認知症でみられる食事の変化として
①異食....食べ物ではない物を食べてしまうこと。
②過食....食べた事を忘れて何度も食べてしまう、目の前にある食べ物を全て食べてしまうこと。
③小食....認知症やうつを併発し食欲が低下し少量しか食べられないこと。
④食べ方の変化....箸を上手く使えなくなり手で食べたり、1品ずつ食べてしまうこと。
⑤嗜好の変化....それまで食べなかった物を食べるようになること。
などがあります。
この中でも小食の方への対応が難しく、その方の好む食品、形態、補助食品など少しでも多く食べて頂けるように考え対応しています。
利用者のSさんは自力摂取される方ですが、摂取量が少ない為高カロリージュースもつけています。ジュースは飲んでくれますが食事は完食できることはありませんでした。先日のお弁当の日、ペーストの食事がきれいにお弁当箱に盛られ配膳されました。他の利用者の食事介助をしていると「あ!全部食べてる」と声がした方を見るとSさんが完食されていました。普段はなかなか食が進まないのにあっという間に完食!! 「すごいね~すごいすごい」と思わずみんなで喜んでいるとSさんもニコニコ😊 されていました。
見た目が変わるとこんなに違うものだと改めて実感したひとときでした。