今日は三回忌

お恥ずかしい話、
去年一回忌だった父の法要を営めなかった私、
いくらなんでも三回忌までそれでは……
人としてどうだろうと思いまして、
本日、お寺さんへ行ってきました。



今日は……

とても良い、
良すぎるお天気で……

ピーカンすぎて、雲もない。



東京タワーが映える日でした。

そして暑かった。

でも、気持ちの問題かもしれませんが、
今日、法要を営めて、ほっとしております……

参列者があまりにも少なく、
お布施もあまりお払いできなくて、
よく考えたら係の方への心付けも忘れてた。

もっと忘れたことといえば、
位牌と遺影を持参し忘れたこと…………
案内にもきちんと書いてあったのに、読み飛ばしてました。

次は七回忌か？

その頃には……

きっと今日の日のことは忘れていることでしょう、
私のことですから！



でも、2年経ったんだなあ。
昨日のことのようで、
でも、ずいぶん前のことのようでもあって。

まだ向き合えないところもあるんですよね。




で、ここからはどーでもいい話。

お経を上げるときって、故人の名前はもちろん、
施主もフルネームで読み上げるんですよね。

ここの本堂は観光客も頻繁におとずれる所でして、
後ろでお賽銭を「ちゃりーーーん」と入れてる音も聞こえてきまして。

なんか、名前読まれるの、ちょっといやだったりするんですよー。
来てる人に知られるわけだし、
私の実名ってちょっと変で、
多分、同姓同名は多分日本国内のどこにも存在しないと思うの。
それを読まれるのはなあー。

しかし、「匿名」とか。
ハンドルネームとかを使うわけにもいかないし……

でも、将来的にどうなるんでしょうね？

七回忌の頃にはそこんところ変わってるのかしら。



なーんてことを、有り難いお経を聞きながら思っていた私なのでした。

迎え火ファイヤーの日でした

今日は東京盆の迎え火。

一応、父の迎え火もどきを焚きました。

いろいろと問題山積な自分たちなんですが、
まずは一周忌まで。

なんとかかんばらなくては。

ては。

ては……

これから少しずつ 思い出したりするんでしょうか

去年の今頃、何をしていたかとか、
もっと言うと、
8月から10月まで
どんなことをしていたかとか
思い出せない……ふりをしています。

昨年10月に父を見送り、
直接の死因になった食道癌が発覚した頃のことを
極力意識したくないのだと思います。

あまりにも極悪なことしましたから。私。

でも、昨年の今頃は
通常の定期検診で病院に付き添えたのですが……

暑かったなあ、とか、
病院で世話をしているというカルガモの雛見て、
あと1年ぐらいは見れるのかな、とか、
その頃には緩和ケアに入ってるんだろうなあ、と
ぼやーーんと思っていたあの頃は
今年の今頃を想像できていませんでした。

