
天城のハイキングコースでも人気のある八丁池ですが、冬場はあまり訪れる人は多くありません。しかし、冬ならではの風物詩があります。今回は冬の風物詩を訪ねるべく八丁池へ出掛けました。
観光シーズンは池の入り口まで専用バスがありますが、冬はバスがないので徒歩になります。水生地下駐車場から旧道へ入りしばらくすると水生地の分岐路です。
右手に行くと旧天城トンネル、左手に行くと八丁池です。

ルートが幾つかあるのですが、下行幸歩道->八丁池->(上)行幸歩道を行くことにしました。行幸歩道は昭和天皇が歩かれた道だそうです。
水生地の分岐を左行くとゲートがあるのでゲートをくぐって林道を歩きます。
分岐点には案内板があるので迷うことは少ないと思いますが、念のため地図を持参した方がよいかもしれません。

下行幸歩道の分岐路、ここから林道を外れ歩道にはいります。針葉樹の森を進む山道でちょっと面白味がない道だと思いました。

しかし、よく見て歩くと人面石みたいな?のがあったり・・・

林道との合流点、ここには東屋があります。ちょっと一息、歩いていると暑いぐらいですが、止まると寒さが身に染みてきます。
この先は針葉樹が少なくなりブナが多くなります。

針葉樹の森から抜け出し、気分もかわり足取りが軽くなってきました。ブナの木は葉が落ちてしまっていますが、じっとブナの木を見つめていると何か語りかけてくるような気がします。

アセビのトンネルがありました、アセビは漢字では馬酔木と書き、毒性があり馬が食べると酔うように苦しむそうです。春には小さな花をいっぱい咲かせてくれます。

ようやく八丁池に到着です。冬の季節にしか見れない氷結した八丁池。

一部は氷が張っていませんが、かなり氷に覆われていました。歩いて渡れそうな気がしましたが、氷に乗ったらミシミシ音がしたので慌てて戻りました。
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