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10日間の出張を終えて、夫が帰ってきました。




いつの間にか、辺りはすっかり秋めいてきました。

今年の後半から、夫の仕事を手伝ってくれてた方、二人が
相次いで辞めることになり、その後、新たな二人の方から手伝ってもらってますが
遠いところは夫が出向く事が多くなりました。

商品の搬入、搬出、そして販売と、
70代の夫には結構きつい仕事なのですが
慣れているのか、仕事が好きなのか(笑)
以前は嬉々として?仕事に出かけていました。

今回の事があってからは、色々人の調整などをしてくれてましたが
如何せん、人が足らず、夫が出かけるしかなかったのです。

零細企業の辛い所です。

いまさら仕事を断ることもできず、
私の事、心配しながらの出張だったと思います。

病気を先生に告げられた時も、そして初めての輸血の時、
そして今回、と、夫は長期の出張でした。

仕事だからしょうがない…
何かあっても、夫は傍にいないだろうな、
そんな思いが、常にありました。が・・・

実際に、今回のような事を経験してみると、
想像以上に心細いものがありました。

幸い、良き友人、家族、兄弟親戚に支えられながら、辛い時を乗り越えてきましたが、

同時に、一人暮らしをしてる40数年来の友人の事を考えてました。

体の不調を抱えながら、何時も笑みを絶やさず、
70歳過ぎても未だに仕事をしてる友人です。

自分の事でも精一杯なのに

私の事をとても心配してくれてました。


彼女も頑張ってるのだから、
私も頑張ろう・・・・


そんな事を思いながら時折電話をし、励ましあっていました。



病気がわかってから、そろそろ2カ目を迎えます。


お陰さまで、今は以前と変わらないぐらい元気になりました。


最近は運転も自分で出来るようになりましたし
結構遠出も出来るようになりました。

輸血も2週間に一回(様子を見ながらですが・・・・)

普段の生活で気をつける事など、先生に聞くのですが
「普通でいいから・・・」といつもの答えが返ってきます。



元気とはいえ、夫も若くはないし、夫の体のこと、食事のことなども心配なので
そろそろ家にいてくれるように・・・と話したら、

「冬場は仕事がないから、もうこれからは否応なしに家にいるから」だって・・・

そんな言い方しかできない夫ですが、当分は家にいてくれそうなので
心強いです。







あまり考えたくはないけど、

いつかは誰もが一人になりますし、

万が万が一、私が残さるようなことがあるとしたら(苦笑)

その時の予行練習と思い

一人暮らしに慣れておこう…そんな思いも何処かにはあります。

慣れると、一人暮らしもそう悪いものでもありません。

ただ・・・・
一人だと、どうしても食事が手抜きになります。


昨日、夫が帰ってきたときの我が家の食卓↓



秋、満載!!の食卓です。

一人だと、
絶対に、こういう事はしませんものね。




 
 先日、夫の留守中、

寝起きの時、急に起き上ったら、グラリと眩暈がして、あわてて針治療に行ってきました。

先生に「肩、背中がかなり張ってて、血流が悪くなってる」と言われてしまいました。

以前に比べ、ウォーキングも全くしてないし、
ダンスも休んでいますし、
体を動かすこと、ほとんどしてませんでした。


一時間ほどの治療が終わったら、嘘のようにすっきり・・・



治療院は、飯豊町という広大な田園の中にポツリと建ってます。

冬は道路がなくなってしまうような豪雪地帯ですが

日本の原風景が残ってるような飯豊町は大好きな町です。

カメラ持参でドライブしながら出かけるにはもってこいのところなのですが
紅葉には、まだ早かったようです。


道の駅により、地元の野菜やら漬物、果物などなどを沢山買い込んできました。




秋の日はつるべ落とし・・・

あっという間に暮れていきますね。

そして10月もあっという間に終わろうとしています。





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京都 悟りの旅 パートⅡ

  
↑光悦寺の参道

京都の旅から帰って3週間余り経とうとしています。

今頃の京都は、きっと観光客で賑わってる事でしょうね。

夏から秋への丁度狭間の季節、
何処を訪ねても人影がまばらでゆっくりと観光することができ
旅の疲れをあまり感じることなく過せたのは
そのことが一番だったような気がします。

又、京都駅近くの「アパホテル」が今回の宿で、
移動は市バスを利用してだったのですが、バスの中も混みあうことがなく
ほとんど座ることができて、移動に不安を感じていましたが
全く疲れずに済みました。


