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原発やめて太陽光

2011-05-08 11:16:35 | ニュース
日本と同じ地震国のイタリア。

日本より早い 1963年に原子力発電所(以後 原発と記載)の運転を開始。
4基が操業していました。しかし86年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故が大きな衝撃を与え、87年の国民投票で原発全廃が多数に。
運転していた原発は90年までに閉鎖され、新設計画も撤退されました。
 ところが「原子力ルネサンス」が宣伝されるもとベルルスコーニ首相は2008年、原発復活を掲げました。15年から建設を始め、8~10基を新設。
30年までに電力の25%を原発で賄う目標を立てました。
これに対して野党の要求で、同計画の是非を問う国民投票が、6月12日に実施されることになっていました。

 そこに起こったのが福島原発事故です。
政府は直ちに原発復活計画の1年間凍結を決定。しかし世論調査では、計画に「反対」と「強く反対」が75%に達しました。そこで政府は、凍結の無期限延長に転換しました。

ロマーニ経済発展相は、今後20年間のエネルギー戦略を年内に示すと表明。
当面は化石燃料源を多様化っし、再生可能エネルギーの研究開発を支援すると語りました。

政府の新方針は原発復活計画を放棄するとは明言していません。
「原発拒否という結論が出るのが明らかな6月の国民投票を回避し、ほとぼりが冷めるのを待っているだけだ」との批判があります。

イタリアは今、太陽光発電が急速に普及している国として注目されています。
ドイツが世界で一番ですが、二番目に位置しています。

イタリアで太陽光発電の普及が急速に進んだのは、電力の固定買取制度が導入された05年以降です。



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