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江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

谷根千散歩

2016年06月06日 21時08分43秒 | タウンウォッチング

谷根千 という言葉を知っている人は 街歩き タウンウォッチングの通の人だ。

下町の風情が残る 台東区谷中、千駄木、文京区根津の一帯を、地名の一字をとって観光用に命名したようだ。

吾輩は今日は歯医者として日大の歯学部に行った帰りに地下鉄千代田線に乗ったら、思わず千駄木駅まで行った。あまり行ったことのないところだから、タウンウォッチングと洒落れこんだ訳。

千駄木駅近くに、「よみせ通り」という商店街があり、それを左折すると「谷中銀座」がある。こういう名前からしていい雰囲気だ。この辺は知る人ぞ知る有名地のようで外国人も結構いたね。その谷中銀座の右が、谷中霊園である。墓地に行くとなんか心が洗われるよね。

谷中霊園の入り口近くに、教王寺というお寺があって、その門に、明治の前、戊辰の役で官軍が上野寛永寺にたてこもる幕府一派彰義隊(この時、徳川慶喜は謹慎中で戦闘命令はなし)が殲滅されたがその一部が逃げたので、追いかけて鉄砲を撃った弾跡が残っていた。

その先に谷中墓地の本来の持ち主であった天王寺(なんかのいきさつがあって、同寺の墓地を東京市に移管したらしい)には、大仏さまが鎮座されていた。

その下に、沙羅双樹の木があり実をつけていたね。盛者必衰の理のなかに、次の世代が生まれるとは平家物語にも書いていないよね。

ここで フォット俳句      見返れば 青き実をつく 沙羅双樹

沙羅双樹の花でないのが残念

天王寺境内の先に、天王寺の五重塔があったのだが、幸田露伴が近くに住んでいて、この五重の塔を毎日眺めながら名作「五重塔」を書いたとか。しかし、昭和32年、放火で焼失したとか。

燃えてる写真と鎮火後の写真が展示してある。

今は再建の機運もないのか礎石のみ

谷中墓地には徳川慶喜等有名人の墓も多いのだが、それより異色の墓があった。

稀代の悪女 高橋お伝の墓。

亭主を殺害、その後古着屋を殺して金200両を奪って逃走。明治12年、30歳で処刑されたとか。当時の戯曲・マスコミに騒がれたヒロインだ。

谷中墓地を通過して、隣の上野桜木町に浄明院というお寺がある。これは寛永寺の36宿坊の一つであったが、明治9年に当時の住職が地蔵信仰し、1000体の地蔵を集めた。その後これが大きくなり、現在八万四千体の地蔵が祭られていて、さらに増えているようだ。

顔が風化してなくなったお地蔵さん

これがお地蔵さんの御本尊

こうして、谷中の界隈から、寛永寺の根本中堂をとおって、

上野公園に行きまして、ここから例によって、御徒町のB級グルメで腹ごしらえの一日でありました。


5月末、世の中いろいろあるね。

2016年05月28日 21時27分19秒 | タウンウォッチング

5月28日土曜日。

サミットは終わって各国首脳はそさくさと帰国した。オバマ大統領だけは広島で献花する事業をこなした後、岩国基地から直帰した。サミットやオバマ広島にいろいろ評価はあろう。だが70年という時間の流れは着実に人間の意識に変化を及ぼす。殺し殺され、いきり立った時代と、世代交代ののち、冷静に時代変化を読む時代に来たのかなと。

有明テニスの森では、サミット7カ国+アルファ―の選手もが出場して、「世界車いすテニス」がおこなわれていた。錦織の全仏オープンと同じ日に、サミット首脳会議と同じ日に、東京で開催している。

表彰式

 

