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ダイエットに役立つかな!!

2009-08-09 05:15:15 | 太極拳
   ダイエットに役立つかな!!     放送大学「運動と健康」 P76~86 

 体重の増減は、原則として摂取カロリーと消費カロリーの差に依存する。
 そして、摂取カロリーが消費カロリーを上回った場合に、脂肪として体内に蓄えられることになる。

例えば、一日に200kcal の余剰があるとすると、6ヶ月でおよそ36.000kcalとなる。脂肪1kgは7.730kcalに相当するから、この36.000kcalは、脂肪4.657kgに変換されて体内に蓄えられることになる。
 
200kcalはビール500ccほどに相当する。200kcalを運動によって消費しようとした場合には、50~60分間のウォーキングあるいは20分ほどのジョギングをしなければならない。
 
 体重増加は実に簡単であるが、運動による減量はいかに困難であるかが理解できる。
 


食べないで痩せるという行為には及ぶことのないようにしたい。 

健康な身体を維持したいと思うなら、いろいろな食べ物をとることが必要です。

一日、3回の食事はそのためにも望ましい習慣です。



糖質(炭水化物)、脂質(脂肪)、たんぱく質を3大栄養素と呼ぶ。これにビタミンとミネラルを加えて5大栄養素という。

3大栄養素は多くの身体機能にとって必要となる。とくにエネルギー産生、細胞構築、生理機能の調節に重要である。


3大栄養素のどれも過剰に摂取すると、体脂肪が増加する。


糖質もたんぱく質も余分に摂取すると脂肪に変換される。


それは、これらの3大栄養素はすべて炭素、水素、酸素によって構成されているからである。

なお、たんぱく質はこれ以外に窒素とイオウを含んでいる。

これら3大栄養素は、その比率は異なるものの、ほとんどの食物にすべて含まれている。

それぞれの栄養素の特徴は、
 糖質・・・筋肉の収縮をはじめとする生命維持に必要なエネルギー源として重要な働きをしている。
 脂質・・・重要なエネルギー源であるが、他の栄養素に比べて比較的体内に貯蔵しやすい。
      蓄えられた脂肪組織は主要臓器を外傷から守ることができるし、皮下脂肪には断熱効果がある。
      ただ、脂質の場合には摂取過多がしばしば問題になる。
 たんぱく質・・・細胞膜のところで水の出入りを調整し、体内の水分バランスの制御に関わっている。
 ビタミン、ミネラル・・・生命に必須の機能を行うのに身体に少量必要な栄養素である。
          摂取量が少ないと欠乏のため生理機能が異常になったり病気を招いたりする。
          過剰摂取も生理機能の異常や病期を招くことがある。


 ビタミンやミネラルの必要量を満たすためにサブリメントが必要な場合があるが、どのビタミンやミネラルもサブリメントで推奨摂取量を上回ってとることは、望ましくない。