t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

片付けがなかなか進まない

2020-01-26 20:48:32 | コミック・アニメ徒然
昨年のことになりますが、
11月頃にそれまで使っていた本だなを処分し、
本だなを使わない収納を模索して数ヶ月、
今日やっと「これでいいんじゃない?」という形にまとまりました。

処分した本だなはIKEAのBillyで、
高さがほぼ2m、堅牢で本の収納には威力を発揮し、
無駄が一切ない棚なので、
今でも良い商品だと思っているのですが、
処分したのには訳があります。

重量のある本を長期間保管してもたえられるということは
それなりに丈夫で変形しない、
つまり本だなもかなり重たかったんですよ。

90cm巾で2m弱の高さのbillyの重さはたしか45kg。
到底一人で動かせる重さではなかったから、
半分の巾で高さが変わらないのにしたんですけどね、
それでも1本25kgです。2本で50kg。
自力で動かすのも結構大変で、
模様替えで動かす時にひーこら言ってました。

もう、重い家具は使えない。
自分でばらして動かせるうちに処分を考えよう、
そう思った経緯は確か去年も書いた通りです。

で、今は本だなは使ってません。
カラーボックスみたいな木製の箱をサイズを変えて
組み合わせて重ねて本だな変わりにしてます。
1個辺りの重さは、せいぜい5kgあるかどうか。
これなら自力で移動もできなくもない。
本が増えたら、箱を増やして棚を拡げればいい。

おおむね結果は気に入ってるんです。
でも、全部の本は収納できなくて……

あぶれた本は処分しないといけません。
でも、これが進まないんだなあ……

手にしながらついページをめくってしまい、
読んでいるうちに情が移ってしまったり、
読みふけっているうちに時間が経っていて、
今日はもういいか、となったり……。

今日、本の山から発掘して、
木箱に収める前につい読んでしまったのがこちら。



おおやちきさんの名作、回転木馬です。

絵を眺めているだけでもうっとりします。

これ、小学生か中学生ぐらいの時に読んでたんですよ、私。

当時に少女達は早熟だったなあ。

これは生涯手放してはいけない本の1冊。

でも多分ですよ、
私の蔵書は全部「手放せない本なの!」だらけなんじゃないかしら。

だから片付けがはかどらないし終わらないんですよねえ。

でも紙の本、大好きなので、
ぶーたれつつ、この手の逡巡を楽しんでいる私です。
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いくつになっても、漫画読みはやめられない

2019-10-28 22:27:27 | コミック・アニメ徒然
image

2ヶ月に1度、
発売を楽しみにしているのが、隔月刊誌のメロディです。

ほとんどの作品は、実は読んでなかったりするんですが
(作家さん、すみません。でも、一斉風靡した作品の続編は
 もうお腹いっぱい。興味持てないんです)
唯一、この作品の為に買っているんですね、

「かげきしょうじょ」

タイトルの通り、某歌劇団の
(某はいらない? あ、でも、今は複数歌劇団がありますのでね)
育成学校に通う少女達が登場人物。

2ヶ月に1回の連載なので、
読み終わったら続きが出るまで2ヶ月待たなければならないんですけど、
それが苦にならない、っていう作品、あんまりないです。

続きを待つ楽しみなんて……
子供の頃以来です……

なんせ、先が読めないんですよね、
今のところ予想した筋はことごとく外れまくり。
「こうきたかあ!」と毎回唸ってます。
読者の想像の先を行ってるので、純粋に作品世界に浸れています。

一番驚いたのが、聖先輩のエピソードですかね……
あれには度肝抜かれた。
でもちゃんと伏線はひかれていたので、その伏線を
違った解釈していたので、「こんなんありか!」と。
斉木先生(作者さんです)、すごすぎます!

そして、かげきしょうじょを読むと、決まって
ベルサイユのばらを読みたくなるんですよね、なんでなんでしょう。
ベルばら……はまったなあ……
宝塚が初演したころを知ってる世代ですので(大笑)
ベルばらを読み始めたきっかけは
漫画が先か、歌劇が先か、ほぼ同時だった経験を持っております。

何もかもなつかしすぎる。

再読したくても、もうベルばらの原作は手元にはない。

ベルばら読みたい熱が一線を越えたら、
大人買いしてしまうんだろうなあ、きっと。

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買えて嬉しい限定版!

