かっぱ橋から明神池までウォーキング
ちょっと遅れ気味の梅雨に入った山形は
毎日じとじとと雨が降っています。
私達が上高地に行った時は、幸いにも好天気に恵まれ、
上高地を満喫して帰ってきましたが、、
そのあと、土砂崩れで、通行止めになったニュースを見て、本当に驚きました。
本当にトラベルにトラブルはつきものですね。
何処に行っても安全ということはありません。
だから私は最近、出かけるとき、薬だけはかなり多めに持っていきます。
降圧剤、そして喘息のお薬は肌身離さず持ってます。(苦笑
ああ、それと安定剤も・・・
↑(河童橋から撮った写真)
出かける少し前、
上高地に何度も行ってるという友人のnaoママに上高地の見どころを
教えてもらおうと電話をしたら
「今の時期、明神池付近はニリン草が群生してるはず、
そこまで行ってみたら」と薦められ、
お天気に恵まれたので
距離にして7,4キロ、時間にして2時間15分という散策路を歩くことにしました。
まず河童橋を渡り
岳沢湿原に向かいました。
10分ほど歩いた所に、
↑湧水が流れる美しい湿原が現われました。
絵を描いてる人もいましたが、
暫しそこにいて写真を撮っていたい・・・
そんな風に思えるところでした。
歩きはじめたころは、平凡な景色でしたが、
登るにつれ、素晴らしい景色が次々と目の前に広がります。
木道が結構続き、
突然、クラッとして、木道から足を踏み外したら
大変!とおもい、「杖になるものないかしら」と言ったら
夫が途中で枯木を拾い私に渡してくれました。
カメラは夫のリュックの中ですし、
なにも持たない私はそれを杖代わりに歩きました。
ふふふ・・・とってもラクチンでしたよ。
なだらかな上りの木道が続きます。
1月、突然のめまいに襲われ、それからは家にいることが多くなり、
3月には大震災、
石巻の親戚の人たちが家を失ったりと
おおきな被害を受けました。
なかなか出歩く気持ちになれませんでしたが、
思い切って出かけた今回の旅行は
大自然から大きなエネルギーをもらった気がします。
辺りの景色の素晴らしさに見とれながら歩いてるうち、
いつの間にか
↑明神橋に着きました。
明神橋のすぐ近くに明神池があり
大小二つに分かれてて、透明で、とても神秘的な美しい池でした。
関西から来られたというご夫婦に声をかけられ、
話に夢中になっていて、ついシャッターを押し忘れ
数枚の写真しか撮れませんでした。
↑紅葉時、もう一度訪ねてみたいと思った
明神池です。
明神池の近くの休憩処で、ジュースを飲んで一休み・・・
いわなが美味しそうだったけど、
お腹が弱い私は、
「行きはよいよい、帰りが怖い・・・」になっては大変なので,
いわなの塩焼きはがまんし
明神橋付近に群生してるニリン草を愛でながら
ゆっくりとした坂道を下り、河童橋へと向かいました。
↑何処から見ても梓川は美しい・・・
新緑とベストマッチ・・ですね。
小梨平の群生林を抜けて、河童橋に到着、
嗚呼、無事歩けてよかった~~~!
河童橋近くのカフェで昼食代わりに食べたアップルパイの美味しかったこと!(^^♪
そして、水が美味しいからでしょうか、
一緒に飲んだ珈琲がこれまた美味しかったですね。
美しい上高地に別れを告げ
バスに乗り、電車に乗継いで、長野市に向かいました。
その日のお宿は駅前のホテル・メトロポリタンです。
座敷に座って・・より
椅子での食事が楽になりました。
この日は夫の日本酒もすすみ
美味しく夕食を頂きました。
そして翌日、善光寺に隣接する「東山魁夷館」で
ゆっくり絵を見て、(東山魁夷の日本画、夫も私も大好きです(^.^))
それから善光寺をお参りして、
ちょっと早目の帰路につきました。
実はその日、社交ダンスのレッスン日だったのです。
私はとても行く元気がありませんでしたが
夫は2時間、汗を流してきました。
2週間、8時間たちっぱなしの販売の仕事をして、そのあと
旅行をして、
70歳過ぎたというのに
・
・
・
元気な夫にびっくりです。(苦笑)
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いよいよ上高地です。
いよいよ上高地です。
でもその前に・・・
安曇野の田園風景を見ながら、タクシーの運転手さんのおすすめの
信州そばも頂き、
そのあと、
自然に包まれた「ちひろ美術館」にも行ってきました。
孫のしおりちゃんのお土産に絵本を買い、
少し雲行きが怪しくなってきたので、
一寸予定を変更して上高地に向かいました。
日本屈指の山岳リゾート地の上高地が、一体どんなところにあるのかと
ワクワクしながらタクシーにのってましたが、
それはそれは雄大な山々の渓谷の古い長いトンネルを何回も潜り抜けながら
辿り着いた所にありました。
圧倒されるような、覆いかぶさってくるような圧迫感がある山々・・・
バスターミナルに降り立つと、ちょっと空気がひんやりとして、
何処か凛とした感じになりました。
嗚呼~!来てよかった~と思わず呟きました。
そこからその日の宿、上高地温泉ホテルに重い荷物をひきずりながら
向かいました。
歩いて20分ぐらいでしょうか?
