しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

最近の怨霊事情

2007年05月29日 22時47分02秒 | あっち
 最近の世情を見るに、悲惨な事件や、やむをえない(必然な)事故や、当然な事例が毎日のように報道され、報告されている。

 だれぞの自殺が、実は他殺であったり(能動的な)しても、別に驚きもしなくなっている。
 ある意味当然だからである。が!

 以前であれば、それらの事例が、事情を伴って、儂等のネタとも成りかねなかったのであるが、事件事故の悲惨さに比べて、怨霊となり、現世に其の存在を現すほどのモノが・・・・・少なくは無かろうか、或いは、無いのではなかろうか。

 まあ、当然と言えばしごく当然のことで、当事者たちが、人としてなり、生物としてなりの本願を達成しておらぬ、中途半端の唯以下の「生きているだけ」のモノで在れば、致し方なかろう。

 人間性とか、生き物(生物界に存在するもの)としての本来のあるべきものとかが備わり、其れであるならば、存在し行使出来るであろう筈の、怨念や情念を、持たざる鬼にもなれない愚か者どもが、自然淘汰よろしく、職滅しているだけの話しである。

 逆を言えば、本来、存在する筈も無いものが、湧き出し、あまつさえ、必然の織糸に紛れ込み、本来の模様の邪魔をするばかりか、糸を千切り食い散らし、織り上げることすら不可能とするまでに勝手に増殖しているのである。

 物事には段階があり、階梯があり、基本がある。

 神、妖怪はいざしらず、人なり動物なりは、幽霊・お化けとなれるのであるが、其れにもなれないものが、人として存在しているのである。
 悪魔なり、妖怪なり、化け物なりが、人に化け、妖しく怪しくなるのは理解できようが、其れすらするでもなく、人と成っているものを・・・呼ばれているものを、如何し様が在ろうか!

 
      今日の箴言
<怨霊であろうが化け物であろうが、言葉を変えて、神であろうが魔であろうが妖怪であろうが、存在意義を持ち、力を持っている以上・・・言い換えれば、ネタに成るだけのものを持っている以上、あだや疎かには出来ず、其処には畏敬の念も存在する。他方、鬼にもなれない、アレらは、存在意義があるのだろうか。>