2019-05-15 20:47:53 | コミック・アニメ徒然
twitterで見かけたころから応援していた、
松本 ひで吉 さんの「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」
先日3巻の発売日、売り切れ続出で入手困難かもと思いつつ、
大きめの本屋さんへ飛び込んだら、2軒目で見つけられました。
それでもほとんど置いてなかったので、
多分ですが、初日であらかたなくなってしまったのではと思います。

image

嬉しい。
この靴下、もったいなくてほんとに使えなさそうです。

ペットや猫、犬を扱った漫画や小説は
最近ホントにヒット作が多くて、どれも甲乙付けがたい作品ばかりで
これがいいよ! と強く推せないのですが……

でも、犬好きさんも、猫好きさんも、その他のペットさんが好きな方も
みなさん幸せになれるこの1冊、お勧めしたいです。
機会がありましたらぜひ!



lineのスタンプも可愛くてですね、
愛用している私です。

でも送られた人で、出典を知ってる人、どの程度いるのかなと
思わないでもないのです(大笑)
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カンペキな、1冊。もう一つの完璧も見てみたい

2011-11-05 14:56:56 | コミック・アニメ徒然
先日発売になった、
青池保子氏の「Z 完全版」が到着しました。

掲載当時は学生で、
青池氏の描く作品世界や絵、
特にカラーの凝り方には
とてもとても心を動かされました。

なんせ夢と現実がごちゃまぜになっていた
子供(といっても高校生だったけど)でしたから、
自分も作家とか漫画家になれるかもしれない、
いや、なりたい、などと
実現できるはずもないことを
信じていた者の目には
おこがましくも目標とかにさせて頂いてました…

で、この手の作品が1冊のコミックスなり文庫にまとめられると
単色印刷で上梓されますから、
必然的に雑誌で見慣れた、色つきページは
すべて白黒処理をされます。
色の記憶が残っている絵に関しては
ほぼ完璧にイメージできますが

 できるよね????
 忘れないですよねえ????

見たことがない絵は
いっくら高解像度処理をされた白黒でも
魅力は損なわれます。
絵の質がよければ、色があろうとなかろうと
感銘を受けるものではあるんですが、
白黒、カラーと発表の場が違う絵なんですから
同じ土俵で並べないのは明らかな損失です。

で、今回、単行本等で未収録だったラスト1作も含め、
カラーページも少カットごとまとめて1冊になった本が
発売になったんですね。

雑誌がB5だったんだから、
A5は版が小さくなって迫力不足…
なんて贅沢は言ってはいけません。
けど、サイズもリアルに再現して欲しかったかも、と
ワガママを言いたくなるくらい、
カラーページの発色は見事でして、
これなら長く楽しめそうだ、と納得できる1冊でした。

思えば、80年代~90年代の漫画って
絵の描き込みの密度が半端無く濃いので
絵を眺めるだけで飽きないんですよね、
力量ある作家さんの場合。

もちろん、話も相当練られていますので
読む側もかなりの集中力を強いられます、
1冊丸々緊張するので、初見の方は読み疲れるかもしれませんが…

で、帯にですね、「完璧なZ」のコピーが。



Zもいいけど、
長年のファンとしては
エロイカより愛をこめての完璧な姿を
見たいんですけど…

コミックスや文庫、画集の過程でこぼれたカラーページを
もう一度見てみたい、今の印刷で、って
思っちゃうんですよね。
大変長い本作、コアなファンでもついてこれるか、
商品として成り立つかどうか微妙ではあるんですが、
長年のファンほど望んでいると思うんですよね。
みんなそこそこいいトシだし、
持つべきものは持ってるお年ごろだし。
文字通り、金に糸目は付けないんじゃないでしょうかね。

(昨日のblogでは庶民だなんだと書いておきながら。
 矛盾する言い分だなあ、と自分に突っ込み)

Z 完全版
青池 保子
秋田書店
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いいなと思う作品はすぐ終わっちゃう…

2010-09-17 22:49:31 | コミック・アニメ徒然
新聞の書評欄(漫画枠だったけど)で
紹介されていて興味を持った1冊でした。

今年の春先だったでしょうか。

いにしえの少女漫画の色彩を残した、
読み応えのある作風で

 小中学生の頃、
 リアルタイムでマーガレットで
 この人の作品読んでいましたので
 懐かしさというスパイスも
 加味されますので
 尚更良く見える、ってのもあるけど