この後、吾輩は有明からレインボウbridege を渡って、対岸のJR田町駅まで行きました。

レインボウブリッジの足下駄と、第3お台場の緑。

お台場とフジTVのビル

レインボウブリッジの歩道と車線。その右に「ゆりかもめ」が走っている。車でしか通ったことのない自動車専用橋と思ったが、多目的橋だった。」

下に、あの宇宙船的遊覧船が走っていった。

JR田町の手前に、北芝運河が港区の遊歩道に指定されており、そこから東京モノレールの雄姿を見た。前回のオリンピックの英雄だ。

 

 

 

 

 

 

 


日比谷公園の首かけ銀杏

2015年08月14日 21時39分14秒 | タウンウォッチング
今日8月14日は、日比谷公園でテニス。

先週のような無茶苦茶な暑さより少しは下がったが、それでも耐えられない暑さだ。
でも今年の8月はどこへも出かけないで、まるでテニスの我慢大会をやる気分。

今日は日比谷公園のテニスの前に、先日徳川田安家16代の書いた本を読んで、「首かけ銀杏」を発見。そして、今日のテニスのまえに見てきました。


この銀杏は、日比谷公園の松本楼の前に立っている。明治の初めごろ、江戸城の日比谷見付にあった。
明治の初めころに、日比谷交差点や日比谷公園を整備するために、切ってしまおうという意見が出たとき、農林専門の本多静六博士が、長年生きている銀杏を切ってしまうのは切ない、私の首をかけても近くに移植すると主張。この結果、あの星亨がそれに乗って、現在の松本楼の前まで、約500m移植したのが、現在も育っている。樹齢約400年とか。
 1590年、秀吉の小田原征伐のあと徳川家康を関八州に移封。家康は江戸を本拠地とした。それから425年ががたつ。
 樹齢400年というから、江戸城の草創期のころ、日比谷見付は日比谷・数寄屋橋の埋め立てで大名小路の南側の外堀門で、このころ何らかの理由で植えられたものだろう。それが、1867年の大政奉還で江戸時代が終わったときは、きっと樹齢250年ぐらい、その後明治の初め星亨東京市議会議長が暗殺されたのが、1901年だから、約30年をくわえると当時、樹齢280年ぐらいで、江戸時代の世の趨勢すべてを眺めていたのかもしれない。

 それを本多博士が、自分の首をかけてでも、伐採をせず、移植すると主張した、その意気やよし。
こうして、その後、115年がたった。明治時代以降はまだ150年だ。江戸時代の半分強に過ぎない。

 江戸の町はいろいろ変化が激しいね。でも継続しているのがうれしいね。

ちなみにテニスコートの前に、樹齢100年の鈴懸に木がありました。これも経緯があるようだ。




報道写真展at三越

2013年12月24日 21時04分11秒 | タウンウォッチング
今日、日本橋三越で報道写真展を見てきた。
この1年間のいろいろな出来事を報道写真の形で、絵として見せてくれるのは有難い。
やはり、報道各社の現役のプロの写真家の作品だ。実にうまいものだ。

マー君の投球姿や、オリンピック決定の時の関係者の歓喜の顔、長嶋・松井の国民栄誉者王もあったな。

 そういえば、安部総理とオバマ大統領が握手している写真の前で、安部首相がこの写真展を見学してポーズをとっている写真とか、いろいろあるな。政治、社会、スポーツ、文化、芸術等々、あらゆるジャンルを時系列に並べるのもいいね。

