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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

続々・おつむが・・・のレオン

2014年10月02日 | ペット猫(レオン)
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おお~い、レオン、どこ行ったあ~・・・(・_・;)

隠れているつもり?のレオン・・・相変わらずおつむが・・・(^.^)/~~~


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過去問等の深掘りシリーズ(その4)

2014年10月02日 | 過去問等の深掘りシリーズ
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漢検1級初合格をめざしている方々への特別シリーズ   過去問等の深掘りシリーズ(その4)


①問題集に「弟嫁」の対義語として「大娵」が出てました。
*「おおよめ」と読む。→「:ソウ、シュ、たおやめ、よめ」 ほかに、「あによめ」なら一字で「」(:ソウ、あによめ
*別件の学習をしていたら、もう一つ「あによめ」を意味する熟語を発見→「戛羹(カッコウ)」 なんで?といいたくなるほど、故事を知らなければ絶対わからない熟語・・・
戛羹(カッコウ):兄嫁、嫂のこと。故事:漢の高祖が微賤のとき、屡、嫂の家に行き、羹を喫したが、嫂がこれを厭い、高祖が客を連れて行ったときに、釜の底をならして羹がなくなったことを示したという故事から・・・。(注)この「戛」は「ならす」意。

②「秉」(いねたば)のこと
*前回、「彼におとせる秉あり、此にのこれる穂あり」→ 「秉」(いねたば)と紹介しましたが、さらに深掘りしました。
「筥」(キョ、はこ、いねたば)にも、「いねたば」という読みがありました。
*大漢和辞典で調べたところ、一握りの稲束を「秉」、四秉を「筥」というとの事です。

③蟾:セン、ひきがえる、つき、みずさし
*蟾は「蟾蜍(せんじょ): ヒキガエルのこと。(西王母の秘薬を盗んだ姮娥(こうが)が月に逃げてヒキガエルになったという「後漢書」の伝説から)月の中にいるというヒキガエル。転じて、月のこと。「蟾酥(せんそ):ヒキガエルなどの皮膚腺の分泌物。漢方で強心・鎮痛薬に用いる。「蟾兎(せんと):(月の中に蟾(ヒキガエル)と兎(ウサギ)がいるという伝説から)月の異称。「蟇蛙・蟾蜍(ひきがえる)」など、ほとんどが、月(とヒキガエル)と関係する熟語や読みです。
*それなのに、突然、脈絡もなく、なぜ「みずさし」という読みがあるのか、年来の疑問でしたが、「蟾硯(センケン)」という熟語がありました。蟾硯とは”みずさし” のこと です。

④「鷽鳩(がくきゅう)、大鵬を笑う」:小人物が大人物の行為を笑うたとえ。また、小人物が大人物を理解し得ないたとえ。
*良く出る問題ですね・・・読みや書き問題で。
*この前後の文章にも学習すべき熟語などが含まれています・・・下記文のゴチックの所などに注目・・・
*荘子:「逍遥遊篇」からもくじ」 
「・・・蜩(チョウ)と鷽鳩(ガクキュウ)とこれを笑いて曰(い)わく、「我れら決起して飛び、楡枋(ユボウ)に搶するも、時としては則ち至らずして地に控さるるのみ。奚(なに)を以て九万里に之(のぼ)りて南することを為さん」と。 莽蒼(モウソウ)に適(ゆ)く者は三餐(サンサン)にして反(かえ)れば、腹なお果然たり。百里に適(ゆ)く者は宿(シュク)に糧(かて)を舂(うすづ)き、千里に適(ゆ)く者は三月(みつき)糧(かて)を聚(あつ)む。之の二虫はまた何をか知らんや。小知は大知に及ばず、小年は大年に及ばず。小年は大年に及ばず。なにをもってその然(しか)るを知る。・・・」
(文意):蜩(ひぐらし)と学鳩(こばと)とがそれをせせら笑っていう、「我々はふるいたって飛び上がり、楡(にれ)や枋(まゆみ)の木に勢いよく飛びつくが、それさえ行きつけずに地面にたたきつけられてしまうこともある。それなのに何の必要があって九万里もの高さに翔けのぼり、南に行こうとするのか。。草草のしげった近郊の野原に出かける者は、三食の弁当だけで帰ってきて、それでもまだ満腹でいられるが、百里の旅に出る者は、一晩かかって食糧の米をつき、千里の旅に出る者は、三か月もかかって食糧を集めて準備をするのだ。大鵬が図南の翼を張るためには九万里の上騰(ジョウトウ)が必要となるのだが、この小さな蜩(ひぐらし)と学鳩(こばと)に、大鵬の飛翔のことなど、いったいどうして理解できようか。
知恵小さきものは、大いなる知恵をもつものには及ばず、短き年寿(よわい)をもつものは、長き年寿(よわい)をもつものにはとうてい匹敵できぬのである。・・・複数のネット・ブログ等から一部借用しています・・・

