妹がバレンタインデーにくれた義理チョコを、昨晩ウィスキーのつまみにして
食べてしまいました。チョコレートで有名なメリーがムーミン・キャラクターと
コラボした企画品みたいで、中身のチョコのお味は、スーパーで売られている一般品よりも
やや高級な程度ながら、ロイヤリティがついて、そこそこいいお値段したんじゃないかな。
パッケージがこんなに手が込んでいると、すぐには捨ててしまうのをためらいますよね。
なので、せめて写真にだけでも収めておこうと考えました。
なな、なんたる! ムーミンと仲睦まじいノンノン。
すでに中身はからっぽなので、商品説明のパンフを撮影。
付属品(装飾品)のチャーム。実用的でもあるのだろうけど、私にはいい使い道が思いつかず、
これは記念に飾っておくことになるでしょう。
私にはムーミン・グッズを収集したり愛でたりする趣味はないのだけれど、
こうして手元にあるものを改めて見てみたら、ムーミン関係のキャラクターって
ずいぶん愛くるしくて、長く愛されているのがわかる気はしました。
近年原作のイメージに近い形でリメイクされたりもしたようですが私はまったく見ておらず、
もっぱら我々世代でムーミンと言えば、初期のアニメシリーズとなります。この前、朝日新聞で
連載中の三谷幸喜さんのエッセイでも、たまたまこのシリーズのことが触れられていました。
これに原作者のトーベ・ヤンソン氏からクレームがついたと知ったのはずいぶんあとのことで、
たとえ原作と少々かけ離れていたとしても、私としては何度も繰り返し視聴して親しんだ、
この初期のアニメ版がイコール・ムーミンとなりますかね。
藤田淑子さんが ♪ ねえムーミン こっちむいて~ と歌った主題歌はもちろん記憶に鮮明で、
そのほかにもタイトルバックで流れるジングル
♪ チャーカチャチャ チャッチャッチャ~ チャッチャカチャッチャカ チャッチャッチャ~
とか、スナフキンのテーマ曲 ♪ おさびし山の~ などなども、頭の中で鳴り続けていますよね。
スナフキン、憧れました、渋くてカッコいい。仮に彼に近いような自由人になれたとしても、
あそこまで人生を達観して語れる彷徨い人のような存在には永遠になれそうもないな。
広川太一郎さん演じるスノークの口ぐせ「なな、なんたる」は、似てる似てないは別として、
我々世代なら誰でも一度はものまねしたことあるんじゃないかな。
そしてムーミンと言えば岸田今日子さん。子供向け番組といって決して手を抜かない、
彼女の熱演があってこそのムーミンでした。当時の作品を見たくなりましたよ。
どこかで再放映してくれないかな?