一番の迫力は、三浦雄一郎氏の80歳でエベレスト登頂だ。

 それに今年の物故者の写真もあったな。藤圭子もだ。

ただこの写真展は今日が最終日。残念だがもう見られない。




明大博物館

2013年11月14日 19時23分08秒 | タウンウォッチング
所用があって、そのついでに駿河台の明大博物館へ行き、「東大寺と国分寺」展を見た。

天平時代の瓦のコレクションや出土品などがあり、また市原の上総の国国分寺の山門再建の開設等があって努力のあとが見受けられるが、吾輩にはもっと深いのがほしかったな。



 でも明大博物館の常設展には、「ニュールンベルグの鉄の処女」があったよ。




ギロチンも。


あと、お茶ノ水から秋葉原まで下ったら、かって東京駅になるべきであったレンガ造りの土台(現在の東京駅の前身となるべき、幻の東京駅だ)が現在も残っている。






そして秋葉原に行くと 初音ミクちゃんが



学園祭あちこちで

2013年11月03日 18時12分54秒 | タウンウォッチング
秋葉原にもあるよ








早稲田にも








上智にも



   すでに出演した女の子が観客している。













11月2・3・4日はあちこちの大学で学園祭。

青春一杯、新しい何かを模索しているのもあれば、落語とか漫才とかの伝統分野に何とか参加しようとするものも。とにかく、新しい何かを発見しようとするのだろう。いづれにせよ、模索・模索の連続だろう。
 なかには、ゲームアニメ部なるものがあった。「TRPG」というゲームをデモンストレーションしていた。それは Table&Talk Roll Playing Game といってテーブルを数人か囲んで約束のロールゲームを参加者が声を出しながら楽しむというもので、ゲーム機械万能の時代に、どうなるのかね。

 これらの中で、少数の人間が新しい分野に進むのだろうが、大多数は平凡な勤め人となって、新しい文化を楽しむ側に回るのかな。


















そうは入谷の鬼子母神

2013年10月27日 22時31分59秒 | タウンウォッチング
日本シリーズ第2戦。
田中マー君の力投で、2-1で楽天が勝った。巨人は一気にとおもったが、

「そうは入谷の鬼子母神」だ。

寅さんのセリフに、こんなのないかな?





言問通りを歩くと、「弥生式土器」とか、団子とかいろいろ発見するね。



あと、御徒町まで行って、からつきの牡蠣とホタテを買ってきた。

これを野球見ながら、オーブンで焼いたら、これまた美味。おいしいーネ。 おすすめ。

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間違い!!

 恐れ入谷の鬼子母神 だよなー。

   そうは烏賊の黒作り

   その手は桑名の焼き蛤

東レパンパシフィック・オープン・テニスin有明

2013年09月26日 22時11分29秒 | タウンウォッチング
26日、台風20号が右シュートがかかり茨城沖に抜けるころ、東京は雨曇り模様。
昨日は、日比谷公園でテニスをやる予定だったが、あいにくの台風の雨で中止。
悔しい。メンバーはみんな、だれが雨男か?責任追及の感じ。しかし詮ない話。

 そこで欲求不満もあり、またオリンピック2020年のテニス会場でもある有明を見に行こうよと、吾輩は野次馬根性ですがな。

有明コロシアム&有明テニスの森公園に、パンパシフィック・オープンテ二スなるものを
退屈野次馬御家人は見に行きましたよ。


地下鉄有楽町線からゆりかもめに乗り換え、「有明テニスの森」駅まで行きました。こんなモノレールの駅があったよ。

有明のセンターコート。NY並みにハードコートの全天候型。ここに、女子選手の世界ランキング2位から85位+アルファ-で57名が参加とか。



これは本日の準準決勝か。センターコートで屋根付きドームで試合するのだから、レベルは高い。名前は忘れたがチェコの世界ランキング11位、対、ロシアの世界ランキング17位の対戦のよう。

練習している選手や野外TVで放送している。







浅草サンバカーニバル

2013年08月31日 21時03分29秒 | タウンウォッチング
8月31日、東京は35度cの酷暑。無茶苦茶暑い。

浅草では恒例の第32回サンバカーニバルがあった。ブラジルのリオのカーニバルを真似たもので、高円寺の阿波踊りより、インターナショナルか。でも両者とも真似の精神は同じ。いかに地域の活性化を図るか、東京人は独自の文化を作り上げたいのだ。ええやんか。
 35.3度cの暑さの中で19チーム、4700人を動員とか。沿道には50万人とか、どうやって数えるのかな?とにかく暑い中で多量の人が汗水たらして見物している、その迫力はすごいものだ。熱中症にならぬようにと主催者は行っているが、それだけの人が集まるのは、つまり熱中している症状だ。いかが?ええがなええがな。




















