その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

ヒコボシとオリヒメ第3話

2005-07-13 14:28:34 | その名も、たぁちゃん。
ヒコボシの旅は柏を抜けたばかりだ。

柏を抜けると店の数も減り、車も減り、逆に爽快感が増してくると、「パーラーしろい」という、日本のお城型のパチンコ店が突如現れる。大して人が入っていないようだが、「本日イベント開催中」と書かれた垂れ幕が一度も外されていない感じなので、信頼度ゼロなのであろう。

更に進むと、道の駅、八千代ふるさとセンターがある。お土産が置いてあると思って寄ってみたが、農作物しか売っていなく、がっくりして以来寄った事がない。

そうこうしている内に、フルルガーデンに到着した。フルルガーデンはイトーヨーカ堂といくつかの専門店で成り立つショッピングモールだ。ここならキャロルのカゴが手に入るのではと思い、巨大な立体駐車場に車を入れた。モール自体も巨大なため、焦りながら探したものの、迷っては同じ場所に戻ってきてを繰り返し、ペット用品は置いていないことを知った。
ちなみに、今まで謎のまま写真を載せてきたが、フルルガーデンの中央広場の光景である。ヒーローの巨大バルーンが、、、。

せっかく来たので、サンリオショップでキティちゃんの可愛いストラップを買った。

いよいよ、目的地まで佳境に入った。キャロルは助手席の下にへばりついたまま出てこない。

千葉北ICを過ぎたところで陸橋を渡らず側道に入る。四街道方面に向かうと、「くいどん」という焼肉店が見えてくる。入口には巨大なダルマが飾ってあり、味がどうこうよりもそのインパクトだけで忘れることの出来ないお店だ。

更に進むと「千葉中央お宝鑑定団」という膨大な中古品を抱えるリサイクルショップがある。あまりの量に3日かかってもすべてを見ることができないだろう。

もうちょい進むと、できたばかりの「ロイヤルホームセンター」という、バカでかいホームセンターがある。ペット館、資材館は別に建っていて、困っちゃうほど広いのである。
ここになら間違いなくキャロルのカゴが売っている。一番安いのは見た目もショボいので却下。高すぎるのは論外。ほどよい価格で可愛いカゴで、「俺んちオレンジ委員会」の目に止まったカゴをかうことにした。

ロイヤルホームセンターの十字路を右折すると、目的地の若葉区みつわ台に到着する。

キャロルよあと一歩だ。
オリヒメにあと一歩だ。

〈つづく〉



ヒコボシとオリヒメ第2話

2005-07-13 09:49:24 | その名も、たぁちゃん。
ヒコボシの旅は始まったばかりだ。

千葉に行くときは、まず、たぁちゃんの部屋がある越谷から辺境の街、ナマズの街、ヘンテコな街の吉川市を素通りし、キッコーマンしょうゆの野田に入る。16号に出てしまえば、ほぼ一本だ。だが、いつもの事ながら一筋縄ではいかなかった。

キャロルの憂鬱な鳴き声を聞きながら車を走らせた。吉川市は素通りし、さっさと16号に入った。
メグミルクの工場、日本理科大を左右に見ながら、柏大橋を渡って柏市に入る。全長10メートルもない柏大橋のどこが大きいのか以前から謎のままである。

柏といっても駅前ではないので、いわゆる柏ではないが、さすがに国道沿いなだけあって、大規模な店舗が連なる。
コジマ電気とヤマダ電気が隣合わせに立っている。売り文句で以前問題になったのは、ニュースでガンガンに取り上げられていたので知っていると思うが、ここのコジマに「ヤマダさんよりやすい」と正面にでっかく書いてあり、隣にヤマダと共にTVに映し出さ出されていた。その後、問題の言葉は別の言葉に置き換えられた。

さらにとなりでこれまた大型のホームセンター、ニコリがにっこりと微笑んでいるのを、横目に見ながら、6号との交差点、呼塚を迎える。呼塚は、常に混雑する困惑交差点なのだが、今日も例外ではなかった。ちなみに、呼塚は「よばづか」と読む。

そして、怪しげな漢方薬のお店に後ろ髪を引っ張られつつ、更につき進む。
すぐに島忠があるのでそこでキャロルのカゴを買うことにした。
今まではいわゆるホームセンターだったのだが、家具やインテリア関係しか扱わなくなったらしく4階建ての広大なフロアにペット用品売り場などなかった。ションボリ店を後にして、キャロルの待つじゃなく鳴く車に戻った。トホホ。

キャロルとヒコボシを乗せたcarolはまだ柏を抜けたばかりだ。

〈つづく〉