新刊が出るのが楽しみだったのだけど。

3巻でおしまいってあんまりです…
もう少し続くと思ったんだけど…
エピソードやら登場人物の数を考えると
せめて5巻ぐらいまでは行くだろう、と。

 だらだら続きすぎるのもいやだけど

当方がいいな、と思った作品って、
すぐ終わっちゃうんですよね。

残念です…

あ、ハッピーエンド(どたばたの?)で
後味は良かったけど。

純情娘ガテン系 3 (クイーンズコミックス)
塩森 恵子
集英社


終わったといえば、
今月発売されたダヴィンチが最終回だった
テレプシコーラ、
あまりにも唐突すぎて、
無理矢理終わらせたんじゃないかしら、的なラスト。
大人の事情を想像してしまったんですが。
こっちは後味悪かった。

掲載誌がメディアファクトリーだからなあ…
ま、仕方ないですかね。
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六連発って、どうよ?

2009-05-18 21:11:35 | コミック・アニメ徒然
子供の頃、
再放送を見て、はまった口です、
宇宙戦艦ヤマト。

今朝、起き抜けのはっきりしない頭に、
ヤマト波動砲六連発のニュースは
めちゃくちゃ効きました。

パチンコの間違いかいな、と思ったら、
年末上映予定の映画の話だったんですね。

え、映画?
一度粉々に壊しておいて、
また復活させるのかい?

で、波動砲連発だって?

ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる、じゃないですよ、
何事も引き際が肝心ではないのだろうか…

とはいいつつ、多分ですけど、
見そうな気はします、私。

映画館まで行くかどうかはわかりませんが…
TV放映まで待つかもしれないけど…

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小6の冬を思い出す

2009-05-14 21:29:16 | コミック・アニメ徒然
…今は初夏だよ、
何で冬なんだよ、って思うんですが。

思い出しちゃったものは仕方がない。

小学校高学年の頃に住んでいた区域は
とにかく児童会の活動が活発で、
なんかかんかと行事に参加させられ、
子供心に辟易していたもんなんですが、
やっておいてよかったぞ、自分、と
しみじみ……

中でもためになったのが、
百人一首かるた大会です。

なんか、百人一首に
力を入れてる市だったんでしょうかね、
各地区ごとの勝ち抜き戦で
ずいぶんと白熱した戦いが
正月の成人式をすぎた頃から
繰り広げられていました。

 当時、成人式は15日と決まっていて、
 その頃までおとそ気分・正月気分が
 だらだら続いたのです。

 思えば良い時代だったなあ。

本式の競技かるた形式ではなく、
二軍に分かれる源平だったんですけど、
上の句・下の句の早見表をもらって
「覚えるように」と練習場を公開していた
上級生に教わったことも
参加が後発組だったので選手にはなれず
補欠で後ろに座って大会を見ていたこととかも
うすぼんやりとですが思い出されてきます。

で、何が役に立ったかというと。

私が高校の頃、1年生は
古文の授業で百人一首を覚えるのが
必須だった時代ですので、
小学生当時の記憶力のおかげもあり
高得点を上げられたのです。
もちろん、古文の成績が良かったことは
言うまでもありませーん。

 蛇足ながら。

 授業でも一応、かるた取りをやりまして、
 上位何人かを集めてかるた大会が催されたんですけど、
 参加メンバーがなんと、
 友人たちばっかりでして。
 
 蛇の道は蛇、ってことよね。

そんな甘酸っぱい記憶を
「百人一首」という単語は
連れてきてくれます。

何かの賞を取りましたとか、
流行ってますの一言に弱い私、
つい1巻を手に取ってみました。

…面白かったです…
小学生時代から物語が始まるので
尚更、自身の記憶とオーバーラップして
楽しめたというか。

続刊もあるとのことなので、
今後に期待したいですねー。
もちろん、読みますよ。

最近はどーにもならない作品も多いけど、
時々、きらりと光る良作に出会えるので
漫画も捨てたもんじゃないです。

できれば書評とか評判に左右されず、
自分の目で良作を発掘したいものですが…
横着しちゃって人のレビューを充てにしちゃう。

レビューが当たってることって
10あるうちの1あればいい方なんですけどね。

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)
末次 由紀
講談社

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大幅な追加・修正大歓迎!「地球へ…」

2007-09-23 11:52:38 | コミック・アニメ徒然
最近は雑誌に連載されている漫画はもちろん、
アニメですら、DVDでリリースされる時には
修正が入るのが当たり前。
一番最初に見たアニメや読んだ漫画は「不完全品」なのです。

