江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

立春…江戸の春

2013年02月05日 20時14分20秒 | Weblog
2月4日は二十四節季の立春。

外国旅行をしてくると日本人の季節に関する感性の深さに感嘆するね。

たまたまロシア旅行中に突然私の実兄が急死し通夜葬儀があれよあれよという間に組まれ、サンクトぺテルブルグからは急遽帰る飛行機がなく不可能。
電話で兄嫁にゴメンゴメンといって2月4日の立春の日に姫路に行ってきた。

2月4日は立春。新幹線からみる播州平野は立春というより、二十四節季の次の「雨水」という感じ。
全体に地面から湿度が立ちあがる、おぼろ的な風情であった。やはりわが故郷はいい土地だ。

日帰りで姫路の実家から帰って、半月ぶりに、今日5日は久しぶりに平日の「卦」の生活に戻った。

 久しぶりに、神田神保町の「イモや」でとんかつ定食を食う。(イモや は神保町中心に、昔の「のれん分け」で兄弟店をもっている「てんぷらや」のグループ。今なら7-11とか河童寿司チィエーンの元祖かな。

千代田区図書館で、老人健康・医療の本を探す。

何しろ、実兄なのが急死したのは、時々現役のサラリーマンに生じる「夜明け前の突然死」みたいだ。
診断書も急性呼吸不全とか。ようは突然死。急性心不全だ。死因はようするにわからんということ。天皇陛下と同年なのだ。

その急死した兄がわずか2日前に、入院している妹の亭主・義弟を見舞いに行って、顔色がいいから大丈夫だよと言っていたと。
 吾輩は一番下だから、兄のお悔やみと、姉の亭主・義兄のお見舞いに行きましたよ。
同氏は退職自由人で、吾輩ほど知的助平根性はなく、ひたすらスポーツジム通いと囲碁クラブのお楽しみとか。それが、ジムの後、水風呂に入って風邪をひき数日寝込んでいてさらに容体が悪いと急遽入院したとか。酸素マスクと点滴のみ。   オイオイオイ、いったい何してんだ! 
 ゴッドマザーの姉は、これじゃ入院の意味がないと、ちゃんとした呼吸器の医者のいる病院に転移すると。

そこで分かったね。前期高齢者の吾輩自身も、着実に老化が進んでいる。
いつどんなハップニングが生じるか分からない。循環器系はそれなりに血圧とか教えているが、
呼吸器系はあまり情報がない。 それで今日、図書館で「肺の生活習慣病」という本を詠んだという訳。

吾輩に一族は、どうも呼吸器系があまり強くないようだ。
吾輩自身も肺気腫とかなんかの死因かなと覚悟している。 いつ死んでもいいように、覚悟覚悟を、65から考えだしたよ。チンも弱くなったしな。

それはそれ、でも着実に、立春・春ですがな!
ロシアも着実に近代化の春が来ていますよ。

そして「ガラパゴス・ジャパン」は一体どうするの? といっている立春です。

そして、明日、立春の翌日に大雪が降ると予想されている。

すべて、「時間は、ただ進む 歳月は 無慈悲」。


  「寒梅の 匂ひ ふくいく 汐見坂」   江戸城の春の香です。

サンクト・ぺルブルグは、日本の元禄時代に形成され、栄光を輝かせたのち、大正時代に革命で滅んだ栄光の歴史だった。
コメント
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