私がまったく覚悟できていなかったのだから、
本人が一番想定外だったと思います。

2年前、癌が発覚し、1年放置、
その後翌年に私も発病を知らされて。

進行性の難治性である小細胞癌で、
手術はできないと言われてましたから……
治療に入る前に緩和ケア病棟の予約を前提に
すべてが始まりました。

ここが終の棲家か、と思いながら
病棟を見学したのが一昨年前。


人生一寸先は闇。
言い換えれば、何があるかわからないのなら
闇にするのか、光に替えるのかは
その人次第なのかもしれません。

ただ、なんとなく、「しんどかった」ことから
目をそらしたい私は
まだ光はつかめてないんじゃないかなあ。

けど、哀しいふりするのも……偽善っぽくって
しちゃいけないでしょうし。

などと。
うだうだうだ。

せっかくの日曜、
あまり明るくない話題でごめんなさい。

明日からは気分切り替えて
普段の生活に戻りたいです。

新盆なのかあ

先週と今日、
お盆の回向案内がお寺さんから届きました。

今日は特に、
今回が新盆にあたるので
別の案内のお手紙が。

そっか。

もうそんな時期なのね。

去年の今頃は……
ある程度予想はしてたけど、
もう少し生きてると思ったから……

でも……

もし、父がもう少し命長らえたとしたら
どんな人生が待っていたんだろう。

そんなことを思う今日でした。



回向料……

お寺さんを考えると相場なのか
お安いのか、

いずれにせよ、あんまりほいほい出せる金額ではなく、
今後の檀家づきあい、頭がちょっと痛いです。

今はだめ……まだ、だめだ

昨日行った伊丹空港で。

シャトロワの猫缶つきフィナンシェ。

これを販売していたお店が3/31で閉店するのだそうです。
ワインのお店で、
搭乗口真ん前だったから知ってる人も多いかと。

なかなか面白い企画を出してくるお店だなあと思ったので
とっても残念……
今はいくつかのお土産お菓子を置いてあるだけ。
閉店前のお店って……寂しいですね。



伊丹空港は改装中で、来月にもプレオープン（多分）
するらしいですが、
それを見越した退店、および改装を匂わせるお店が
たくさんあって、
1月に行った時より寂れた……いや、寂しい感がたくさんで、
ちょっと切なくなります。

多分、空港としてフルリニューアルすれば
印象は変わるんでしょうが……
ANAが入っているターミナルビルは、
国際空港だった頃から残っている一角でもあるので
学生の頃から知ってる雰囲気が変わってしまうのは
やっぱり寂しい。
ぱたぱた表示板、残るんでしょうか？
これまで消えてしまったら、
ひとつの時代が消滅したわびしさにひたりそうな気がします。



思い返すと、伊丹空港は
家族で何度か出かけた思い出があり、
昨日駐車場付近を見た時に
ふとそのことを思い出した。

車で来たこと、駐車場で車をとめて
送迎デッキで飛行機を見学したこと

その思い出に家族の誰かしらがいるんです。

昨日はやっぱり、車を運転していた
父のことをふわーーーっと思い出し、

そうか、もういないんだった

って、そんな感じになり。

私は読んだことがないんですが、
たしか、小説かエッセイで、
奥さんを亡くされた作家さんが
そーいうようなタイトルの本を出してませんでしたっけ？

人の不在って、ふとした時に
ふわーーーっと浮かび上がってくるものなんですね。

母が死んだ時とは違った感覚に、
参ったなあ、と思う今日この頃。

哀しみというやつは、後から追いついてくるので、
いくらひきはなしたつもりでも
絶対に追いつかれてしまう。

今はまだだめだ。

そんなことを思った、昨日の大阪行きでした。




元地元を散策したのも……良くなかったのかもしれないですね（苦笑）
まずかったですね　^_^;
ちなみに茨木市は父の生地でございました。

3月もあと1週間……早い！！

あっという間に月日は流れ、
もう3月も終わりですよ。

この3月は不可抗力の出費が重なって
（無駄使いもあったけど（大笑））
檀家づきあいで出資ができませんでした……

初の春彼岸だというのに……
お寺さん、パパりん、ごめん。

今月はまだでかい出費があってさ……
（固定資産税なんだけどさ、実家の。
　払える人がいないもんだからさ、
　仕方なく私が出してます……
　これぞ予想外の出費ですわ）
そっちを優先させようと思ったの……

ほんと、ごめん。

しかし、去年の10月から
たたたたっと過ぎて約半年ですか……

こっちも早かったなあ、
いや、遅かったというべきなのかなあ……

いろいろ、後回しにしていることもあって
日々の生活に取り紛れて
あやふやにしちゃってるんですが……
税金の督促が届くと、ふと我に返ります。

ええ、ちゃんと払いますって。
ふんとにもー！！

で、今週の7日連続出勤も今日で終わりました。

水曜辺りが一番しんどかった。
木曜日過ぎるとどんどんナチュラルハイになり、
今日は曜日の感覚がイマイチよくわかってません。

えっと、明日は日曜でしたっけ？
休んでいいんですよね？　私？　って感じです。

明日は……

日用品の買い物でも行きましょうかね。



ペット飲料くれるっていうから。
近場のドラッグストアにでも。

しかし、ペット飲料で止まると
なんかもやもやします。

ペット向けのドリンクなのかしら、とか何とか。

すんません、疲れているようです。
そろそろ風呂でも入って寝ます。

（いつも同じこと言ってblog締めてる気がする。
　能がないなあ、ちょっと反省）

ちょっと気分落ちるけど

いつもハイな気分ばかりではいられず、
時々、ずーんと深く沈むほどではないにせよ、
しんみり、じんわり来るときがあります。

時々、前にも書いたかも知れませんが、時々、
会社から帰って最寄り駅に降りる時、
いつも使う改札とは逆の改札で降り、
バスにのって病院に行って、
あの病棟の病室へ行ったら