光悦寺の後に訪ねた「大徳寺」の大仙院は写真撮影禁止、
素敵な枯山水のお庭紹介出来なくって残念です。

住職の方からいろんな説明やら、良いお話を伺いました。
さらにお土産品もしっかりとすすめられ、ちょっと驚きましたが

お寺さんも自助努力をしないとなかなか経営が大変とのことで、
商売をやってる我々としては、身につまされる思いで
本を一冊、買い求めました。



そのあと訪ねたのが
ガラシャ夫人の菩提寺「高桐院」

前回も載せましたが



参道の緑が美しかったですね~~~。





紅葉時の美しさはいかばかりか・・と思いますね。



次に行ったところが、
「鬼平犯科帳」などの舞台になったという、
今宮神社「かざりや」



のども渇き、丁度小腹もすいていて、
いただいた「あぶり餅」の美味しかったこと!


日も暮れ始め、次に向かったのが今回ご案内して下さった
藤田様のご友人のお店、京割烹「菱」



体の不安を抱えての今回の旅行、
どうにか一日目を無事終えることができ、かなりほっとした思いでした。
でも、ちょっと疲れもあってか
美味しいお料理を残してしまいました。

明日は大丈夫かな?
そんな思いが頭をよぎりましたが・・・


こうして楽しくも、
ちょっと不安でもあった
京都の一日目が終わったのです。







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京都 悟りの旅




9月の24,25,26の3日間、

「東八会有志 京都悟りの旅」に行ってきました。

昨年、南仏の旅を共にした夫の同級生で京都在住の藤田さまご夫妻が、
素晴らしいプランを考えてくださり、山形からの参加者11人で

紅葉にはちょっと早い京都でしたが、

この時期は観光客も少なく
ゆったりとした気持で、奥深い京都を楽しんできました。



最初に訪ねたところは

「迷いの窓」そして「悟りの窓」のある源光庵です。

角型の迷いの窓は「人間の生涯」を象徴し
生老病死四苦八苦を表してるのだそうです。

その窓を眺めながら
私は、この1ヶ月間の怒涛のような日々を振り返っていました。

実は・・・

北海道の旅から帰ってきてから、体調が今一で、
かかりつけの先生に診ていただいたら、極度の貧血で
すぐに精密検査を受けるように勧められ、

血液専門の先生を紹介していただき、いろんな検査の結果

病気が見つかったのです。

大衝撃でした。



なんとか最悪の事態は免れることができ、


今は薬で治る・・との、
先生の力強い言葉を

出張先から病状の説明を聞きに帰ってきた夫、
そしてネットでいろんな情報を調べてた息子と共に聞き、

ほっと安堵したのです。


「taeさん、平均寿命までは大丈夫!頑張りましょう」


たまたま甥の先輩でもあった明るく朗らかな先生は、
何時もこう言って励ましてくれます。

先生と話してると

間違いなく病気は治る…そんな気持ちになります。


難しい病気であることは確かですが
今はいろんな薬があるようです。

ここ数カ月は、薬が効くまで輸血をしながら
朝昼晩とⅠ錠の薬を飲むだけの治療です。

今は完全とはいきませんが
以前の体に戻りつつあり

先生からは、激しい運動さえしなければ
ダンスも、旅行もOK、



特に気をつけることもなく
全くの普段通りの生活をするようにと言われています。


京都旅行に行くころは
輸血が始まったばかりで
かなり不安でしたが、

先生から旅行のお許しが出ていましたし、
夫も一緒なので、折角の機会なので思い切って出かけたのです。

案内役の藤田様夫妻、そして一緒だったお仲間の方々も
色々と気遣ってくださり
無事、旅行を楽しんで帰ってくることができました


今回の事では、友人の平山ご夫妻、親戚の方々、兄弟姉妹、子供達家族、そして夫・・・
みんなが心から心配してくれました。

中でも、北海道旅行に一緒に行った齋藤ご夫妻には一方ならぬお世話になりました。

私が心身共に一番つらかった時期、夫は出張中ですぐに帰ることができず
その間、奥様の笑美ちゃんが、
私にづーっと付き添って、励ましてくれました。

言葉で言い尽くせぬほど、お世話になりました。

今、こうして元気になれたのも
励ましてくれた皆様のお陰と、心から感謝しています。

本当に本当にありがとうございました。





いろんな思いの中で過ごした京都旅行です。

その時の思いをじっくり味わいながら
ゆっくり投稿したいと思ってます。


ブログも長い間、休んでいましたが
何時も沢山の方が見てくださっていて、本当にありがたく思っています。

細く長ーくをモットーに
これからも続けていこうと思っていますので
どうぞよろしくお願いいたします。





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