万博公園内にある施設の中で、
太陽の塔は別格としても、
なじみのある元鉄鋼館、
現EXPO'70パビリオンは、
大阪万博の息吹を知ってる人も
知らない人も、
当時の雰囲気を少しなりとも体得できる
ユニークな施設です。

ここ、開設当時に行ったことがあるんですが、
正直、ちょっと当て外れ、というか……
あまり面白いとは思えませんでした。

外から眺めてるだけだった頃の方が
いろいろ妄想できて良かったなあ、と思ったものですが……
それは、施設内がまだ整ってなかったのと、
展示物に手を入れ続けてきた結果だったんですね。
再訪してみてびっくり。
大変見応えのある施設に育っていて
良い意味で裏切られました。

鉄鋼館の目玉はなんと言ってもスペースシアターです。

ここの円形劇場は現在は入場できないのですが、
それがもったいないくらいの
美しい空間です。

ガラス窓越し限定となるのですが、
シアター内の隅々まで見れるようになってます。


私、LEDの光は好きではないのですけど、
(スカッと通る直線的な光は目に痛いから)
ここの会場内の照明は、LEDで大正解。
パビリオン開業当時は、中がよくわからず、
真っ暗で見通し悪く、
見学用の窓ガラスに映るのは自分の顔ばかり……
つまんなかったんですけど、


天井から座席から何からなにまでよくわかる。
反響板の多さと、特徴ある座席。
半透明の素材を使われていますので、
光を上手く取り込み、不思議な空気感を醸すんですね。
万博当時は音に合わせた光とレーザーを組み合わせた
デモが行われてたんですって。

天井からぶら下がる丸形スピーカーは
なんでも1000個以上を数えるとか。
音響設計をきっちりしたうえで配置してますから、
きっとすさまじい音世界が楽しめたのではないかなあと推察します。
内部は、現在の消防法では人の出入りが禁止される建物です。
天井はぼろぼろ崩れ落ちてるし、
観客席も一部破損してます、
壁の反響材も落ちまくってるし、
天井のスピーカーもぶら下がってるだけでしょう、
だから、ここで新たな演目の上演はできないはずです。
でも、ここには、私が望んでいた過去の未来が残ってる。
最後の聖地なのだと思うのです。

で、丸形スピーカーですが、
当時の音源を使った展示もあります。

シアターを見学できるブースに、
1個だけスピーカーがぶら下がってるスペースがあります。
有機的で湿った、素晴らしい音を堪能できます。
音源は実際に使われた演目がランダムに流れます。
その音に合わせたイルミネーション(とでも良いのかな?)も楽しめます。
絶対にスピーカーの真下に立つこと!
でないと魅力半減以下ですからね!
この日、すべての音源を聞ききった私。
あの音質は癖になります。
また行こうっと。
そうそう、ここは公式資料も自由に閲覧できます。
オフィシャルな資料集は写真もふんだんに使われてます、
見応え十分だと思いますよ。

太陽の塔内覧会リポート、これにておしまいでございます。
ここまでのご拝読、ありがとうございますー! (^.^)
太陽の塔は別格としても、
なじみのある元鉄鋼館、
現EXPO'70パビリオンは、
大阪万博の息吹を知ってる人も
知らない人も、
当時の雰囲気を少しなりとも体得できる
ユニークな施設です。

ここ、開設当時に行ったことがあるんですが、
正直、ちょっと当て外れ、というか……
あまり面白いとは思えませんでした。

外から眺めてるだけだった頃の方が
いろいろ妄想できて良かったなあ、と思ったものですが……
それは、施設内がまだ整ってなかったのと、
展示物に手を入れ続けてきた結果だったんですね。
再訪してみてびっくり。
大変見応えのある施設に育っていて
良い意味で裏切られました。

鉄鋼館の目玉はなんと言ってもスペースシアターです。

ここの円形劇場は現在は入場できないのですが、
それがもったいないくらいの
美しい空間です。

ガラス窓越し限定となるのですが、
シアター内の隅々まで見れるようになってます。


私、LEDの光は好きではないのですけど、
(スカッと通る直線的な光は目に痛いから)
ここの会場内の照明は、LEDで大正解。
パビリオン開業当時は、中がよくわからず、
真っ暗で見通し悪く、
見学用の窓ガラスに映るのは自分の顔ばかり……
つまんなかったんですけど、


天井から座席から何からなにまでよくわかる。
反響板の多さと、特徴ある座席。
半透明の素材を使われていますので、
光を上手く取り込み、不思議な空気感を醸すんですね。
万博当時は音に合わせた光とレーザーを組み合わせた
デモが行われてたんですって。

天井からぶら下がる丸形スピーカーは
なんでも1000個以上を数えるとか。
音響設計をきっちりしたうえで配置してますから、
きっとすさまじい音世界が楽しめたのではないかなあと推察します。
内部は、現在の消防法では人の出入りが禁止される建物です。
天井はぼろぼろ崩れ落ちてるし、
観客席も一部破損してます、
壁の反響材も落ちまくってるし、
天井のスピーカーもぶら下がってるだけでしょう、
だから、ここで新たな演目の上演はできないはずです。
でも、ここには、私が望んでいた過去の未来が残ってる。
最後の聖地なのだと思うのです。

で、丸形スピーカーですが、
当時の音源を使った展示もあります。

シアターを見学できるブースに、
1個だけスピーカーがぶら下がってるスペースがあります。
有機的で湿った、素晴らしい音を堪能できます。
音源は実際に使われた演目がランダムに流れます。
その音に合わせたイルミネーション(とでも良いのかな?)も楽しめます。
絶対にスピーカーの真下に立つこと!
でないと魅力半減以下ですからね!
この日、すべての音源を聞ききった私。
あの音質は癖になります。
また行こうっと。
そうそう、ここは公式資料も自由に閲覧できます。
オフィシャルな資料集は写真もふんだんに使われてます、
見応え十分だと思いますよ。

太陽の塔内覧会リポート、これにておしまいでございます。
ここまでのご拝読、ありがとうございますー! (^.^)