宝塚友の会は先々週にすぱっと退会手続きを取りましたので、
もう私は一般人。
チケット抽選に参加することはありませーん。
とはいえ、阪急交通社に申し込んでいた分はありましたので、
今日、東京宝塚劇場へ、
花組公演「悪魔城ドラキュラ」を観劇してきました。
ランチ付きプランです。
ご飯つけると代金上がりますが、
関西までの往復運賃考えるとトントンだし、
銀座でランチはあんまりしないので
楽しんでご飯食べてます。
さて、自分はまったくストーリーがわからないメディアミックス物は
絶対に事前情報は入れないタチです。
初見で楽しくみたいタイプです。
古の原作ゲームの舞台化ということですが、
まーったく背景もなにもわからないので、
こんなもんかーと楽しく拝見しました。
今回、専科の輝月ゆうまさんが出演されていましたので
そこはめちゃくちゃ期待値高かった。
星組の1789でペイロール伯を演じてらしたんですが、
もうこれがすごいのなんの。
ペイロール伯を上回るドラキュラ役。
いやー、もう、これは惚れるわ〜。
しかも純愛ですからね、奥様ラブ。
自分、ゆうまさんの出演作は可能な限り追いかけたい派かもしれません。
で、悪魔城ドラキュラの印象は、
自分の通り名をドラキュラの逆読みにしちゃう
厨二中の息子と、
引きこもり親父の家族喧嘩。
みんなー、殺し合いはやめて〜!
って感じかな? とほのぼのしながら見てました。
理解が間違ってたらすみません。
原作ゲームファンには好評だという音楽も、
なんせ初見なので感慨はなく。
ただ、今までとは違う客層を呼び寄せているということなので、
コラボ大成功じゃないでしょうか。
キャストはもちろんですけど、
客層も変わった方が舞台は楽しいですよ。
そして、永遠輝せらさんの圧倒的ビジュアルは
目の保養でしたね!
発声も、あえてざらつきがあるような声色にしてる?
と感じたくらいで、
役の幅また広がったんじゃないでしょうか。
やっぱね、美は正義ですよ、
その武器を遺憾無く発揮して、
演じてくれれば客は自然と付いてくるんです。
前作(自分は大好きです)の、空席が目立っていた話は
胸が痛くて仕方なかったんですが、
花組、大丈夫!と安心できた作品でした。
そうだ、二番手の聖乃あすかさんがめちゃくちゃ凛々しかった。
よかったですね!
前作の悪魔役は、
役の幅を広げたチャレンジャー的なポジションだったけど
みんながみたかった聖乃さんはこれだったのでは・・・
今後が楽しみ!
見るたび発見がある、伸び代がある役者さんです。
スルメイカみたいで好き。
でも、自分のMVPは、やっぱり輝月ゆうまさん。
ひとこさん、ごめんなさい。
雪組の頃から追いかけてるのに、ほんと、ごめん。
二幕目、「愛, Love Revue!」
3幕目までは大丈夫かな、これ、という内容で
(失礼・・・)
今の時代にはちょっと・・レトロすぎませんか?
ずっとこのテイストは厳しい・・・・
前作ジュビリーがほぼフルでクラシック楽曲使用で
見る人を選ぶところがあったから(自分は好きでした)
ざわざわくるものがあったんですが、
杞憂でしたね!
男役はひたすらかっこよく、凛々しく。
娘役は可憐で美しく。
前公演からは数段もブラッシュアップして
すんばらしい公演を見せてくれた花組、
やっと安心して(失礼だなー)見れるようになりました。
レビューの個人的ツボは、
副組長柴門ゆりやさんと、輝月ゆうまさんとの並びです!
元月組推しの自分としては、
このお二人が並んでる姿はぐっとくるものがありました。
ぜったいわかって配置してますよね! と思うシーンが多く、
これまたこのお二人ばかり追いかけていたので、
ひとこさんは・・・あんまり見ていなかった!
ごめんなさい、ひとこさん!
でも、前作ジュビリーより
どのシーンも安心して楽しめるダンスばかりだったので
嬉しかったですよー。
前作はなんというか肩に力入りまくりで全部を完璧に
決めようとされていたようなところを感じて
ちょっと辛いところもあったので・・・・
前回の宝塚大劇場千秋楽は、
諸事情で見れなかったので(鬼滅を選んでしまったので)
東京宝塚劇場の千秋楽はライブビューイング見ますよ!
劇場か自宅かはこれから考える。
というわけで、これで、
手持ちの観劇チケットは尽きた宝塚歌劇。
今後はライビュか、阪急のツアーを中心に
ほそぼそと見させていただきます。
阪急交通社も、以前よりチケットが取りづらくなってるから
ぼけーっとしてるとだめなんですよね。
今回の公演が、ラスト宝塚になっても後悔はありません。
花組の皆さん、素晴らしい舞台をありがとうございました。
ひとこさん、やっとトップらしい貫禄のあるお姿を拝見できて
うれしゅうございました。
今後の活躍、ひっそりと応援させていただきます!
観劇後に食べたランチは、銀座の麹蔵。
お魚料理が美味しかったー!
ここは別の機会にご飯食べに行きたいですね!