旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20220519 北海道春編⑪ 名残り月の丘で撮影 東川町~旭川市

2022-05-19 05:19:01 | Weblog




5月19日(木) くもり(時々日差しあり、夕方一時雨)

予報は下り坂、しかし月が見えていたので出かけると、山は十勝連峰、大雪山とも
見えており、あまり期待はせず、日の出を待った。


    

満月から二日経った月。


    

薄い雲が広がっている以外には目立った雲もなく、平凡な夜明けだろうと思いきや、
またも突如上空をいい感じの雲が漂い始めた。


    

今日こそは!と思わせておきながら、結局周辺の雲はほとんど焼けずじまいだった。
このあたり紙一重、いったい何が結果を分けるのだろうか? わからぬまま、死ぬまで
振り回されるであろう。

このあとも鈍いながらも日差しはあったので、再びキガラシ畑で撮影。

連日登山以来体はガタガタ、疲れが抜けきらずもうアカン、以降休養に徹する。

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20220518 北海道春編⑩ 黄色く染まった丘で撮影 東川町~美瑛町

2022-05-18 05:18:01 | Weblog



5月18日(水) 晴れ時々曇り

晴天の続く北海道、この日も山はよく見えていて、雲がなさ過ぎて平凡な夜明けかと
思いきや、大雪山上空にいい塩梅に雲がわき始めて…


    

これはもしかしたらと期待させるも、結局それほど焼けずに終わってしまった。

その後も日差しはたっぷり、朝の撮影をそれなりに敢行していったん切り上げる。


         

土井商店で土産を購入しておく。磯自慢の廉価版があったので、これは自分用に。
さらに三千櫻(みちざくら)・純米を2本購入し、1本は義弟用のお土産とする。

元々岐阜県にあった三千櫻酒造は、温暖化に伴う酒造りの難しさなどから寒冷の地を求め、
水資源も豊富な東川町へ近年蔵ごと移ってきた酒造会社だ。北海道米のななつぼしを
酒米として使っているという。どんなお味なのか、楽しみ。


    

大休憩の後、午後の撮影開始。旭川空港近くにキガラシ?の大きな畑があり、ここで
撮影を楽しんだ。大雪山や十勝連峰も一緒に写し込めるので、「えーぞ、えーぞ」と
喜んでいたら、他の撮影者は皆逆方向を狙っている。空港から離陸する飛行機を待って
いたんやなあ。


    

北瑛の北西の丘展望台へ立ち寄るのは、いったいいつ以来だろうか? 遠望からも
付近が黄色く染まっているのがわかったので、それに誘われやってくると、なるほど、
広大な菜の花畑が出現していた。大きな菜の花畑を見るのは久方ぶりなのでそれは
いいとして、いかんせんロケーションが悪すぎる。肝心の山と一緒には、うまく
写し込めないんだよなあ。この畑が観光用だとすれば、もう少し配慮がほしかった。

今回の旅行は、青森へ菜の花畑を見に行くのと、どちらにするかで出発前ずいぶん
迷った。思いがけず、キガラシ、菜の花で黄色く染まった風景を堪能できたので、
こちらにして正解だったとしておく。
    

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20220517 北海道春編⑨ 東ヌプカウシヌプリ登山パート2 鹿追町~士幌町

2022-05-17 05:17:01 | Weblog



5月17日(火) 晴れ時々曇り歩いた

情けないことに、一日歩いただけですでに体はガタガタ。幸い貼っておいた湿布が
効いたようで足の調子は悪くなく、二日続けての東ヌプカウシヌプリへの登山を決行する。

天気はさらに安定し、本日は風も穏やか。


    

この日も稜線からウペペサンケがきれいに見えていた。


    

山頂到着。手袋忘れもんとちゃいます、私のんですわ。


    

ガレ場から望む日高山脈。


    

風が弱かったのが良かったのか、この日は出だしからナキちゃんが頻繁に出没した。
グループのリーダー格的なオス(?)、口元ケガしているように見える。現像時
拡大して確認してみたい。(追記:左上部のすべての歯が外れているようだ。
先天的なものか、それとも何かしらトラブルに見舞われたのだろうか?)

やはりひとつのテリトリーに複数のナキウサギが同居しているらしい。一匹が
エゾムラサキツツジをくわえたその決定的瞬間に、巣穴から飛び出してきた別の
ナキちゃんがチャチャ入れたので、ほっぽり出して逃げてしまい、撮影好機を
逃がす。さらに言うと、そのタイミングは、二匹同時に撮れるチャンスにも
かかわらず、一瞬の出来事にシャッターは押せず、フリーズしちゃってる…
肉眼では見てるのにねえ。    


         

下山時、谷筋。


    

登山口付近から西ヌプカウシヌプリ。すっきり晴れ渡った。


    

じろう食堂で「カツカレー・840円」。

このあとの行動をどうしようか迷ったが、温泉で休養後、旭川方面へ長距離移動する
ことに決めた。疲れた体、ビタミンドリンクをグビっと飲んで、ファイト一発!

