旅にしあれば

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気ままに歩くとしましょうか…

ドイターの新購入バックパック実装試験

2020-03-10 19:05:00 | ライカはローリングストーン



昨年末に購入したドイターの大型バックパック。これまで使ってきたモンベル製と比べると、
発表されている容量的にはあまり変わらないものの仕様はかなり違っていて、今後使い方、
パッキングの仕方など変わってきそうなので、前もって試したいと思っていたのです。
実際の山泊まり装備を用意するのって、これがけっこう面倒くさく大変で、あまり進んでは
やりたくない作業なのですが、今かなりまとまった時間がありますしね。出かける直前に
なって泡を食うよりかはいいかと重い腰を上げました。

写真はほぼ実践並みの装備(テント二、三泊想定)をパッキングしてみた様子。私の場合
撮影登山がほとんどなので、三脚まで取り付けてみたところ、まずまずしっかりとサイドに
固定できるようでした。


        

左右の重量バランスを考えると、逆側にはサイドバックを取り付け、水などの
重いものを入れてバランスをとりたいところながら、ドイターにはそういった
オプションは用意されていないようなので、致し方ありません。写真のような
500ミリ程度の容量のボトルをポケットに装備するしかないのかも。


これまでのモンベルとの違いは、サイドバックの有無のほか、今度のドイターは2気室で
あることと、ボディがスリムで奥行き(厚み)が少ないことがあげられましょう。

厚みのなさは外観からある程度感づいてはいましたが、実際に荷物を詰めてみるとこれが
ますます顕著で、今まで縦に収まっていたシュラフが横向きでしか収まらないなど、
収納方法を一から考え直さねばならなくなったようです。これはかなりのストレスで、
でもその分荷室の高さは増しているのだし、慣れの部分が大きいとは思うのですが。

2気室は無理やり使うこともないんだけど、これまで使ってきた80リットルクラスの
大型のインナーパックが手に入りにくくなっていることもあるし、ひとまずは使ってみる
つもりでいます。大昔使っていたモンベルのザックも2気室でしたしね。ただし、
使うにあたり、これも勘を取り戻すのに少し時間がかかりそうです。

サイドバックはとても重宝していて、パッキングがいい加減な私は、どうしてもメインに
収まり切れない荷物を最後の最後にここへ逃がすことも多々あったし、水などの
重い物を入れることで、逆サイドの三脚と重量バランスをとることもできました。
もちろん、行動食をここへ入れておけば、休憩時にすぐに取り出せましたしね。
また水の入ったボトルをここへ独立収納できることで、万が一の水漏れの際、
主要部を濡らすことなく、撮影機材などを水没させる恐れがない安心感がありました。
でもなあ、これも慣れでしょうねえ。観察していると、サイドバック装着している登山者って
圧倒的に少なくて、それで皆さん、やりくりしているわけですからねえ。


        

内蔵されているレインカバーを取り付けてみました。さすがにオリジナルだけあって
ぴったりフィットするのがいい。サイドにつけた三脚も無難に収まっています。

ただ、モンベル製のようにザックに固定するテープがついていないので、強風時に飛ばされる
恐れがあるのと、収納されている箇所がボトムなので、急な雨の際など、取り出すのが
大変そう。実際使えるかどうかは微妙な判断かもねえ。






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