先週……いや、もう先々週になりますね、週明けたから。
週半ばのある晩、いつものようにベッドに入り、
しいちゃんもいつものように枕元に来て、
普段であれば、布団の中に入ってきて
人の脇でとぐろ巻いて寝るんですが。
この日は違っていました。
すんすんすん、と人の枕元や頭のにおいを
普段以上に嗅ぎ周り、次には
しゃーーー!!
威嚇です。
ふー、しゃーーー!!!
あおーーん!
とんでもない威嚇行動をされました。
すこし遡った今年の1月、些細なことでいらだってた私、
彼女にあたりちらしてしまって、
しいちゃんにしてみりゃとんだとばっちりだったわけで、
その日に初めて、普段鳴かない彼女が
ご近所さんのドアや窓をどたんばたんと開け閉めさせるような
野良猫並の威嚇行動、次に凶暴化しまして、
私、ちょっとした怪我をしました。
その時とあまり変わらない様子でびっくりした私、
がば!!と飛び起き、彼女の目をじーーーーっと凝視したんですが、
それが大変良くなかったようなんです。
凶暴化再び。
前回はベッドの下で籠城だったからまだ眠れましたが、
今回はベッドの上。私が寝てる場所なんですよ。
なるべく身動きせず、身体とか手がでないように気をつけて
身を小さく折り曲げて寝てたんですが、
深夜、無意識のうちに人は寝返りを何度も打ちますよね。
その時、布団の外に出ていたらしい手は
ぐるーん、ばたーんと動いていたみたいなんんです。
そしたら、しいちゃん、大威嚇!
ふー、しゃー、あおーん!
そして思いっきり噛みつかれ、爪を立てられました。
痛くて目が覚めるし、手もばたつかせますよね、
爪刺さって抜けないし。
怪我してない方の手で避けようとしたら、
その動きがさらにだめだったのか、
反対側の手もひどくひっかかれ、爪が深々と刺さってました。
結果、左右双方ひっかっききず再び。
深く爪が刺さった側は、採血か点滴で失敗して
内出血したみたいにでろーーんと青タンが出来て腫れてしまったんでした。
今はごらんのように治ってますけど、
もうこの傷跡は消えませんね、私も若くないですから ^_^;
で、今回のタイトルは、
私の怪我自慢をしたいのではなくて、
もっと早く知ってたら、私は今年2回も起きてしまった
しいちゃんの威嚇・凶暴化した行動を止められたのではないかということを
お伝えしたいのです。
猫飼いさんは、ぜひ、猫を飼い始める前に皆さん知っておいた方がいい。
それぐらい重要なことだと思いました。
具体的にどういうことかは、私もネットで調べて納得しましたので
ここでは書けません。
ぜひ、「猫 凶暴化」をキーワードに、検索してみて下さい。
この凶暴化は「うちの子乱暴でえー」というふわっとした状態ではなく
全く手が付けられなくなるところまで行ってしまった行動を指します。
これ、ホントに洒落になりません、
13年以上いっしょに暮らしてきた猫相手に、
先々週の私は途方に暮れてました。
もうこのままなのかな、とマジで悩みました。
今は、落ち着いたもので、私が知ってるいつもの彼女です。
ですが、検索して調べた凶暴化した猫の状態について述べられた文章を読んでると
あー、その通り、洒落にならないけど似たような感じだったと
残念ながら思った次第……
そして、この凶暴化への引き金は、威嚇行動に出た時に
私たち人間が取る最初の対応が鍵で、
ここを間違ってはいかんのだそうです。
私は……ことごとく間違ってしまったのです!
できれば、3回目、4回目の凶暴化は起きないで欲しい。
私の傷跡が増えるのは一向にかまわないんです、
でも、一瞬でも人と猫の間に緊張感が走る経験は
あまりしたくないものです……
荒ぶる猫様に初めて会った時、
絶対に目を合わせてはいけない、凝視してはいけない……
血を見ることになりますよ、ホント。