サンバはサンバだが、浅草の裏町、いや表街にはこんな楽しい絵があったよ。

日本駄エ門の雄姿。


これは鼠小僧次郎吉か。


江戸の棒天売を復活させようとしている。子供連れのお母さんに担がせてみるが、無理のようだ。猛暑のなか御苦労さん。えらい。

東京ビッグサイト NEDO ロボットフォーラム

2012年10月17日 16時00分26秒 | タウンウォッチング


東京ビッグサイトを見に行ったよ。

土壌・地下水環境展
真空技術展
洗浄総合展 それに
国際ロボットイノベーション展

の各種ブースがそれぞれ展示して、それ大きなフロアーに合同してやっていた。
日刊工業新聞社がいろいろイベントをやっているうちの一環かも。

普段見ることのない技術屋さんの世界をオープンに展示していて、ああこういうようになっているんだと
感心することしきり。ちゃんとわかった技術者が質問に答えてくれるから、目からうろこ。

核物質に汚染された土壌を洗浄・改良する技術とか、物質の表面の汚れを洗浄するテクニックとか、真空にして汚れを寄せ付けない包装とか、ロボットスーツで介護の腰痛封じとか、楽しいことばかり。本当にモノづくりの世界だな。モノ作りは大人が夢中になる仕事だな。

ロボットは今盛り。介護用にいろいろ考えられているし、福島原発の核格納庫の内部に無人で遠隔操縦する探査ロボット(千葉工大?)など、先日TVでやっていたのが展示して動かしていたよ。

吾輩が一番気に入ったのは、早稲田大学の人間科学学術院の研究室が作っている「睡眠時無呼吸症候群サポートロボット・・じゅくすい君」
 これは指に血中酸素濃度センサーを付けて寝ると、無呼吸症で酸素不足になると一諸に抱いて寝ていた白クマのじゅくすい君が、突然、オジサンの顔をなでたり叩いたりしてその顔を横向きにさせることで、無呼吸を防止する治療法とかで、笑ってしまった。が結構、問い合わせがあるようで、有望な商品となる見込みとか。

日本人は手先が器用で、モノ作りがねっから好きな民族だな。

だが、政治的には、それがいい面であり悪い面でもあるがな。

 

デズニーランド訪問

2012年07月11日 21時01分42秒 | タウンウォッチング
  デズニーランドに行きましたよ。
梅雨の晴れ間で、連休前、夏休み前の水曜日で、比較的空いていたようで恵まれた環境。happy。

デズニーランドはいいね。
日常から夢のファンタジーへのワープ。非日常への飛躍。
女ん子なんか、ミッキーの カチューシャ を頭につければ、それで夢の国へ浸れる。
若い人たちの柔軟な心の飛躍とエンターテインメント。
小さな女の子のドレスアップのしゃなりしゃなりの世界。

心の楽しみを提供する施設は大したものだ。感心。老人にもそれなりのエンターテインメントを与えてくれる。我輩は、特に、「ファンタジーランド」がよかったネ。

また行こう―っと。


代々木公園で踊りの練習をやっていたよ

2012年07月08日 16時09分43秒 | タウンウォッチング
8日、代々木公園野外音楽堂まえで、「おどりんちゅう」という踊り連のグループが練習していた。
約50人の20代前半の男女。うち8割が女性2割が男。彼らは蒸し暑い梅雨な合間に、来るべき各地の踊りのイベントに参加すべく、汗を流している。究極の楽しみボランテイアだ。
  ずっと昔の、「踊念仏」の無意識の回帰なんだろうな。すべてを忘れて踊り狂う=無我の境地?
 そういうえば、5月の京都の「葵祭の斉王代」を演じたお譲さんが、どこかの踊り連で活躍する人だと司会者から紹介されていたな。