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65年間、水も食料も摂らずに生きる男

2010-05-01 13:28:20 | ヨガ

65年間、水も食料も摂らずに生きる男
【Indiatimes】先月、英魔術師デヴィッド・ブレインは水のみで44日間生き延びるという離れ業をやってのけ、世界を驚かせた。しかし、この男の前でそんな話は一体何の驚きとなるだろうか。男の名前はプララド・ジャニ(76)、世間からは"Mataji"と呼ばれる彼は過去65年間に渡って食事はおろか、一滴の水すら口にしていないというのである。またその為当然、一切の糞尿も排泄しないという。ジャニ氏は現在、インドはアーメダバードの北120km、アンバジの洞窟で隠遁生活を送っているが、話によれば彼は8歳の時に女神に祝福され、そのような特殊能力を得たという。そんな人間が本当にいるのだろうか?そして食事も水も取らずに、一体どうやって生きているのか?人間の在り方を根底から覆すこのジャニ氏の存在は、インドはアーメダバードの医師ら400人以上からなる学会(DISPAS)でも話題となり、医師らは専門の研究団を結成し、ジャニ氏の体を10日間に渡って精密検査する事にしたのである。(追記:その後のAFPの記事では65年間でなく、68年間と報じられていますが、どちらが正しいのかは不明。)

研究団は内科医、心臓病学者、神経学者、神経外科医、消化器病学者、他多数の各分野の専門家によって構成され、各々が専門の分野に関して10日間に渡り、ジャニ氏を診断、その間ジャニ氏は監視カメラの下に置かれ、昼夜のローテーションで分けられた研究団スタッフによってその動向を24時間注視されていたのである。またその間ジャニ氏は風呂に入る事は禁じられており、口を洗う為に100mlの水を用意されたものの、ジャニ氏の使用後に水はきちんと回収され、その量を検分するという徹底的なものだったのである。

「確かに、11月12日にここに来て以来、ジャニは一度も尿をしなかったね。食べ物はもちろん、一滴の水も飲んでいない。検査の結果では彼の体はこの10日間、全く正常で何も変化は無かったね。当初この計画は7日間の予定だったんだけど、全く彼の様子に変化がないから、少し延長させてもらったんだ。」 研究チームの秘書を務めるUrman Dhruv医師は語った。

そしてこれまでの検査の結果、ジャニ氏の体からあるひとつの特徴が発見されたという。ジャニ氏の体の中では尿が外に排泄されずに、再び膀胱壁に再吸収されている事が確認されたのである。

「ジャニ氏には血圧検査から脳のスキャンまでほとんど考えられるありとあらゆる内科検査を行わせてもらったけど、結果はどれも全く異常がないよ。おそらく彼の年齢の他の人々よりも健康っていう程度だね。この人の存在は、もしかしたら人体の理解と医学の新しい次元へのきっかけになる可能性もあるね。」調査に参加した神経科医Sudhir Shah氏は語った。実はShah氏は以前、411日間の断食を成功させたHiraRatanManek氏の調査にも参加しているが、「これは今までのそうした人々のケースとは完全に異なるね。一切の排泄を行わないのは初めての現象だ。これはちょっと前例がないだろう。」と語った。そして現在、ジャニ氏の調査を終えた研究チームはジャニ氏の現象に関してなんら医学的な説明を得られていない。

一方、検査を終え、噂通りのその能力を医学の前に証明したジャニ氏は記者団の取材に答え、「私は口蓋の穴から不老不死の薬を得る事が出来る。それがあれば私には水も食料もいらないな。」と語っている。そしてそのまま静かに洞窟に帰っていったという。

また検査に当たった別の医師、DineishDesai氏は機会が有れば再度ジャニ氏に協力を依頼し、次回はジャニ氏が語る口蓋の穴を徹底的に調べたいと話している。また医師らは今後、NASAでジャニ氏を検査してもらう事を希望しているとのこと。


【参考】断食情報のインデックスページ | Amrit不老不死研究所

【関連 51.ORG : 何も食べず、何も飲まない人々 - 人は不食で生きられるか

Posted by : X51 | 2003年11月24日 18:07


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