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旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

旅にしあれば(2025.05-1)~北海道春編④

2025-05-15 23:59:59 | 旅にしあれば




ナキウサギの出没状況がかんばしくなく
ここまで残雪(雪渓)と絡めた写真もあまり写せていなかったが
これも最終日にようやくそれなりに撮影チャンスが巡ってきた

この写真、雪にかじりついて水分補給しているように見える




新雪とは違い、残雪は汚れが目立つので
少々お見苦しいのが難点だ


【雪渓とナキウサギ~十勝岳山麓にて 2024.05.10 撮影】

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20250515 北海道春編㉚ その可能性はすでに考えた 東川町

2025-05-15 05:15:03 | 旅鴉の唄



図書館に、青崎有吾作の「地雷グリコ」が普通に「あ」の棚に並んでいた。和歌山市の
事情はどうだろうと調べてみると、この時点でまだ40人以上が予約順番待ちだった。

同じような状況で、以前「アリアドネの声」を地元の予約順に先んじて読めたことが
あったが、今回はその同じ作者の旧作品「その可能性はすでに考えた/井上真偽(まぎ)
著」を手にとってみた。

アリアドネ~が比較的平易な文章で、奇をてらっていない作風なのに対して、こちらは
かなり変化球、癖のある作品で、難解な表現も随所に見受けられ、理解が追いつかない。
さらに、登場人物(探偵の助手というかパートナー的存在)に中国人女性が配置され、
彼女が中国語を交えたり、中華的な表現を織り交ぜるのがさらに複雑さに拍車をかけて
いる。旅先の図書館での読書は、とにかくスピード重視、できるなら滞在中に最後まで
読み切りたいので、いちいち文脈に引っかかってはいれないのだ。

新興宗教団体が暮らす閉ざされた村落で、集団首切り自決事件が発生し、たった
一人生き残った少女は、首を落とされてもしばらく生きていたとしか考えられない
少年の手により助け出されたというのだが、果たしてそんな奇蹟が起こりうるのか? 
すべての可能性を鑑み、その上で「奇蹟」だと断定する探偵と、トリックを暴き、
それを覆そうとするライバルたちとの駆け引きが展開される。かなりむちゃぶりな
多重推理の弱点を「その可能性はすでに考えた」とことごとく看破し、この事象は
奇蹟しかないと導こうとするのが探偵役という、通常とは真逆の構成が新鮮だ。


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20250515 北海道春編㉙ 前日にお土産探し 旭川市~東川町

2025-05-15 05:15:02 | 旅鴉の唄



最終日の明日、それなりの時間に出発したいので、今日のうちにお土産調達等、
出来る限りの段取りをつけておく。

無人販売のお店を出している農家の方にお願いして、明日のアスパラガス持ち帰り
の手配をしておいてから柳月でお菓子を購入。

それからサッポロクラシック季節限定品「春の薫り」を一箱だけ購入。もっと
買い込みたいのはやまやまながら、現時点でこれ以上かさばる物を増やすと、寝る
場所がなくなるのだ。


    

東川町産のお米「ななつぼし・5キロ」を一袋購入。3580円(税別)だったかな?
こちらのほうが関西よりはまだ安いし、普通にスーパーマーケットで山積みされて
売られていて、品薄感はない感じだ。

これらを積み込んでなお、どうにか寝る場所を確保できるのは、出発時に積み込んだ
ビール、ペットボトル、その他食料品などなどが現地で消費され空きが出来てきたから。
    

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20250515 北海道春編㉘ 望岳台散策パート17 美瑛町

2025-05-15 05:15:01 | 旅鴉の唄



5月15日(木) 晴れのち時々曇り

ほぼ陰らない晴天なのだが薄いベールに覆われたような青空なのは、気温上昇して
27℃を軽く超えたからなのか、それともPM2.5の影響なのか? 来た当初は雪が降る
凍える寒さ、それが今では汗ばむ陽気になり、冬、春、夏と三つの季節を三週間余りで
一気に駆け抜けたようだ。あまり色がなかった世界も、ヤマザクラが咲き、タンポポが
咲き、若葉が芽吹き、庭先にはカラフルなチューリップや芝桜、目の回るような速さで
色彩豊かな光景に変わった。これが北国の春だ。

連日の山行も本日が最終日、どの地点へ行こうか迷ったが、一番上のポイントで
粘ってみることにした。

初日、一面の雪原だった登山口付近も、完全に雪が消失してしまった。


    

一番上のポイントも日に日に雪が解け、月曜日にナキちゃんが出入りした雪渓尻の雪穴は
すでに消え失せていた。この日のナキちゃんは、あっちこっちから出没してはすぐに
引っ込んでしまうのですっかり翻弄されてしまったが、どうにかこうにか撮影は出来た。


    

十勝岳上空に円を描いたような雲。

これで山の予定は終了、結果は別として、17日間も春山の山懐に入って遊ばせて
もらったんやなあ。おめでたいやっちゃ。

下山すると駐車場には東京のOさんの車が。入れ違いになり、直接お目にかかれ
なかったけど、変わらず旅を続けておられるならまた次回お話するチャンスはあろう。
無事元気なのを確認できただけで安心した。
    

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