突然の別れ

数年前、山形市でのセールの際に靴を買いに来てくれた男性Kさんから

「高校の時、汽車通学で一緒だったよ！」と、声をかけられたのです。

それがきっかけで、山形のセールの時に
高校の時の懐かしい写真など見せてくれたりして、ここ数年、
靴を買いに来てくれた時は、昔話に花が咲いてました。

歌が好きで、のど自慢コンクールにも出たことがあるとか・・・

今年の春にでも、この近間に住んでる汽車通学の仲間で
カラオケにでも行こうか・・・
などという話が出てた矢先でした。

そのKさんが、社交ダンスのパーティに行った先で突然倒れ、
あっという間に天国に行ってしまったのです。

雪が降りしきるなか、プールから帰り、寒い部屋を
暖めようとした矢先、その訃報が飛び込んできました。

驚きと寒さで、体が震えました。

体調を崩したことがあるとは聞いていましたが

詳しいことはわかりませんでした。

最近はとてもお元気そう・・・と、思っていたのに、
まさか、こんなに早い別れがくるとは思ってもいませんでした。

早くに奥様をなくされ、そして、定年後、立派な住宅を購入され
「藤　あや子」のような人と再婚したいと、いつも笑顔で語ってたKさん・・・

倒れたご本人が一番びっくりしてるのでは・・・と
今、そんな思いでいます。

私と同じ歳、
いろんな思いにかられますね。



昨年の暮はいとこの１周忌、
２月の１４日は５０代で亡くなった友人の３回忌、

別れは突然でした。



最近は夫婦喧嘩する暇もないのですが
先日、夫のちょっとした思いやりのない態度に
かなり落ち込み
謝ってくれてるのに何故か口も訊きたくありませんでした。


夫が出かける日までには気持の切り替えもでき
まあ、笑顔で送ることができ良かったとは思っていますが・・・


我々夫婦だって、いつ何があるかわかりません。
其の時、残す方も残される方も
悔いのない様にとだけ心がけとかなきゃ・・・

Kさんとの突然の別れに
改めて、そんなことを考えさせられました。



Kさんのご冥福を心からお祈りいたします。

合掌