まだ父がいるんではなかろうか

などと考えてしまうんですよ。


そんなわけないんですけどねえ、

で、しんみりしてる自分、
ちっとも涙がこぼれたりしません。


先代猫をなくした頃の私は、
1年ぐらいは
何があってもへろへろ泣いてたんですよ。


親と猫じゃ、いろいろと違うでしょ……

思うんですけど………………

どこかおかしいのかなと思ったり、
いやいや、これが人を亡くすということなんだよと思ったり。

でも、きっと

簡単に忘れることができないで、
浮上したり沈んだりの振幅を繰り返すんだろうなあ……


まだ父を見送って半年に満たない
今日この頃の私です。

涙が こぼれない ように

さて、四十九日、終わりましたよ！

必要な手続きは、

・土地家屋の相続　
　これはいそがなくていいし、登記変更でかかる費用が
　あまりお安くないので、
　登記税分貯まるまで放置することにしました。
　誰が引き継ぐかも決めてませんし。
　ま、残った人間が生きてる内に片付けましょう

・相続の有無
　これはあまりゆっくりできません、
　3ヶ月以内に手続きしなきゃいけないので、
　近々に決めることになります

大きなことはこの２つくらい。

あとは……


まあ、追々……

急がなくてもいいか、って思ってます。

私は実家に住んでませんし、
今、妹が一人暮らししてます。
彼女が自分のペースで片付けはすればいいと思ってます。

いそいで……何もかも
片付けなくてもいいんじゃないかな、と
外野は勝手なこと思ってます。


そーいうやらねばならないことを進めようと
ここまできましたので、
後回しにしてきた、感情面のあれこれがですね、
時々「おーい」と追っかけてくる時があるんですね。

これは……
ほんと、簡単にどうこうできることではないし……

私個人的には、後悔しか残らないし、
ともすれば、べしゃーーっと押しつぶされそうに
ならないでもないので……

対決は避けてます。

今は無理、すぐは無理、
何年か後に「ばかばかばか」と自分を罵倒します、
今はちょっと無理。

そーいえば故人が生前言ってました、
結婚直後は若いこともあっていろいろ大変だったので、
坂本九の「上を向いて歩こう」をテーマにしていたと。

私もこの曲好きなんですよー。

一行目。

うえを向いて歩こう、うん、ここはいいです。

二行目。

なみだが、こぼれ……ない……よ、うに？

ああ、だめだ、こりゃだめだよねえ。

しばらくこの曲は聴けませーん。

泣いちゃ、だめですからね　(ρ＿；)

ひとつ、区切りがつきました。多分。

よく晴れたけど寒かった東京地方、
本日、無事、父の四十九日の法要と
納骨の儀が滞りなく終了いたしました。

広い本堂にぽつんと
骨壺と遺影が並んでいるのを見て、
「えええええー？」と故人が戸惑っているような気がしたり、
納骨堂に置かれた骨壺を見て、
「ここに入るんかーい？」と言ってるような気がしたり……

