5月18日(水) 晴れ時々曇り
晴天の続く北海道、この日も山はよく見えていて、雲がなさ過ぎて平凡な夜明けかと
思いきや、大雪山上空にいい塩梅に雲がわき始めて…
これはもしかしたらと期待させるも、結局それほど焼けずに終わってしまった。
その後も日差しはたっぷり、朝の撮影をそれなりに敢行していったん切り上げる。
土井商店で土産を購入しておく。磯自慢の廉価版があったので、これは自分用に。
さらに三千櫻(みちざくら)・純米を2本購入し、1本は義弟用のお土産とする。
元々岐阜県にあった三千櫻酒造は、温暖化に伴う酒造りの難しさなどから寒冷の地を求め、
水資源も豊富な東川町へ近年蔵ごと移ってきた酒造会社だ。北海道米のななつぼしを
酒米として使っているという。どんなお味なのか、楽しみ。
大休憩の後、午後の撮影開始。旭川空港近くにキガラシ?の大きな畑があり、ここで
撮影を楽しんだ。大雪山や十勝連峰も一緒に写し込めるので、「えーぞ、えーぞ」と
喜んでいたら、他の撮影者は皆逆方向を狙っている。空港から離陸する飛行機を待って
いたんやなあ。
北瑛の北西の丘展望台へ立ち寄るのは、いったいいつ以来だろうか? 遠望からも
付近が黄色く染まっているのがわかったので、それに誘われやってくると、なるほど、
広大な菜の花畑が出現していた。大きな菜の花畑を見るのは久方ぶりなのでそれは
いいとして、いかんせんロケーションが悪すぎる。肝心の山と一緒には、うまく
写し込めないんだよなあ。この畑が観光用だとすれば、もう少し配慮がほしかった。
今回の旅行は、青森へ菜の花畑を見に行くのと、どちらにするかで出発前ずいぶん
迷った。思いがけず、キガラシ、菜の花で黄色く染まった風景を堪能できたので、
こちらにして正解だったとしておく。