今日、レンタルビデオ店の会員証を更新してきました。毎度の事ながら、こちとらは
ビデオ、CDなどをレンタルする習慣はないものの、更新料無料、その上サービスで一枚無料
レンタルできるので、のこのこ出かけ権利を行使し、カーナビのハードディスクにダビングして
すぐに返却します。
今回はかぐや姫の二枚組みベスト盤を借りました。歌詞カードはないわ、ソフトをとめる
パーツが壊れCDがプラケースの中でカラカラ動いているわと、とんでもない不良レンタル品では
ありましたが、私としては無事にCDのデータが読み取れて、ハードディスクに高速ダビングさえ
できればいいのですから、文句を言う筋合いではござんせん。まあタダやしね。
かぐや姫を選んだのは、つい先日、以前録画しておいた「拓郎&かぐや姫インつま恋」の
NHKテレビ放映版を見返したばかりだからです。あれからちょうど10年が経つんですね。
やっぱりこのライブはいいですわ。そのくせ、かぐや姫の楽曲には有名所を中心にそれなりに
親しんではいたはずなのに、これまで一度もアルバムを聞いたことがなかったんですよ。
このたびのは、オリジナルではないにせよ代表曲はほぼ網羅されているでしょうし、次回の
ドライブ中にカーステレオから流れてくるのを楽しみにしたいと思います。『加茂の流れに』なんて
ムッチャ好きなんですよ。
本題に入る前の前フリが長くなっちゃったな、以後やや端折りながら進めますと、1月に
入ってからレコーダーに録画し始めたアニメ番組をいくつかご紹介します。いずれも民放BS放送
からの録画で、①風夏 ②政宗くんのリベンジ ③幼女戦記 です。どれもこれもどういう作品かまったく
予備&基礎知識なく、ただ新番組というだけで毎週自動録画し始めました。
①風夏(ふうか) ちょっぴりエッチな?ラブコメ。50過ぎたおっさんが、高校生たちが主人公の
主としてキャンパスライフを中心に展開されるアニメについていくのはかなりきつくてつらい。
今のところ第2話まで試聴したものの、この先まで続けて見られるか瀬戸際みたい。
私の世代では、男性作家が描くエッチテイストなラブコメといえば「弓月光(ゆづき ひかる)」さんを
思い浮かべます。「りぼん」時代の作品が大好きで、かなり熱心に読んだはずなのに、
今手元にあるのはなぜか、『おでんグツグツ』とその続編『新婚は甘くない』だけなんですよ。
『これでも奥様』とか『出発シンコー』も買ったと思うんだけど、誰かに貸してそのままなのかな?
巷では『君の名は。』ってアニメ映画が大ブレークしたようで、同じく弓月さんにも男女の入れ替わりを
テーマにした作品があり、タイトルが『笑って許して』だったかな? これもとてもおもしろい漫画でした。
君の名は。NHKで放映してくれへんかな?
弓月さん、その後青年誌へ移ってからは、発表される作品がエログロがきつすぎるのが顕著になり、
それ以降ほとんど読まなくなってしまいました。一般的にはその頃の作品のほうが人気があるのかも
しれないけど(『みんなあげちゃう』とか)、私にとってはりぼん時代の弓月さんが一番なんですね。
その当時の弓月さんの作品、復刻してくれへんかなあ。そういえば今度マジンガーZが再び
アニメ化されるそうですね! 期待半分、不安半分、最新技術で制作されたらどんなクオリティで
再現されるのかと期待したい一方、そもそもリメイクにはあまり高望みしないほうがいい気もします。
いずれにせよ、これもNHKに放映権を勝ち取ってもらいたい!
…と、またムダ話が長くなりまして
②政宗くんのリベンジ 同じく高校生が主人公のラブコメだが、こちらのほうが設定にエスプリが
利いていて、私的にはまだついていけそうな気配。このアニメに限らず、最近放映されるのものは
画像のクオリティなどはメチャクチャ高いものばかりなんだけど、登場人物(キャラクター)がどの作品も
みな同じように見えてしまい、区別がつきにくくて困りますわ。これは作品、作画の質が悪いんじゃなくて、
こちらがいい加減「おじさん化」してしまい、アニメに親しむには完璧にオーバーエイジしているってこと
なんでしょうかねえ。
昔々、おニャン子クラブが出てきたときに顔の区別がつかなくなって、「これって、アイドルを卒業するって
ことなんだろうな」と感じたのを思い出します。
③幼女戦記 主人公の少女(10歳って設定)が可愛げのないキャラで、とても感情移入できそうになく、
つまらんものを見てしまった…と、これが第1話を見終わっての感想でした。ところが第2話でこの少女の
身の上が明らかにされると、俄然見る気満々になってしまいました。いわゆる輪廻転生ものっていいますかね、
現代社会のエリート・サラリーマンが神?にもてあそばれ、異次元(第一次世界大戦中に近い状況のようだが
別世界みたいだ)に女性として転生させられ、そこで否が応でも戦争に巻き込まれていくってストーリー。
すべて神の手の上で踊らされるのだから、最後は悲惨な結末が待っているのでしょうが、それに主人公が
どう抗うかですね。こういったバトルものは、音響効果のいいシステムで試聴するととても迫力がありますから、
その点でも見応えがありますよ。私のような「下の上」程度の機材でもすごいクオリティを体感できます。
最近のアニメは音も半端じゃあないんだなあ。
ある程度オトナな皆さんに広くお勧めできるのはこの幼女戦記でしょう。この前第3話が終わったばかりですし、
まだまだ間に合うと思います。