今日はうららかで良いお天気。
先週の英検も、
先々週の内覧会も
こんな感じの小春日和だったなあ……
というわけで、そろそろ締めに入ります。
今回は、受付から入場まで
とてもスムーズだった印象を持ちました。
内覧会当選者向けに、
ちょこっとしたおまけ(ポストカード2種)もあり、
待ち時間の整理や
入場してからの手順など、とても良かったです。
太陽の塔内部は、
元お祭り広場にあるトイレ・売店がある
地下空間から入ります。
まさかここが塔に直結してるとは……
いやいや、よくわかりますか。
だって塔の真後ろですもんね。
そして、この塔内に入る通路は、
本来の見学路とは違う場所に出ます。
見学路はコンクリートで閉ざされています。
施設をつぶした時に一緒になくなっちゃったんでしょうね。
で、この通路には往事の写真がでっかいパネルで
どーーんと飾られています。
この大きさと解像度は結構見物です。
一見の価値ありますよ。
閑話休題。
この日は、NHKの取材班が入ってました。
待ち時間の時に取材クルーが言うには、
今回の太陽の塔補修工事を
今後追跡取材をすることになっており、
今回はその始まり、
内覧会にウン万人の中から当選した人の声と
生の反応を撮りたいのだと。
もちろん、番組で使う保証は一切ありません、の
前置き付きでした(大笑)
私、たまたま最前列に並んでいて、
目をきらきらさせてかたるクルーさんと
結構お話してしまいました。
クルー:「僕、幼稚園の時、入った記憶があるんですよね」
私:「小学校の時、入りました!」(でしゃばりだなー)
クルー:「どちらからいらっしゃいました?
他の見学者さん:「地元です」
私:「東京から来ました!!」
……ああ、ほんと、出しゃばりですね、私……
でも、いっていいですか?
万博と太陽の塔になると、
理性のねじが10本以上飛ぶんです、私。
たまたま志願した高校が万博跡地のすぐ側だったけど、
今となってはそれも誇りのひとつになってます。
学校のレベルはとっても悪く、埃にしかならないし。
そもそもあんまり悪すぎていずれ廃校になるんじゃないか?と
思ったりしますが。
閑話休題。
NHKさんと話が弾んだおかげで待ち時間も楽しく、
入場の番がまわってきました。
見学時間は15分刻みで、
滞在時間は10分少々。
以前は撮影一切不可だったのですが……
なんと、今回は
フラッシュ使わなければ撮影どんとこーい! だったんです。
撮しましたよ、撮しまくりました!
塔内は展示物を横切るように
エスカレーターで上がれるようになっていて、
腕から大屋根の展示物に流れる仕組みになってます。
今回、ライティングが行き届いていて、
色がはっきり出ていますが、
初回は明かりはしょぼくて、
ここまでくっきりとはわからなかった。
そして、蛍光塗料がふんだんに使われているので、
ブラックライトを当てると
色鮮やかに浮かび上がる幹の色と、
反射板に取り巻かれた塔内の赤は、
まさしく70年当時にはやった色。
この色が日常にあふれていた頃に
どんぴしゃで子供だった私。
今思うと幸せな時代でした。
で、この反射板は音が輻輳して
すごいことになる効果があり、
塔内は不気味(と当時は思った)曲が
延々流され続けて、ひたすら怖かった記憶があります。
その曲を最後に塔内で流してくれたんですねー。
感涙ものでした。
今後どのような工事をするかわかりませんが、
塔内に残るエスカレーター施設を生かすのであれば、
ここを上って内部を見学できるかもしれません。
首が痛くなるぐらいまで上を見続けなくてもいい、
ってのは魅力ですね。
数年後に期待しましょう!!
さて、このお話にはオチがつきます。
さあ、お時間ですよー、
(皆さん出てってくださいねー)とアナウンスがあった時、
「ああ、ここにいた!」と
NHKさんに声かけられたのです。
そうです、内部は、クルーの皆さんが取材してました。
機材持ったカメラマンやらスタッフが
なにやら撮影してたのは気づいてましたが
今時は明かりも目立たないようなライトがあるんだなーと
思っただけで、上ばかり注目!
NHKさんは忘れてました。
で、こっちこっちと呼ばれ、
ちびっとインタビューもどきをされたのです。
当たり障りのないことを一言かわし、
「いろんなところを見て回ってましたね」と問われて
「見てたんですか!」とさすがに赤面。
「いやー、どうでしたか? 太陽の塔」
「もう、感動ですねー」
って言ったかな?
で、NHKさん、聞いてきました。
「あなたにとって、太陽の塔とは?」
「好きすぎて言葉になりません」(みたいなことを言ったかな?)
「どれくらい好きですか?」
「住みたいくらい好きです!!!」
……ばか丸出しですね ^_^;
「住むって、大変でしょう!」
「(そら当たり前だ)でも見飽きないですよね!」
てなことを延々また話してたら、係の人に、
「あとつかえてますから(さっさと出ていけ!)」
と促され、NHKさんとはさよならしたのであります。
バカなこと言ったなーと思ったけど、
もし、内装工事が完了し、一般公開が始まったら。
ホントに番組が放映されることになったら。
出るかどうかわからない、
おばさんの戯言を探して見て下さい ^_^;
この項、これにて終了でございます。
ここまでのご拝読、ありがとうございましたー。
NHKさんのことがあったので、わざと時間空けた、ってのはあるのです、
内覧会直後だと他の人の目に触れやすいかと思ったもので。
(いや、そんなことはないと思うぞ)
あと1回、おすすめポイントである
元鉄鋼館、エキスポパビリオンについて
ちびっと書きます。