上川町に上川大雪酒造・緑丘蔵って蔵元、以前からあったっけ? スーパーいろはで
目に付いたので買ってみた。神川って銘柄の純米酒、1200円(税別)。
現在国道沿いに、この蔵元の工場?らしき建物が建設中で、完成したら、ここで
直接購入できたり、試飲させてもらえたりできるのだろうか。ドライバー、試飲
できないから立ち寄ってもあまり面白みがなく、つらいところ。
層雲峡ユースがあったら、当然、雨の日ツアーに組み込まれていたことだろう。
でもやっぱり、ハンドルキーパーはつらいよねえ。
そういえば今回、層雲峡ホステルっていう、旧層雲峡ユースの建物を再利用した
旅人向け宿の様子を見てくるの忘れてしまった。でも外観だけ見ても、以前と
まったく変わりはないだろうから、意味なかったかも。昨秋、ユースがなくなったことで
大雪山の紅葉をあきらめた方々が、この宿のオープンを機に舞い戻って来られたら
いいのだが。
7月30日(月) 晴れ時々曇り
昨夜のテント数は10張り程度と激減し、夜間風も穏やか、三日ぶりに熟睡することができた。
それでも早くに目が覚めたので、この日も2:00過ぎに歩き始めた。
月明かりが煌々と周囲を照らし、その明かりでチングルマを写してみた。だがそのあともう一度、
今度は朝日を利用して写してみた際に、三日前と比べると、ずいぶん花を散らせた株が多いことに
初めて気がついた。三日前が見頃ギリギリで、そのあと強い風など吹いて、散り始めてしまった
のだろう。現像するとそうしたアラは目立つので、たくさんシャッターを切った割には、期待したほどの
写真になっていないかもしれない。
お鉢の肩付近で夜明けを待った。日の出は平凡な範疇であったが、そのあと雲がきれいになったので
それなりに枚数を重ねて写してみた。でも、これもあとで現像してみたら、何でこんなのたくさん撮ったの
だろうと、結果、ほとんどボツになることが多いので困ったものだ。
テント撤収、7:20出発。下山するときまで、表大雪の山々はくっきり見え続けた。
昨日、石室バイオトイレのおがくず交換作業が行われていて、役目を終えたおがくずが、本日
ヘリで運ばれるそうだ。ダウンバーストで強風が吹く恐れがあり、テント張りっ放しでは危険だと
知らせてくれたので、本日の撤退はタイミングが良かったとしておく。このあと、ロープウェイ乗車中、
ヘリが麓に向け飛行していくのを目視した。
黒岳に登り返したところで最後のポカリを飲み干してしまった。あとは煮沸した水が少々
残っているだけだ。下り一時間程度の道のりだけとはいえ、ギリギリの運用だった。
黒岳直下のキンバイの群落が見事であった。
朝早い時間帯にもかかわらず、すでに直射日光がガンガン照りつけてきて、気温も上がっている。
登山客は皆汗だくで顔を真っ赤にしながら登って来た。
下山後、車載していたポカリスエットを一気飲みした。行動時、もっとたくさん水分を補給したいのは
山々だが、持てる量には限度がある。これだけ気温が高いと、煮沸した水はなかなか冷めず、
すぐに飲用することもできない。これまで見送ってきた浄水器の導入をついに決断するときがきたようだ。