4月11日(火) 晴れ時々曇り(薄雲広がる)
深夜、中山河川公園へ出かけ、月明かりを利用した写真を小一時間ほど撮影した。
月は半月に近い大きさ、鳥海山山頂部に雲が少し掛かってはいたが、面白い撮影だった。
早朝、今度は学校へ行ってみた。やはり山上部に雲がまとわりついてはいるが、かえって
焼けはしないかと期待しながら日の出を待った。しかしほとんど空は焼けず、しかも
昇ってきた太陽の光の弱々しいこと… どうやら肉眼ではわからないくらいに、薄~い
雲が、空一面に広がっているようだ。
様子をうかがうが改善するような気配はなく、あきらめ、由利本荘へ車を走らせた。
ところが、こちらでも状況は変わらず、むしろ雲の厚みは増すばかり。芋川沿いの
桜は見頃となっていたが、肝心の鳥海山は霞んでいて、これでは撮影は難しい。
弱いながら日差しはずっと届いていて、天気予報的には晴れかもしれないが、
撮影条件的にはバットウエザーだ。
夕方近く、少し日差しが強まり、鳥海山に日が当たっていたのでもう一度出かけてみた。
しかし全体に光量に乏しく、やはり撮影はできそうにない。ここでもまた、宿題を残した
ようだ。
今回芋川桜づつみに、臨時駐車場が設けられていて、花見客が立ち寄っていた。
今後、適切に桜の木の維持管理が行われ、ますます立派な木々に育つとすれば、
有名な桜名所の仲間入りも夢ではなかろう。