しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

ハゼ釣り

2010年06月29日 15時15分05秒 | 尚休プレゼンツ
え~、釣りというと、難しく考えてしまう方もおられる様ですが・・・。

特に、女性の方や初心者の方にいそうですね。
自分が脅かしすぎたかもしれません。

しかし、心配後無用。
ハゼ釣りに関しては、俗に莫迦ハゼというくらいで、餌さえつければ、誰にでも簡単に釣れ、時には針ごと呑み込みます。
釣るのではなく、釣れてくる場合も多いものです。
ようは慣れです。

ハゼが餌を咥えたときの、もたれる様な重い感じから、針まで咥えて引っ張っていくときのプルプルが、手に伝わってきます。これを脈といいます。
そこで「アワセ」ます。
アワセはちょいと素早く竿をハネ上げる感じで、ピッと手首を立てます。
すると、ブルブルと手ごたえが伝わってきます。
後は、リールを巻いて、竿を立て、ハゼを抜いて振り子のように手元に持ってきて取り込みます。

と言う事で、ハゼの料理です。

ここでは、落語家の三代目三遊亭金馬師匠に登場して戴きましょう。

「ハゼの料理は商売人にこしらえさせれば十何とおりできるが、しろうとの誰にでもできるものだけで、刺し身、洗いの糸づくり、吸い物、天ぷら、甘露煮、ナンバンづけなどがある。」

とのこと。但し、刺し身にするほどの大物が釣れるかどうか・・・。
故に、金馬師匠のレシピから、ダボハゼ料理をひとつ。

「釣って持って帰ったら、細かい目ザルに入れて、塩をぱらぱらと振りかけて、両手でよくもんでいるうちに、牛のよだれのようなヌルヌルが出てくる。これを水道の口から水を少しずつ出しながらもんでいると、ヌルヌルがきれいに取れる。水あげして、生醤油でヒネショウガをきざみ込み、トロ火で煮つめる。酒によし、ビールによし、熱いご飯によし、お茶づけによし。」

釣りは、現場での楽しみもありますが、帰ってきてからの、美味しい楽しみもあります。
面倒くさがらず、ハゼ料理に挑戦してみては如何でしょうか。