(注)文中、「搶する」「控さるるのみ」のそれぞれには読みに異論あるため、敢えて、読みを載せていません・・・文意で内容は理解できると思います。

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熟語の読み・一字訓読(実践問題その26) 朶 戮 戳

2014年10月02日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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熟語の読み・一字訓読(実践問題その26)です。回答はマウスを動かせば、すぐ見られるようにしてあります。参考までに、末尾に、解説や周辺知識等を記載しています。当面、1級対象漢字から整理していきます。

問題1 「朶」 ①朶雲(ダウン) - 朶(し だ)れる  ②粗朶(ソ ダ) - 朶(え だ)  ③万朶(バンダ)の桜  - 朶(ひとふさ)  ④朶頤(ダ イ) ー朶(う ご)かす

問題2 「戮」 ①孥戮(ドリク) - 戮(こ ろ)す  ②戮力(リクリョク) - 戮(あ わ) せる  ③戮笑(リクショウ) - (はずかし)める

問題3 「戳」 ①戳死(タクシ) ー 戳( つ )く  ②戳紗(タクサ) - 戳( さ )す


<解説(周辺知識等)>
問題1 朶:タ、ダ、しだ(れる)、えだ、ひとふさ、うご(かす)
①朶雲(:他人からの書簡・手紙への敬称。唐の韋陟(いちょく)の故事(韋陟は五色に彩られた書簡箋を常用し「陟の字はまるで五朶雲(垂れ下がった五色の雲)のようだ」と言われたいう故事。)
②粗朶:「麁朶」とも。切り取った木の枝。薪などに用いる。
③万朶:ここの「朶」は助数詞>。枝についている花ぶさを数えるのに用いる。「万朶の桜」 雲や山など、かたまりになっているものを数えるのに用いる。「四、五の山の雨に粧へる色、両三行の雁の雲に点ずる秋」〈和漢朗詠・上〉
④朶頤: 頤(あご)を動かして食べること。食欲の盛んなこと。また、うらやみ欲しがること。「海路の要地なるを以て甚だ―せり」〈栗本鋤雲・匏菴十種〉「人々の-すべき珍羞(ちんしゆう)であらう/伊沢蘭軒 鷗外」 ・・・強国が弱国を征服・併呑しようとすること
<周辺知識①>「万朶の桜」なら「朶」は花を意味し、数える単位での「ひとふさ」。「千朶万朶」なら多くの花をつけている朶(えだ)の意味。
他に、。耳朶(じだ):みみたぶ。耳の下に垂れ下がったやわらかな部分。花朶(かだ):ひとかたまりの花)。
<周辺知識②>当て字で「羊歯・歯朶」:シダ植物の総称。また、「歯朶」は、新年の注連飾や鏡餅に添えられる飾り物の一つ。常緑であることから 子孫繁栄につながるとされる。葉裏が白いので裏白(ウラジロ)とも呼ばれ、めでたい夫婦の共白髪 に見立てられ る。また、二つの葉を左右対称に並べることから夫婦円満のシンボルとも・・・。
*出典は、杜甫の『江畔 獨(ひと)り步(ほ)して花を尋(たず)ぬ」と題した七言絶句。内容は略。

問題2 戮:リク、ころ(す)、あわ(せる)、はずかし(める)
①孥戮:一族を殺すこと。他に、「戮没(りくぼつ:殺しほろぼす)」、「戮殺」、「戮誅」、「誅戮」、「戮尸・戮屍:(殺し)死体をさらす」・・・等、多数あり。
②戮力:力をあわせる=勠力
戮笑:物笑いとなること(出典:漢書・司馬遷伝)。他に、「戮辱(りくじょく):刑を加えてはずかしめること」
<周辺知識>「戮」にはこのほか「つみ、刑罰」の意もある。その熟語:「戮人・戮民:天の刑を受ける者」、「戮臣:死罪に当たる罪のある臣」。

問題3 戳:タク、つ(く)、さ(す)
①戳死:つき殺すこと。他に、「戳心(たくしん):(心を突いて)刺激する、鼓舞る」「戳傷(たくしょう):突き傷つける、または刺し傷」→「さ(す)」にも対応するか。
戳紗:紗に刺繡する意。<周辺知識>
●「戳」には「さす・つく」以外に「印を捺す、印」の意味もあり、「戳印:印を押す、印、印章」、「戳記(たくき)・戳袋(たくたい):米袋の上に捺印すること」という熟語があります。
●また、「戳薄(たくはく):ののしる、責める」という熟語もあります。・・・「つく」「さす」に通じるのかも知れませんが・・・保留。

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