単行本やDVDになった段階で完全が良いのか、
大変難しい、大人の事情が多々絡むのかもしれませんが、
何事もファーストインプレッションって大切だと思うので。
個人的には後出し修正には反対です。

子供の頃に読んだ漫画の文庫化や完全版のリリースが
最近目立ちますが、今読み返しても、
雑誌連載時に読んだ画面とほとんど差がない。
週刊誌連載なのに、当時はスクリーントーン等より
描き込みがすごい作品が多いのですが、
プロとしての作品にかける意気込みや完成度の高さには
本当に驚かされます。

最初の納品で可能な限りクオリティの高い作品を提出する、
そのごく当たり前の事が、デジタル全盛の今、
なぜなされないのか、不思議で仕方ありません。

…が、昨日終了した「地球へ…」に限って言えば……
その加筆修正を望みたい出来だったと思っています。
最初の5話ぐらいまでの丁寧さはどこへ行ったのか、と
頭抱えたくなるような後半数話のばたばた加減。
最終回は困ったことに非常に原作に沿った内容で、
短い時間でよくぞここまでまとめたなあ、と感心をしたのですが、
なら、なぜ、全編、このクオリティを保てなかった! と
やっぱり不満が残ります。

最近のアニメは、メディアミックスの傾向が強く、
放送中・放送後に別の形でインサイドストーリーを
OVAなりCDなりで発売するケースが大変多い。

いくら好きでも、
全てのコンテンツを追いかけたいファンばかりではないし、
本作で物語を全うするのが本筋だと思います。

ですので、せっかくDVDを発売しているのですから、
紙芝居と見まごうばかりのカットが続いた最終話近辺の回ぐらいは
再編集をしていただきたい、もっと長くカットを見せてほしい、と
願うのはワガママでしょうか。

とりあえず、DVDは全巻購入をしますが、
最終巻の出来次第で中古屋直行になるか否かが分かれそうな「地球へ…」。
最終話は、リアルタイムで原作を雑誌で読んだ世代である当方には、
マンガで感じたフラストレーションが解消された、
「良い出来」だったと申し上げさせて頂きます。


地球へ・・・Vol.3 【完全生産限定版】

アニプレックス

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コミック読んで泣いたのは2回目だったかしら

2007-08-05 20:19:32 | コミック・アニメ徒然
「絶対泣ける」と聞いて、
その通りに涙を流せる作品は驚く程少ない。

当方はどちらかというと涙もろい方で、
TVとか映画では暮雨の涙にかきくれることもあります。

 2週前の風林火山なんざ、大泣きしましたから。

でも、小説とか漫画では、泣けないのですよね。
感動のあまり、頭の奥の芯がしびれたように
しばし呆然とする経験はあっても、泣くところまでは…。

唯一、泣いたのは、エースをねらえの第二部の前半でしたっけ。
でも、どのシーンだったか忘れちゃってるし、
読んだ当時は母が死んだか、闘病中だったかの頃ですから。
もらい泣きのひとつもしますよね。

しかし、本作、山岸涼子氏の「舞姫 テレプシコーラ」は
作中に入り込んでしまって、最終巻では涙の嵐でした。

年齢を重ねると、鈍感になる一方で
自分の身に引き寄せて同調してしまう経験も重ねるものですから、
名ストーリーテラーの手にかかると、
作者の術中にはまると解っていても
心が揺さぶられることがあるのです。

「最近のマンガは読者におもねるか、自己満足、
ご都合主義の固まりで、純粋に作品として面白くない」

と、リアルタイムに発表されている作品よりは
随分前に発表された作品を再読するケースが
本当に多かったのですが、
成長しつづける作家の「今」に目を向けないのは
もったいないことなのだな、と
気持ちを新たにしたところです。

ハンパなバレエマンガが全て吹っ飛ぶ本作、
年齢・性別を問わず、全ての方に
一読をオススメしたいです。


舞姫(テレプシコーラ) 10 (10)
山岸 凉子
メディアファクトリー

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「地球へ…」復活です

2007-03-24 18:50:07 | コミック・アニメ徒然
「地球」という字面を見て、
「ちきゅう」と素直に答えるかたは普通です。
「テラ」と即答できる方、おそらく同年代で
同嗜好の方でしょう。

