そうして始まった第九は、佐渡のタクトに合わせてゆるゆるとその旋律を
練り上げていく。
第一楽章から第二楽章、そして第三楽章へと、途中の再チューニングの
僅かな合間を挟んで約1時間もの間繰り広げられる音の饗宴。
毎年、その間は安らかな世界へと召されてしまうのだが、今年は第九を
堪能することが出来た。
#いや、その、少しは召されてしまったけどさ(笑)。
ここで、少し気になったことが。
最前列に . . . 本文を読む
本番レポに入る前に、又もや少し脱線。
今まで万九って、観客としては参加したことが無かったのだけれど、
コジローさんが書かれているCHICOCO CAFEというブログで、
当日券を求められて観にこられた際の日記を拝読した。
う~ん。万九のチケットって、いつも即座に売り切れるので入手困難という
話はよく聞くけれど、当日券の入手もこんなに大変なんだ!とびっくり。
まあ座席の移動があるので、何がしかの . . . 本文を読む
本番では、やっとオープニング映像を最初から観ることが出来た。
リハ時に感じたナレーションの違和感については、残念ながら変わらず。
少しは耳が慣れるか?とも思ったけれど。
#まぁ、初聴時よりもましにはなったけれどね。
そして、四人のソリストによる「歌のある星へ」のメドレー。
やはり、すぐ傍で観る&聴くキュウちゃんのバリトンには感動。
それにしても、リュートってきれいな音だよなあ。
そもそも僕は . . . 本文を読む
余話として。
万九仲間の南八尾電車区さんのブログによると…。
年末以降に申込者に順次発送される万九のDVDであるが、なんと。
第一部は全く収録されていないらしい。
(=第二部の第九と蛍の光のみ)
著作権の関係が有るのは分かるが、折角の二部構成なのである。
通してもう一度追体験したい!という人が多い。というか、DVDを
購入までする方は、皆そう考えていると思う。
もう少し、何とかならないものな . . . 本文を読む
第一部リハーサルの続きを書く前に、少し入手した情報を披露。
あの第一部冒頭のナレーションに使われた詩は、ソプラノ歌手である
深川和美さんのHPによると、ずばり「歌のある星へ」というタイトルで、
KKT熊本県民テレビのアナウンサーである村上美香さんによるものらしい。
実際にナレーションを当てた方は、残念ながら不明。
先にも書いたが、男女の声がユニゾンになってからはいい感じで聞けて
いたので、惜し . . . 本文を読む
御免なさいよと、座っている人を掻き分けて、暗中模索しながらも何とか
自席へ。
(今回は、端から4人目位のところだったので、ご迷惑をおかけした)
(もっとも、今回アリーナに座った知人は、椅子の切れ目が無いので
トイレの時などは延々と御免なさいを繰り返さないといけないので
大変だったそうだ。
それに、床の段差が少ないので、佐渡総監督の指揮も見にくかったらしいし。
それでも、それらを得意そうに言 . . . 本文を読む
佐渡総監督が降壇すると、待ってました!とばかりに還暦を迎えた
清原先生が登壇。少しだけ練習を。
ことここに至っては、もう細かい注文は無し。
いかに美しくハーモニーを響かすか、に力点をおいた注意を何点か。
清原先生の指導からは、執念を感じる。
それは、新年1月から早くも始まったスタッフミーティング
(これは、お疲れ様会の趣旨も兼ねているのだろうが、それでも
新たな年の幕開けとともに、その年の . . . 本文を読む
佐渡練のレビューに入る前に、(第1回)で書き漏らしたことを補足。
去年は本番当日の朝、ドーム前の階段辺りに落ち武者合唱団の方々がいて、
有元先生の指揮の下、第九を歌っていた。
ソリストの方は、ちゃんとドレスアップして。
うろ覚えだが、手には「我ら落ち武者合唱団」「本番頑張ってください」と
書かれたプラカードを持っていたような気がする。
あの光景を見たときに、ああ!何気なく参加してはダメだな . . . 本文を読む
今年は、失敗した!
と書くと、いつもは成功しているように見えるなあ。日本語を正確に使おう。
今年は、特に失敗した!
音のうねりに旨く乗り切れなかった(全部じゃ無いけれどね)。
これじゃあ、今日のリハーサルの方がよほど旨く歌えたと、反省しきり。
夜、和歌山までの高速をバイクを飛ばしながら、もう一度歌う。
ああ、なぜこういう風に出来なかったんだろう?
反省も悔いも、吹きすさぶ風に掴み取られて縮 . . . 本文を読む
今日のゲネプロは、16時開場。16時半スタート。
その前の予定が詰まっていて、開場時間ぎりぎりに会場に到着。
毎年のことながら、既にホール前は凄い人ごみ。
いろんな合唱団が、自分たちのステージの、そして仲間募集のちらしを
配る中、列に並んでホールに入る。
自分の座席を探していくと…。
おお、去年よりも中央に近い。なので、指揮台も良く見える。
去年は、アルトとの境目に近かったからなあ。
場 . . . 本文を読む