令和3年度より新設された自立支援促進加算。少しづつではありますがユニットケアへの取り組みと並行して自立支援促進加算に向けて取り組む事になりました。
介護職が取り組む内容として大きく4つで
1.廃用性機能障害を防ぐ支援として、基本的に回復が期待できるものである
事を踏まえ「寝たきり」となることを防止する取り組み。
2.食事時間・嗜好等への対応として、要介護状態となる以前の生活にどれだ
け近づけるかという観点から食事の時間、慣れ親しんだ食器の使用、個
人の嗜好や見栄え等に配慮した食事の提供。
3.排泄に関する具体的な取り組みとして「排泄は、入所者ごとの排泄のリ
ズムを考慮しつつ、プライバシーに配慮したトイレを使用すること」多
床室におけるポータブルの使用は避けることが望ましい。夜間、定時に一
斉に巡回してすべての入所者のオムツを一律に実施するような対応が行わ
れていない事。
4.入浴に関する具体的な取り組みとして「入浴は特別浴槽ではなく、一般
浴槽での入浴とし、回数やケアの方法についても個人の習慣や希望を尊
重すること」流れ作業のような集団ケアとしない為、マンツーマン入浴
ケアの様に同一の職員が居室から浴室までの利用者の移動や脱衣・洗
身・着衣などの一連の更衣に携わる事。
とあり、施設では排泄と入浴に関する具体的な取り組みを始めることになり、まず委員会では入浴時間の調整と人員配置を検討し実施を開始しました。
これまでが流れ作業的な集団ケアであっため、職員には戸惑いも出ていますが、ユニットケアに繋がる対応である事を考え取り組んでもらいたいです。