70年代末に、マンガ少年で連載されていた
竹宮恵子氏のSF作品、「地球へ…」のアニメが、
4月から地上波放映されるそうです。

地球へ…公式サイト

年明けあたりにこの報を聞いた時、
てっきりBSやCS等のアニメ専門チャンネルでしか扱わないか、
地上波TV局の放送であっても、深夜枠
(25時とか、26時とか……素直に1時、2時と書けよなー)
の放送かと思っていたのですが……。

TBS系で土曜日の夕方6時(東京では)というのには
びっくりですねー。

だって、ばりばりのSF、
鋼の錬金術師とか(見てないけど)
ガンダムとか(もっと見てないけど)が
放映されていた時間枠に、
なんで今時、改めて見返すとレトロなSFが、
取り上げられたのでしょう、
不思議で仕方がない。

80年代前半の、
なんでもかんでもアニメ映画が製作されたときにも
取り上げられた本作、
レンタルビデオ屋さんに残っていたら奇跡、
とうとうDVDソフトにもならなかった
事実上の幻の1作が、今蘇る、ってことでしょうか。

 今でも著名な俳優さんや彼岸に渡った方とかが
 声を当てているので、いろいろと難しいんでしょうかね。

さて、当方、掲載誌まで知ってるくらいですから、
リアルタイムでどっぷりはまって
連載を心待ちにしていたアニメファン、
オタクのハシリを地でいっていた学生でした。
年月を重ねて記憶からこぼれた作品、
過去に好きだったけれど、年齢故の嗜好の変化から
すっかり興味をなくした作品等多々ある中で、

 ベルばらとか、エースをねらえとか、
 大河級のタイトルは
 読み返したいとも思わなくなっちゃったんですね。
 なんかこう…残念だけど「合わなく」なった。
 歳とるってこーいうことかな、と
 ちょっぴり寂しいですけどね。
 大人っていらないものを捨てられる人のことを言うのね。

記憶からは消えないし、再読を願っていますし、
きっと読み返しても幻滅はしない1作だと思っています。

2007年に制作をするのなら、
雑誌掲載時とは違ったアプローチもできるはず。
何処が変わるか、何処が変わらないか、
しっかり見届けさせて頂きます。
昨今のアニメは仕上がりにばらつきがありすぎますので、

 明らかに海外で作画したな、と思われるものは
 ひどいもんです……

ぜひ、上質な作画と綿密な脚本をお願いしますよ。
DVD発売時に完全版がリリースされるというような
ハンパな作品なら見たくないですから。
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急いでAmazonへ行かなくっちゃ!

2006-10-31 21:21:48 | コミック・アニメ徒然
決してカルトな作家さんではなく、
コアなファンだけに支持されているわけでもない、
でも、知ってる人にはたまらない魅力の
鈴木志保さん。
「船を建てる」は有無を言わさぬ名作です。
その人が持つセンスを試される、
思わず背筋が伸びてしまう一作。
大好きです。

このたび、短編を集めた1冊が
リリースされたとのこと。

熱烈なファンもたくさんいるし、
彼女のリリカルな世界観は
一般にも広く受け入れられる
(…難しいかな…)と思うのですが、
どういうわけか、
発行数が少なすぎるとしか思えないくらい、
いきなり入手困難に陥ります。

気になる方は急いでゲット。
後で泣いても遅いです。
かくいう私も、
泣きたくないので、これを書いた後に、
お買い物に行ってきまーす。

ああ、また本が、増えるのね(苦笑)

END&(エンドアンド)

WAVE出版

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描くことを忘れたマンガ家たちへ

2006-06-20 21:00:44 | コミック・アニメ徒然
最近は、どれもこれも、
描くよりは貼る、貼られている画面ばかりな
マンガたち。
いつの間に、画面を埋める手段から
描き込みがなくなってしまったんでしょう。

