活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

一万人の第九 ’08  本番!(第9回)

2008-12-23 01:30:56 | 一万人の第九(音楽の海)
そうして始まった第九は、佐渡のタクトに合わせてゆるゆるとその旋律を
練り上げていく。

第一楽章から第二楽章、そして第三楽章へと、途中の再チューニングの
僅かな合間を挟んで約1時間もの間繰り広げられる音の饗宴。

毎年、その間は安らかな世界へと召されてしまうのだが、今年は第九を
堪能することが出来た。
#いや、その、少しは召されてしまったけどさ(笑)。

ここで、少し気になったことが。

最前列には、普通第一部のゲストが着席するのだが、CHEMISTRYの姿が
見えない?

元ちとせも中島美嘉も、ちゃんと座っていたのになあ。

何か予定が有って帰ってしまったんだろうか?
それはそれで、寂しい気がする。

が、この疑問は、第四楽章の入りのところで解消した。
第三楽章が終わったところで、ほぼ中央付近の通路を3人ほどが降りて
きたのが見えた。
どうやら先頭が案内している人のようだ。。
目を凝らすと、最前列中ほどの通路脇の席に座った二人がCHEMISTRYだ。

第一楽章から座っていると、寝てしまうからかなあ?
まあそれはともかく、ちゃんとゲストが着席してくれたことで、
何となくしかるべきところにパズルがちゃんとはまったような感覚となり、
満足する。
#お前が満足してどうする?という突っ込みは置いておいて(笑)。


ところで、今回の席はGゾーンの、かなりテノールとの境目に近いところの
スタンド席と、以前も書いた。

ここからは、オケの全体がよく見渡せるが、なかんずく中央最後尾にいる
ティンパニが、やはり一番良く見える。

いくつもマレットを並べているその姿は一際目立つし、その大振りな
ティンパニながら、リズムを打った直後にそっと手で押さえて余韻を
調節するその様は、なんともいえない繊細さを併せ持つようにも見え、
意外性も感じることが出来る。

ちなみに、今年のティンパニ奏者は、ウィーン交響楽団のソロ・ティンパニ
奏者でもあるミヒャエル・ヴラダー。

彼の打ち出すティンパニで、やがて1万人の一斉起立を皮切りとする
合唱パートがスタートするのだ。


そして…。
いよいよ。その時が訪れた!

(いよいよ合唱。というところで、その10へ続く)

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