今庭に咲いている春の花たちをタムロンの高倍率ズームでお気軽撮影です。
多少ピントが甘かったり、ブレているのはご愛敬。「春の…」としましたが、季節はそろそろ初夏へと
移りつつあり、アジサイのつぼみもだいぶ大きくなってきました。このところ晴天続きでカラカラに
乾燥している関西地方ですが、雨の季節がもうすぐそこまで来てるんですね。
ゼラニウム。とても花期の長い花でいつでも咲いている印象。
ジャスミンはもう盛りを過ぎましたが、強い香りに誘われてハナムグリくんが続々集まっています。
レモンの花はまだ咲いてなくて、つぼみが大きく膨らんできました。
引き続き好天に恵まれた関西地方です。日差しがとても強くて、紫外線をビンビン感じます。
今朝ニュースで帯広で雪が降っている映像が流れていました。日本も広いというか、このところ
北日本だけ異常なんですよね、天候不順すぎる。
本来その北日本の冷涼な気候に適したハーブの一種、ルバーブです。虫食いが目立ち出したので、
葉が食いつくされてしまう前に一回目の収穫を試みました。
葉ではなく、茎を食べるルバーブですから、もう少し長く伸びてほしいところですが、今の株の大きさ、
鉢植えでは限界があるでしょうからこんなものなんでしょう。この3本の茎を細かく刻んで冷凍保存、
もう少し量がそろうまで蓄えておきましょう。
虫食いの原因はこのアオムシ。蛾の幼虫だと思われます。8匹捕殺しました。
愛のむきだし。普段、朝のうちしか陽の当らない場所(写真奥のすでに影になっているところ)
に引っ込めてあるものですから、いい機会です、たまに十二分に日光浴させましょう。
驚くことに真ん中の新芽、このあと急激に育ってみるみるうちに大きくなりました。
最後に植えたコマツナ(小松菜)です。寒冷紗のカバーのおかげか、思ったほど虫に食われず、
本日無事に収穫しました。土を緊急整備して、そのあとへキュウリの苗を植え付けました。
ああ忙しい、我が家のカゴ。
今夜のおかず。
フダンソウ(うまい菜)も大きくなってきました。このあと少し間引いて、次回、最終間引きとなります。
このところ夜間の気温が下がるせいか、思ったほどラディシュの虫害少なく、もしかしたら
収穫までこぎつける可能性が出てきました。手入れを放棄していたので、慌てて間引き&追肥を
施しました。オクラの苗も健在、1本間引いて、2本立ちにしました。
今回はいくつか用意した現地レポートをすべてボツにしてしまったので、
後からではありますがいくつかご紹介させてください。
まず、宿泊先の「ひろさきユースホステル」。
昔ながらのユースらしいユースの雰囲気を色濃く残している宿でありまして…
弘前城の外堀まで歩いて5分強と、桜を楽しむには絶好のロケーションに位置します。
しかし、施設は老朽化し、しかもお世辞にも使い勝手がいいとは言い難い。
洗面所と一体化したトイレは狭くて使いづらいし、風呂は男女共用でひとつしかなく、
湯船もとても小さいので、混雑時にはほぼ使用不能と言っていいかも。
部屋も狭い上、本来なら共用スペースであろう場所(たたみ)にまで布団を敷いて
寝る場所と化しているので、荷物を置く場所などがほとんどない状況なんです。
しかも2段ベットも子供用並の小ささで、大きな私などは足がつかえるので真っ直ぐには
寝られず、「斜め」に寝てました。
しかし一方、そんな不便さを少々我慢して使うと、とても居心地のいい宿であるのも事実。
なんていうのかなあ、おかあさんの人柄から来ているところが大きいと思うんだけど、
「おもてなしの心」みたいなのをとても感じる宿で、おかげでずいぶん気持ちよく
滞在できるんですね。
食堂兼談話室にはご自由にどうぞと、常におかしとインスタントながらコーヒーや紅茶が
用意してあって、今回特に私も暇でしたので、これをボリボリ食べながら、同泊者と
ダラダラおしゃべりしてました。また、朝食は無料サービスで、その割にはというか、
とても内容が充実していて、「600円とっても、これより貧弱な朝食の宿、いっぱいあるよなあ」と
