第四雪渓の様子。橙色がほとんどながら今がほぼピークか。
気象の影響少なく、いい色になることの多い大きなナナカマドの株。今年は右端のほうが
チリチリに萎れてしまっていた。
第四雪渓を見下ろす。葉を落としているナナカマドも多く、これでは撮影が難しい。
赤岳山上から白雲岳(左端)と旭岳。
同じく山頂から黒岳(右端)方面。高曇りながらすべての山は見通せた。稜線に出たとたん
強風が吹きつけ、おそらく10メートル前後は風速があったと思われる。
小泉岳への稜線、強い向かい風で歩きづらい。盛りの過ぎたウラシマツツジが多い中、一部には
まだきれいな株も残っていた。
白雲岳分岐へと至る道。トムラウシ(左奥)も見えている。
白雲岳避難小屋とトムラウシ。小屋周辺のナナカマド、橙色が目立つが今がピークと言って
いいかもしれない。
テン場に到着後テント設営、水場(かろうじて採水できた)で浄水作業していたら弱い雨が降り出し、
やがて本降りとなり、そのまま夜まで止むことなく降り続けた。結局この日は登ってきただけに
なってしまった。テント設営まで降らずにいてくれたのを幸いと思うしかない。
テン場はひっそりしていて、3張りのみ。
9月11日(水) 曇りのち雨
当初天気予報では「晴れのち雨」となっていて、その割にはすでに山上(西の空)雲が多いなと
思っていたら、朝になって予報が「雨」に変わっていたそうだ、まったくこれである。
銀泉台の駐車場で登山準備していて、東の空が激しく朝焼けしているのが見えた。なんとなくそんな
気配はあったが、まさかここまで焼けるとは。もしもあと一時間くらい早く取り掛かっていれば
第一花園あたりで撮影することも可能だったであろうが、暗いうちに準備するのが嫌だったので
あえて明るくなる頃を見計らってのタイミングにしたのだ、致し方あるまい。
朝焼けするってことは東の空に雲が多くあるということ、このあと一瞬日が差して以降は
まったく太陽を拝めなかった。
銀泉台の色づき具合の様子。この時点で3、4分程度か。真っ赤な葉は少なく、橙色が中心で
やはりけっしていい出来ではなさそうだが、散り落ちた葉はほとんどなく、このあとそこそこは
期待していいと思った。
タカネトウウチソウと紅葉。
奥の平。橙色が中心ながらかなり色づいていた。
第三雪渓の様子。色づきにバラツキがある上、すでに風当たりの強い箇所では葉が散ってしまい、
残念ながら今年はあまり良くなさそうだ。