その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

ネコ達の駐車場

2005-07-05 23:24:39 | その名も、たぁちゃん。
とある駐車場に車を停めたところ、やたら体を寄せ合う2匹のネコがいた。2匹で寄せ合っていたのか、片方が執拗に体を寄せていたのかまでは確認できなかったが仲が良さそうだった。
そこで、携帯で写真を撮ろうと車を降りたところ、警戒して他人の車の下に隠れてしまった。携帯を構え、そっと覗いてみると、これまた仲良く2匹で寝転がっていた。まさに野良猫という顔であまり可愛くはなかったが、せっかく構えたので、2匹に睨まれつつ写真を撮った。
写真の出来はイマイチだが、モデルの問題であろう。うちの愛ネコ、キャロルが一番なのは言うまでもない。

写真を撮り終えて、お店に向かっていたら、向こうからもう1匹の野良猫がノソノソと歩いてきた。痩せていて、毛が何故か濡れていて、目つきが更に鋭く、まるでバイオハザードに出てくるゾンビのようだった。
実際には生きる為に必死に戦っているソルジャーなのだろう。こんなにやつれたネコを写真に撮るのは気の毒なのでやめた。

この1匹のネコは一体どこに向かっているのだろうか。車の下に隠れているネコ達の仲間なのだろうか、それとも…。
あの仲むつまじきネコ達に悲劇が待ち受けていなければよいのだが、少々不安になってきた。更に、あの仲良しネコがオス同士だったらキモイなと、どうでもいい不安も生まれてきた。
僕はこのドラマの結末を見届けずその場を離れた。

用が済んで駐車場に戻ってみると、ホモかも知れないネコとソルジャーゾンビの姿は無かった。ただ僕の心には、何とも言えぬ恐怖だけが残った。

僕は思った。ここは人間界との縄張りをはった、ネコだけの世界なのではと。
こんなさびれた第二駐車場にもドラマがあるもんだな。





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