同泊者の方とお話してました。
なにより、「桜まつり期間中・特別割増料金」していないのが最大の魅力。一泊3245円(暖房料込)
ですからねえ、本当に助かります。全般施設が老朽化してきているのでちょっと心配ですが、
出来るだけ長く続いてくれないと困る宿なんですね。
もちろんこの時期ですから、桜目当てのホステラーが中心ながら、他にも色んな目的でお見えになっていて、
たとえば、娘さんが所属するソフトボール実業団チームの試合の応援に来られた徳島の女性、
こけしの製作現場に訪れるツアーに参加するために宿泊したおじさん、歩いてすぐの弘前大学医学部
附属病院に入院治療中の息子さんに付き添うために連泊しているおばあさん…などなど
このユースの使われ方は様々。札幌からお越しの60歳前後のご夫婦は、私と同じく三連泊して、
私以上にあちこち歩き回られてとてもお元気なムードメーカー的存在、どうもお世話になりました。
そしてお次は「居酒屋まつや」。
昨冬に続いての二回目の利用でしたが、危うく食べ損ねるところだったんです。
26日(金)お昼頃、弘前に到着早々ここに立ち寄り、開店前でしたが戸が開いていたので
急な階段を上がりお店に入り、ご主人(料理人)らしき方がおられたので念のため今晩の予約を
入れとこうと思ったんです。ところが、今夜も明日の土曜日も予約でいっぱい!
断られて目の前が真っ暗になりました。まだお城に行く前でしたが、桜はほぼ諦めていて、
ここで食事するのが最大の楽しみだったのでものすごくショックが大きかったんです。
はるばる遠路和歌山から来たとか言って粘ったんですがダメ… ここはご夫婦二人だけで
切り盛りしているのに加え、カニの供給量を越えると、たとえ席が開いていてもそれ以上の
客を入れないんですね。
給料日すぐ、しかも桜がダメで花見もできず、地元民が早くから店を押さえたようでした。
日曜は元々定休日だし今回は縁がなかったです…と言ったら、連休の時は日曜も営業するとかで、
なんとか滑り込みセーフ! 一日早く帰路につくことも考えていたけど、これで帰れなくなりましたが。
29日(日)は前にも述べたように天気は良かったけど寒くて、結局桜も思ったよりは咲かなかったので、
ほぼ開店同時の17:00過ぎには店に入りました。臨時営業日だし、もしかして空いているのかもと
思ったら、すでに二組先客がいて、しかも後からも続々ご来店、結局この日も大繁盛でした。
先のいきさつもあったので、ご主人がわざわざ厨房から顔を出して色々お話ししてくれるんですが、
お店がとても混んでいて忙しそうだったので、こちらが恐縮しちゃいましたよ。私にかまってないで、
早く料理作ってあげたらいいのにって。
前回2000円コースだったので、今回はグレードを上げて「3000円おまかせコース」にしてみました。
2000円コースとほぼ同じラインナップで、違ったのは焼きガニが付くのとカニの量。1.5~2倍くらい
カニの量が多くてものすごく食べ応えがあって、はっきり言ってこのカニだけでお酒が相当飲めますわ。
本来この時期は地元の「トゲクリガニ」を出しているとのことですが、今年はやはりこの寒さで水揚げが少なく
見送っているとか。次回はこのカニと桜の見頃がシンクロしてくれるのを祈るとしましょう。
お酒は地元の「じょっぱり・山廃」「松緑・六根吟醸」、それに八戸の「陸奥八仙」をいただきました。
一番気に入ったのが「陸奥八仙」、いや~おいしいお酒ですねえ。六根も同じようなハイレベルでしたが
比べるとやや辛口で、私としてはナチュラルかつ芳醇、旨みのある陸奥~がとても気に入ったんです。
帰ってからネットで調べると最低ランクの銘柄でも久保田・千寿よりも少し高い値段設定です。
土井商店では扱っていないお酒だと思いますが、どこかで手に入ればぜひ買ってみたい日本酒ですね。
あらら、とても長くなっちゃったよ。あとランチを食べた「ようしょく屋」、地酒「じょんから」などの話題を
用意していたけど、これらはいつかまた、機会があればご紹介しましょう。