江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

箱根散策オジサン

2012年11月14日 20時26分24秒 | Weblog
40数年前、「3丁目の夕日」の時代背景を濃厚に有していた池袋要町で、学生下宿に生活した若者が、40数年の後の今の年、晩秋の箱根を散策した。

 塔の澤の「一の湯」という大正時代に建設の文化財旅館に泊まり、いい宿だが古いねーとワイワイ言いながら、痛飲、談笑、そして過去の後悔、and 現在エスタブリシュメントとしての密かな自信と。

青春のあの時期から、長い時間をかけてそれぞれの世界で一生懸命生き、それなりの経験をしそれなりの立場を占めた悪ガキ達。

それなりに優秀だったのだろう。でも運が良かったとしか言いようがないような現在かも。ある意味で、退職することによって困難な状況をうまく逃げ切ったとも。

今後の日本の動向には直接関与する立場になくなった今、学生時代のあのときのもろもろの思い出、ほろ苦い悔恨、やり残した後悔や感性。でも時は帰らない。

だが、40数年後でも、みんな学生当時とほとんど変わりない。あまり進歩していないのかも。定年退職したオジサン達も、老いの坂を迎えるほどの意識もない。
学生当時の純真無垢な心と変わらない。
地方からの田舎者が、東京に集まってきた頃のままの モノの見方・意見・女を見る見方・・・全然変わらない・・進歩していない。

 往時茫々 遥けくも 遠きにきたものか。



コメント
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