貼るのはせいぜいアクセントぐらい、
これでもか、とペンを走らせた画面と
練り込まれた作品の出現を待つより
過去へ目を向けた方が良いというのか。

時の流れとはいえ、寂しいことです。

秋への小径?りぼんおとめチックメモリアル選

集英社

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長編も良いけれど「修道士ファルコ」

2006-06-18 11:35:15 | コミック・アニメ徒然
「エロイカより愛をこめて」で著名な
青池保子さん。
「アルカサル」等、残念ながら未完の長編も
多々あるのですが、
作家の力量は短篇・中編によりよく現れるといいます。

「修道士ファルコ」は、その点うってつけ。
発表年に影響されず、
おそらく数十年後に読んでも
作品として輝きは失われない「程良い」良さ。
あまり長すぎると途中で息切れするもの、
読み応えもあり、続きを予感させながらの
余韻のある終わり方、秀逸です。
青池さんの作品を1つだけお薦めするとしたら、
私は間違いなくこの本をプッシュします。

修道士ファルコ

白泉社

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修道士ファルコ (2)

白泉社

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つい、アフェリエイト向け記事を
転載してしまいました…。
でも、ファルコ、大好きなんです。
エロイカもいいんだけど。
そーいえば、エロイカも新刊出てますね。

エロイカより愛をこめて 33 (33)

秋田書店

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昼下がりに読みたい1冊「リストランテ・パラディーゾ」

2006-05-23 21:32:31 | コミック・アニメ徒然
個人的に大変気になる作家さんの一人、
オノ・ナツメさん。
同人誌で描いてらした頃に、
インパクトある絵と画面構成、
構図、台詞にストーリー運び。
誰にも似ていない作家さんだと直感、
イベント会場で即買いしました。

今でもこの時の判断は誤りでなかったな、と
時々店頭で本を見かける度、思うのです。

作品の褒め言葉に、
上質の映画を観ているようだ、と
評されることがとても多いですけど、
へたな映画を観るくらいなら、
1冊手元に置いて
雨の日の昼下がりにページを繰ってみたい
数少ない本になること請け合いです。

オススメ。

リストランテ・パラディーゾ

太田出版

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女の子は続き物がお好き?

2005-10-26 21:17:34 | コミック・アニメ徒然
いつか完結したら読んでみよう、と思いつつ
放置している作品って多いのですが、
何でもTVドラマ化されるとのことなので
いっちょ読んでみようか、と
チャレンジしたのが、神尾葉子さん作の
「花より男子」。

正統派・紛れもなく週刊マーガレットの
流れを継承している少女漫画と言って
過言ではないでしょう。
最近の傾向はよくわかりませんが、
私がリアルタイムで対象読者年齢だったころは、
各出版社や雑誌によって区別できる
作風、カラーがあったものですが、
「花より男子」には往時の
集英社・週刊マーガレットの薫りが漂っています。
ちょっと懐かしい雰囲気でした。

しかし。

長年完結を待っていた甲斐がある作品だったか、
というと、
正直「微妙…」です。

連載でずーっと追っかけて、
2週間後の発売日を待ちわびながら
読んでいる人には面白い展開なんでしょうが、
コミックスでまとまって1本読むと
同じパターンの繰り返しにうんざりしてしまう。
(個人的に、レイプ未遂ネタが複数同じような
展開で出てきたところで「つまんねー」と。
手詰まり感を感じましたね…)

連載作品でも、読者を引っ張る展開を繰り返しつつ
書き足しをしなくても1つの作品として完成できる
佳作も存在します。
連載物は編集の方針や読者アンケート等の
第三者の介入が充分見込まれますので、
充分仕事として健闘してるとは思うけど……
36巻まで伸ばす理由がどこにある? 
というのが本音です。

最近の少女漫画はおそろしく長寿、かつ
長編になる傾向が一部の作品にみられますが、
総じて展開がマンネリというか、構想の崩壊が見える作品が
あまりにも多すぎる。
完結させることより、続けることに意義があるのだろうか、
終わりのない物語を読むのって、消化不良でなんか恐い。
「少女」はマンネリが好き? ってことなんでしょうか。
ま、途中から入りにくい長編より、すっきりあっさりの
短篇の方が好きな私には鬼門なので、まず読まないから
どーでもいいことなんですが…。

ヒロインとヒーローをとりまく世界は
ぐるぐる変わるのに、
肝心の2人は変わらずに存在できる。
だからマンネリでも「安心」できるのかもしれません。
マンネリは現代のファンタジーなのかな。


花より男子 Vol.1 完全版 (1)

集英社

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よかったら…

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