ目となる水準で見ても、日経平均は、昨年9月の安値1万6901円に接近
下のフシ目は昨年1月の1万6592円?
国内景気は、明らかに上向いていることから、この水準を割り込むとは?

海外発の不透明要因は継続している
中国の景気不安に加え、中東情勢の緊張、原油価格の下落懸念など、
来週に中国で経済指標の発表が相次ぐ(昨年10-12月のGDP等)

日経平均が1万7000円を大きく割り込めば?
底打ち狙いで打診買いを入れるには絶好のタイミング?
買い安心感から、週後半には日経平均が1万7000円台後半まで戻す可能性も
1月中旬は、通期計画の修正が相次ぐ時期です
個別では、全体相場にツレ安した好業績株を中心に選別買いを意識しておきたい

注意すべきは為替動向。
多くの輸出企業が今下期の前提為替レートを1ドル=115-120円に設定
円高・ドル安が進めば、来期に向けた減益要因になりかねない
自動車関連など輸出株には警戒局面が続きそうだ

米国株(中国株安や原油安)
NYダウが大幅安円高も進んでいる
来週も、売り先行で始まり、底値を探る不安定な相場となりそうだ
中国の昨年10-12月期GDP、1鉱工業生産に注視が必要だろう

マーケット・トレンド(1月12日~15日)
12日(火) 東証1部の97%が下落、リスク回避で6日続落
13日(水)中国懸念が和らぎ7日ぶり大幅反発
14日(木)1万7000円割れ、米株安・円高で大幅反落
15日(金)円高・中国株安・黒田発言で続落

セクター・トレンド(1月12日~15日)
全33業種中、32業種が下落
原油業界株⇒国際石開帝石 、JX など石油関連が大幅に下げる
非鉄、大手商社業界⇒住友鉱 、三井物 等大手商社といった資源株も大幅に下げる
金融業界株⇒東京海上 、三菱UFJ 等が大きく売られた
電機業界株⇒ソニー 、三菱重 など機械といった輸出株も沈む
化学・素材株⇒新日鉄住金 、日東電 もさえない
空運株⇒JAL <9201> 、ANAHD (原油安のメリットを受ける)唯一上昇
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