美しい緑の木立の間から、ホテルが見えてきました。
チェックインもそこそこに、その日に見る予定の
大正池に向かいました。
行きかう人もほとんどなく、
透き通る様なウグイスの声を聞きながら、
ゆっくり歩いて約30分余りで穂高連峰と、焼岳の麓、大正池につきました。
話には聞いていましたが、昔、写真で見た大正池の面影は全くありませんでした。
10年で大正池の水は十分の一に減ってしまったそうです。
万物、変わっていくのですね。
我々も気持ちは若いつもりでも、今はバリバリの高齢者になりました。
夫は元気ですが、私は今一元気でないときもあり、
いつも心配かけてばかり・・・
夕食時、食前酒で乾杯!と言った後、照れくさかったけど、
今回の旅を計画してくれたことや、そして
いつも心配してくれる夫に感謝の気持ちを
ちょこっとだけ、伝えました。
「いやいや・・・」と夫は苦笑い、
ホテルの企画に、
朝6時から2時間かけての「ゆっくりウォーキング」というのがあり
それに参加するために
かなり早めの就寝になりました。
そして翌朝。。。
見てください!
こんなに晴れ渡った素晴らしいお天気になっていました。
ホテルの従業員の方からも
「1週間ぐらい雨が続いてて、良いお天気になって
良かったですね~」と言われました。
この日は一日歩き回る予定でしたので
雨だったらきっと辛かったかも・・・
何処を見ても山、山、やま・・・
登山は苦手ですが、でも、こうして山を眺めるのは大好きです。
ホテルの部屋から見える高い山・・・
かなり圧迫感を感じますが
なかなかその感じを上手く撮れないものですね。
こういうとき、広角レンズを使うと、
見た目のような迫力を伝えることができるのでしょうね。きっと!
参加者は女性二人と我々だけしたが
オーナー自ら案内してくれて、上高地の高山植物を丁寧に説明してくれてました、
が・・・
私はあちこちの景色の素晴らしさにただただうっとりして、
お花の名前を頭に留めておく余裕がありません。
そしてただただ風景写真をバシャバシャ撮ってました・・・
↑田代湿原
↑田代池
とても美しいところでしたが・・・
上手く撮れませんね~。
朝食を済ませ、
9時、ホテルを出て、バスターミナルに荷物を預け
いよいよ上高地のシンボル的場所、
河童橋に向かいました。
青いそら、そして白い雲
残雪の穂高連峰も素晴らしい!!
けど・・・
梓川の美しさがなんと言っても一番かな~~~。
あまり長くなったので、
次回につづく(笑)です。
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安曇野・上高地・長野の旅物語 パート①
昨日、そして今日と、
まるで5月を思わせるような青い空が広がり
吹く風も爽やかで、とても気持の良い日が続いています。
先日行った上高地の時のよう・・・
そんな事考えながら、パソコンに向かっています。
旅行に出かけた日から
もう1週間以上が過ぎてしまいました。
6月の5日(月曜日)、
松本で仕事をしてた夫と、長野の旅をするために、
私が山形を出発したのは昼ちょっと前・・・
今年の1月に体調を崩してから、出歩くこともなかった私に
長野の旅を計画してくれた夫から、
出かける数日前に
キップやら、旅日程が届けられました。
体調のことがちょっと心配でしたが、
夫との旅は、我がままが言えますから
エイッ!とばかりに、
なんと、3脚まで持って出かけたのです。(苦笑
松本には、5時間半かかって到着
夫が出迎えてくれました。
その日は、夫の定宿、ルートイン松本に泊まり
翌日、朝9時
貸切のタクシーが迎えに来てくれました。
まずは神様にご挨拶と
穂高神社・・・に、
旅の安全を願って柏手を打ち、それから
「碌山(ろくざん)美術館」へ向かいました。
シックな建物です。
荻原碌山の代表作 「女」
説明文を読んだあとに見たせいか
いろんな思いのこもったこの作品は、
印象にのこりました。
でも後の作品はよくわからず・・・です。(笑
それから・・・
日本一の規模を誇る、大王わさび農園に向かいました。
水車のある風景です。
以前に来た夫が撮った写真を大きく引き伸ばし、
居間に飾ってありますが、
その時の構図を真似て撮ってみました。
帰ってきてから、改めて夫との写真と比べてみました。
もう綺麗さが全然違います。
夫が撮った日は5月の爽やかな日だったそうですが、
川の流れにまだまだ透明感があり、木々の緑も優しく、
あの時の美しさと今回は一寸違っていたと、夫が言ってます。
風景との出会いも
一期一会・・・なんですね~。
色濃くなった木々の緑、
そして透き通る川の流れの緑に、
一寸すい込まれそうになります。
暫く、じーっとして佇んでいたい・・・
始めて見る私にとっては
本当に素晴らしい景色でした。
そんな所に、ボートが・・・
ボートから見る景色も又素晴らしいのでしょうね。