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20220516 北海道春編⑧ 東ヌプカウシヌプリ登山パート1 鹿追町~士幌町

2022-05-16 05:16:01 | Weblog



5月16日(月) 晴れ時々曇り

春先に登るのは今回が初めての東ヌプカウシヌプリ。万が一に備え、簡易アイゼンのみ
装備に加えておいた。


    

しかしそれは杞憂だったようで、登山道には数か所にわずかな雪渓が残る程度だった。


    

阿寒方面から登る太陽。


    

稜線斜面に残る雪渓。遠景の山はウペペサンケ。


    

山頂到着。


    

ササ原からガレ場へ向かう道。ほんの数メートル歩くことになる雪渓は、カチンコチンに
凍り付いているので慎重に歩くべし。山頂付近の気温は0℃前後だったと思われる。


    

ガレ場から日高山脈がきれいに見えていた。

さて、お目当てのナキウサギ、鳴き声が数回聞こえた程度で、あとはシ~ンと
静まり返っている、強風が災いしたのだろうか? 今回は成果なく終わるかと
あきらめかけた頃、ようやく闊達に動き回る個体が登場、撮影できた。しかし、
数年前と比べると、明らかにガレ場全体の個体数は激減してしまったと感じた。

ひとつのテリトリーに二匹住み着いているのに気がついた。ペアだと確信したら、
もう一匹いるではないの? 君、間男?


    

帰路、ウペペサンケがきれいに見えていた。


    

登山口付近からの西ヌプカウシヌプリ。


    

士幌のじろう食堂で「大ぶりザンギ定食・740円」。

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旅にしあれば(2022.05-1)~北陸~東北春編⑤

2022-05-15 23:59:59 | 旅にしあれば



ここの桜群は以前から気になってはいたが
山と一緒に写すことができないのでスルーしていた

少し離れた場所におのればえしている菜の花越しになら
鳥海山を入れて写せることに気がついて、三重奏を狙ってみた

桜並木がもう少し長かったり、奥の林の背丈が低ければなお良かったが
こちらの要望のすべては通らない

【菜の花と桜と鳥海山~遊佐町にて 2021.04.11撮影】




前回訪れた際にこの撮影場所を見つけ
今回数日滞在し天候と花のピークを合わせ、ようやく撮影できた

こちらから眺める鳥海は優美な山容で、まさに出羽富士

遊佐町側からのダイナミックな山容と好みが分かれるだろう

【早朝の桜並木と鳥海山~由利本荘市にて 2021.04.16撮影】

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20220515 北海道春編⑧ お土産と図書館 上士幌町

2022-05-15 05:15:01 | Weblog



5月15日(日) 曇り時々晴れ一時雨

今朝になって、旭川方面の天気予報が晴れマークに変わっていたのには驚いたが、
実際のところはそんな急に晴れてくる気配はなく、予定通り長躯十勝側へ移動した。
十勝側は晴れ間が多いが不安定で、強風が吹き、一時雨も降った。

さっそく、忘れないうちにお土産のハチミツを十勝養峰園で買っておいた。今回は
高級品「アカシア蜂蜜」と「トチ蜜」を購入。トチは初めて買うことになる。

前回買った「ナタネ蜂蜜」は、最初ちょっとあくの強さを感じたが、それに慣れて
気にならなくなると、くせになってしまう濃厚なお味だった。


    

図書館で萩尾望都さんの「ポーの一族」第2巻を読む。滞在中休館日を挟んだこともあり、
数話収録されているうちの一話分しか読めなかった。
    

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20220513 北海道春編⑦ 食べ収め?のトリトン 旭川市

2022-05-13 05:13:02 | Weblog



このところ、お手軽に北の海の幸を味わうのによく利用させていただいていた
東川の「笹一」が『従業員にコロナ感染者が出たため、しばらくの間休業します』
との貼り紙を掲示し、閉店していたのは誠に残念だった。

それで代打が回ってきたのが久々の「トリトン旭神店」。北海道の回転寿司店は
価格高騰が続き、サンマの不漁も重なって、近年積極的には利用しづらい状況だった。
笹一の休業、就職祝い(というより、それでしばらく北へ来れないから)とを兼ねて、
久々の来店となった。もしかしたら、これが最後になる可能性も?

