旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20201121 霧島市 強風の大浪池で星撮

2020-11-21 11:21:01 | Weblog



11月21日(土) 晴れ

えびの高原で車中泊、けっこう早く目が覚めてしまったので、真夜中星を撮影するべく
再び大浪池まで闇の中を歩いた。

昨夜多かった雲はとれ、すっかり晴れ渡り、すでに月は沈んで満天の星空はいいのだが、
風が残ったのは予定外だった。

推定風速5メートル以上の強風が常時吹いている上に、時折突風が起こり、あわや三脚ごと
カメラが倒されるところであった。幸いたまたま三脚のすぐ近くにいたので事なきを得たが。

せっかく長時間露光した写真は、おそらくブレブレでボツテイクになる可能性が高い。


上の写真は、夜明け間近、逆方向、桜島がうっすらかかった雲海から山上部のみ
飛び出ているのを写したもの。


   

日の出時刻が遅く、それなりに明るくなるのは6時を回ってから。朝日が大浪池の
外壁まで差してきた頃、ようやく風が収まった。

このあと丸一日快晴が続いたが、睡眠不足と足の痛みでダウン。あとはひたすら
体力回復に努め静養した。


夜、道の駅の野外テーブル席で飲食中のご夫婦連れに、一緒にお酒を飲むようお誘いを受けた。
道の駅で(お酒の)接待を受けるのはこれが初めてで、感謝感激だが丁重にお断りした。
眠かったのと、コロナ禍の折、盛り上がって公衆の場で口角泡を飛ばすようにお喋りするのも
どうかなと考えたからだ。佐世保から来られた方々で、和歌山にいたことがあることから、
ナンバープレートで私を和歌山県人と察知し、懐かしがってお声がけ下さったようだ。

先の北海道でも和歌山ナンバーが相変わらず目立ちまくってしまい、たとえばこれが、
同じマイナー県の島根や鳥取、九州で言うと佐賀、関東では(関西人にとっては区別が難しい)
栃木や群馬(「ごめんねー ごめんねー」と「ぐんまちゃん」は知ってるけど)などでは、
他地域に出かけた際、ここまで注目されないのではなかろうか。

絶大なる存在感の希薄さと裏腹に、なぜこんなにも注目を浴び、珍しがられるのか…その答えを
探して旅を続ける。
   

コメント
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