ひとつだけ、ぽつんだから
寂しそうに見えるんですが、
母もここにいるわけで。

きっとさびしくないと思うんですよね。

遠方から病身をおして伯父も来てくれました。

感謝感謝です。

とりあえず、大仕事がひとつ終わった。

今日は風呂入って寝ます。

９月８日が最後の日付でした

いろいろとやることがある……と言いつつ、
日々少しずつ普通の生活に戻りつつあります。

画像をひっくり返して見てみました。

９月８日に病院の外で撮したこの画像、
この日、私はめちゃくちゃ怒りながら
ここに向かってました。

９月から１０月初旬にかけて、
健忘症になったわけではないですが、
いろいろと記憶してないことが多い。

覚えていたくなかったのだと思います。

今でも時々思うんですよね、
夕方、病院に入ったら、
病室へ行ったら
まだ本人がいるのではなかろうかと……

これは逃げのファンタジーです、
そんなわけないんです。

いつか、今年の秋について
向き合わなければならないのだろうな。

今は。

無理です。絶対無理。

自分という人間のずるさとか
ちっぽけなところが
いやになってる私であります。

位牌ができあがりました。

こんなの、blogに書く人あんまりいないでしょうから（大笑）

あえて書きます。

父の位牌ができあがりました。

会社の人に頼んで、まいて作ってもらいました。
受け取ったのが先週木曜日。
翌金曜日に持ち帰るつもりだったのに、
私は、ロッカーに入れ忘れてしまってました。

持ち帰ったのが今日だった、と。

黒檀蓮付春日……という型になります。

実は、お寺さんの指示は
黒塗り位牌ということをつい最近知り、
若干焦ってます。

電話での行き違いってやつなんでしょうね、
私が聞き忘れたってこともあるし。

無事、魂が入ることを祈ります！

ああ、めんどくさ……（以下自己規制）

今日、先々週に予約をしくじった
法律相談に行ってきました。

規定の30分はあっという間に過ぎました……

担当して下さった弁護士さんは
大変明快にご説明頂いたので、
疑問点はかなりの部分が解消しました。

実家は持ち家ですので、
今後名義書換とかいろいろと手続きが必要になるのですが、
今すぐ大急ぎで手続きしなければならない！

ってわけではないそうですので、
自力で片付けてみようと思ってます。

ええ、ケチなんです、私。


実家の方はともかく、ちょっとややこしい物件が
母方の方にあり、
こっちは大変面倒くさいことになりそうで、
もう、言いたいこと・文句が
あとからあとから出て来てしまいそうなんですが……

自分たちの代でなんとか、ケリがつけばいいんですが……

先代、先々代、もっと前の世代の人たちが
放置し続けてきたツケを払うというのも
なんとも……

解せぬ！

でございます！！

大変失礼なことを……

知らなかったこととはいえ、
「そりゃすみませんでした」というお葉書が到着しました。

先週の土曜日と日曜日にかけて書いた
訃報通知に対するお返事葉書でした。

今回、父が残した住所録で、
お出しできない理由が書かれていない宛先すべてに
お葉書を出しました。
（転居とか、お亡くなりになった方はきちんとそう書かれていたので）

そしたら。

すでに９年前に故人になられていた方に葉書を出しちゃったんですね。

宛先は、父の中学時代の恩師とのこと……

そりゃ、お亡くなりにもなるはずですよ、
わかってることなのに、なんで一言書いておいてくれなかったの、と
言いたいところですが……

使っていた本人ならわかっていることなので
あえて書いてなかったんでしょうね。

娘さんがきちんとお返事を下さったのですけど、
申し訳ないやら、すみませんでした、やら。

もうーーー！！！

そんなこんなで暮れている晩秋。

今日は寒いです。

皆様、ご自愛くださいませ。

訃報葉書、出し終わったのです

土日かけて、父の住所録に載っていた皆様へ
とりあえず片っ端から
不法通知のお葉書の宛名書きをしました。

多分、今日ぐらいには皆様の元へ届いたと思います。

あんまり好きじゃない宛名書き、
今回は気がついたら
がりがり書いてました。

最初で最後に書く住所ばっかりなんだろうなと
そんなことを考えながら。

お供は、一昨年入手した
ペリカンのM600ピンクバージョン。



万年筆マニアさんなら
お名前ぐらいはご存じでしょう、
フルハルターで購入したもの。

ここは店長の森山さんが一人一人の書き癖に合わせて
ペン先調節をしたものを販売しているお店です。

ですので、対面販売が原則。
えいや！　で買って後悔していないのですが、
いざ現物を手にすると、
ペリカンのスーベレーンだし、
もったいないし、
インクを吸う付近が白ですので
あまり汚したくないなあ、で
ほとんど使ってなかった
この子で宛名書きをしました。

疲れることなく、宛名をするする書けたのに感激したり、
まさか訃報通知で使うことになるとはなあと思ったり。

そんなこんなで秋は更けていきます。

これがホントの、骨折り損のなんとやら

お寺さんと四十九日について話し合ったのは
もう先週のことになるんですが、
ご戒名を頂いてそれっきりというのも申し訳なく、
納骨や法要に必要な費用をお支払いしてなかったので
事前にお伺いしないまま、お寺さんに直撃したところ……
（必要書類とか印鑑も持って行った）

結局、当日にやっぱり手続きしてください、ってことになりました……

何事も自己判断で
事前確認なく直撃するのってだめなんですよね。
良かれと思うその気持ちって
押しつけなのかもしれないんだわ。

反省しきり。

これぞ骨折り損のなんとやら。

自分で一方的に自分を疲れさせてどうするの。

今日は父の知人向け年賀欠礼（という名のご報告）葉書の
宛名書きをごりごりすることにします……

あと何枚あるんだ？

がんばろう……



今日の東京タワー。

父は、この東京タワーのお膝元で眠ることになります。
行く年来る年でよく取り上げられる、あのお寺様です。