広大なわさび畑を見て、
その傍にあるお店で、お土産にわさび付け買い求め
しっかりわさびソフトも食べて
次の所に向かいました。
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まんさくの庭 & くりん草
5月はあれよあれよという間に過ぎてしまい、
6月こそは、じっくり腰を据えて日々を送らねばと
心してる所です。
で、さっそくブログUPでして・・・(笑
6月の3日
私のすぐ上の兄夫婦が長兄の見舞と、そしてお墓参りに来てくれました。
兄弟が訪ねてくれるのはとても嬉しいようで
長兄は一際元気そうに見えました。
数年前までは、ゴルフを一緒にしたりしていたし、仕事の業種も同じなので
話が弾みます。
今は7人の兄弟ですが、
先日は妹のyunさんが来てくれたし、兄弟が多いって
良いですね~。
ゆっくり兄と話をした後、
我家にも立ち寄ってくれました。
二階が空いてるので泊まることをすすめていたのですが
温泉でゆっくりしたい・・と上山(葉山)温泉の「名月荘」に
宿の予約をしており
私が送って行きました。
リニューアルしてからもう十数年になるという名月荘に
始めていきましたが、
自然に囲まれた緑豊かな落ち着いた佇まいの宿でした。
翌日の朝、9時半に
迎えに行きました。
朝から好天気で、蔵王が一望できるお庭で兄夫婦をパチリ!、
晴れ夫婦といってるだけあって、一昨日も、昨日もものすごい良いお天気です。
この時期のお天気は最高の贈りものですね。
そしてこのお宿は
とても落ち着ける良い宿だと兄夫婦が言ってました。
午後の3時半の新幹線で帰るという
あわただしい日程だったのですが、
少しだけでも、新緑の山形を見てもらおうと、
西蔵王に案内することにしました。
途中、姪のY子ちゃん宅に立ち寄り
珈琲だけいただく予定が、何と何と、次々と
美味しいお料理が運ばれ、早めのランチとなってしまいました。
それにしても、Y子ちゃんのお料理は早いし、美味しいし
玄人はだし・・・です。
そして目指すは・・・
西蔵王にある「まんさくの庭」
何度か訪ねていたのですがタイミングが合わず、
なかなかお庭を見せて頂く機会がありませんでした。
実は土曜日も12時までだったのですが、その時間を過ぎていましたが
ご主人のご厚意で、見せていただけたのです。
本当にラッキーでした。
広大なガーデンで、今回の写真はほんの一部です。
次回行った時は、山形の山々を借景にしたお庭を
撮ってみたいですね。
山形新聞に、こんな記事が載りましたので
ご紹介しますね。
山形市西蔵王高原の約3300平方メートルで数百種類の花を育て、
オープンガーデンとして公開しているMさんご夫妻の庭「まんさくの庭」・・・
雪解けとともに、クリスマスローズやフクジュソウ、ミスミソウなどが咲き始めた。
まんさくの庭は日本園芸協会が主催する2009年度の全国ガーデニングコンテストで、
最高賞のゴールドメダルを受賞した。
ことしも5月から10月まで曜日や時間を区切って公開する。
Mさん夫妻は岡山県出身で、転勤で訪れた山形市を気に入り、
2001年に東京から移り住んだ。
以来、原野だった自宅の周りを丹念に手入れし、
雪が積もる冬季以外、さまざまな花を咲かせている。
数年前からは一般の人にも公開している。
全国ガーデニングコンテストでは、
園芸種と野生種が入り交じる花庭が高い評価を得た。
今はまだ雪が残っているが、
5月の連休ごろには庭いっぱいにスイレンが咲きそろう。
チューリップ、バラ、アジサイなどが次々に咲き、
6月の庭は最も華やかな時期を迎える。
花の咲く時期を少しずつずらして植えたことで、
1週間ごとに趣が変わるという。
「1日の温度差が大きいほど鮮やかな色になるようだ。
花を見ていると元気が出る。
訪れた人たちが癒やされてくれればいい」とMさん夫妻。
観賞に当たっての最低限のルールは庭園内に設けた遊歩道を歩き、
植物を踏まない、採らないなどで、
公開日は
水曜、土曜が午前10時~正午、
日曜は午後1時~4時。
入園料は250円で、
ティーサービスが400円。
問い合わせは ℡ 023(626)2066
たまたま奥様がお留守で案内してくださったご主人です。
とっても優しい方でした。
米沢から来てたグループとご一緒になりましたが
なんと、顔見知りの方達でした。
くりん草・・だそうです。
可愛らしい!!
もう少ししたら、薔薇が咲きだすことでしょう。
もう1度来なきゃ!!
お墓まいりもしなきゃならないし、
そして、帰りに又兄に逢ってかえるというので、
慌ただしい時間でしたが、
本当に心癒される時間を過ごすことができました。
ご主人の手作りの門、そして立派な扉に見送られて
「まんさくの庭」を後にしたのです。
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