松本清張「断碑」を読みました・・・・・・・・・
新潮文庫の「或る小倉日記伝」の短編集の中の一編。自分もそんなに熱心に清張モノを読んでいる人間ではないが、何気なく開いてみてこの「断碑」を読みました。読了してまず思ったこと。...
書き込んだことは憶えているけれど、それに付随して当時のことをいろいろ思い出してしまった・・・・
結構タイヘンだったんだよなァ~
身の回りの環境の激変に振り回されまくっていました~
ヘトヘトになっている時って、松本清張読みたくなるんだよね・・・・
自分の怒りや恨みやマイナスの感情にいっそうの熱量を加えたくなると
清張の暗黒を通りぬけて浄化したくなる気分なのです。
でもこれは自分なりのピンチの切り抜け方なので、自分だけにピンとくるのです。
清張ものにハズレなし、というのはよく聞くけれども私の場合は清張の漆黒の闇を通じて自分の姿を映しみる
作業に近いと思います。
ちなみに今はすこぶる調子良しです。
深い海の底から地面を蹴って、海面に浮きあがる様な気分です。