数年ぶりに来てみると、その間コロナ禍を経て、店内の状況は様変わりしていた。
一番の驚きは、店内がとても静かになったこと。元来トリトンは寿司職人たちの
掛け声が闊達で、場合によってはうるさいくらいににぎやかっだったことがある。
それが最低限度の挨拶以外は、皆黙々と寿司を握っているだけになった。
しかも注文(会計を促すのも)はすべてタッチパネルで行うように変更され、
職人さんや店員さんに声をかけることはほぼ皆無となったのだ。


    

寿司の値段は、以前から比べると相変わらず驚くほどお高い。祝いを兼ねているので
奮発しようかとも一瞬考えたがやめておき、安いネタ中心に皿数も抑え気味にして、
どうにか笹一で寿司定食を食べる程度と同額に抑えることができた。でもそれが
いいのか悪いのか… 心の赴くままに注文していたら、お勘定は軽く2500円は
超えていただろう。

最後は「サケのあら汁」で〆た。再訪する機会があるのかどうか、今の時点では
まったくわからない。

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20220513 北海道春編⑥ 穴掘蝦夷黒鳥 東川町

2022-05-13 05:13:01 | Weblog



5月13日(金) 曇り時々雨


道の駅すぐ横の街路樹、地面の土が掘り返されたような跡があり、なんだろう?と
不思議に思っていたが犯人がわかった。カラスがエサを求めてくちばしで土を
ほじくり返していたのだ。暇だったし、車内からしばらく観察を続けてみた。


    

何が潜んでいるのか? 最初ミミズかと考えたがどうもそうではないようだ。


    

気配やにおいを察知しているわけでなく、おそらく適当に手当たり次第にくちばしを
突っ込んでいるのであろうが、その割に十回に一回程度の頻度でありつけているらしく、
効率はいいようだ。それで判断すると、相当数その獲物は土の下に潜っているらしい。
最初、どうやってそのありかに気がついたんだろうかねえ。

見つけるとすぐに食べてしまうので、結局その正確な正体はつかめず仕舞いだった。
1cmあるかないかの小さな白い物体で、おそらくは、コガネムシか蛾の幼虫では
なかろうか? 正体を確かめたいし、スコップさえあれば、私もほじくり返したい
ところなのだよ。


    

途中からもう一羽加わった。つがいだろうと思われる。

横溝正史の『鴉(からす)』という推理小説を読み終えた矢先だったので、なにやら
因縁めいたものを感じた。その作品内で、カラスが一羽血祭りにあげられてしまうは、
君たちには内緒、ここだけの話。

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20220512 北海道春編⑤ 図書館にアカゲラ 東川町

2022-05-12 05:12:02 | Weblog



しばらく前に、ドラミングが響いているのに気がついていたので、キツツキの仲間が
図書館敷地内の木々に来ていることはわかってはいた。

窓辺の席に陣取っていると、すぐ目の前の木にアカゲラが二羽同時にやってきた。
ペアなのかと思ったら、バトルってる場面もあった。単にじゃれあっていただけなのか?
そういう決定的なシーンをコンデジで追いかけるのって至難の業、撮れなかった。


    

その木には巣箱も設置されていたが、アカゲラが使うには間取りが小さすぎるようだ。


    

巣に適した大きなムロのような穴が近くにあるのか、それともエサを求めて飛来しただけ
なのか? 周辺には、カラマツを中心に、松の種類の木がたくさん植えられている。

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20220512 北海道春編④ イチかバチかの上湧別 東川町⇔上湧別町

2022-05-12 05:12:01 | Weblog




5月12日(木) 曇り時々晴れ

天気が崩れる前の朝焼けを期待したが、惜しい!ところでジエンド。


    

十勝連峰がすべて見えているのが逆にもったいない感じ。


    

大雪山山頂の雲もすっかりなくなってしまった。


今朝になって予報が少し変わり、天気の崩れが当初の見込みより小さく、遅くなってきた
ようだ。さてどうしようか? 休養日を返上、晴れマークのあるオホーツク方面へ向かい、
急きょ上湧別のチューリップ公園へ久々に行ってみることにした。

どれくらい移動時間がかかるのか見当がつかず、行き当たりばったりでの見切り発車だ。
しかし旭川紋別自動車道路が遠軽まで延伸された効果は絶大で、時間的距離は想像以上に
短かく、8:30頃に現地に入れた。


    

信号待ちの車内から撮影した遠軽の瞰望岩(がんぼういわ)。「とらべるまん」ネタ
ですね、過去一度だけ登ったことあり、懐かしいなあ。


    

「晴れ」にもいろいろあるし、オホーツクといっても広いので、果たして上湧別が
本当にいい天気なのかはわからず、イチかバチかであった。しかも、公園のHPの
ライブカメラ映像がいまいち精度が悪く(わざと曖昧にしている?)、チューリップが
現時点でどういう状態なのかもよくわからないまま出かけるしかなかった。

しかし結果上々、8年ぶりくらいに色の重なりが美しい広大なチューリップ畑を
青空の下堪能させていただいた。急な思い付きが、いいほうに出た稀有な例。

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