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富士周辺五名城と諏訪の旅-6-

2024-03-16 07:15:59 | 取材・旅行

令和6年8日~10日まで、富士周辺五名城(山中城、小田原城、石垣山一夜城、甲府城、武田氏館)と諏訪を廻ってきました。

20回にわたって紹介しています。

今回は、かんなみ仏の里美術館、丹那断層 です。

山中城の近くに、三島SKYWALKがあります。

日本一の大吊橋です。

場所はここ

右上が山中城、左側に南北に橋があります。その周囲にはアスレチックがあり、売店も充実しています。

多くの人が歩いていましたが、あいにくこの日は富士山が見えません。私は歩きませんでした。

本来なら、これがパンフレットの写真です。

Google ストリートビューで見てみると

これなら渡りたいですね。

駐車場から,長いエスカレーターで昇ってきます。

ショップがあります。

おしゃれですね。

次に、かんなみ仏の里美術館に行きました。

場所はここ!

中は撮影できないので外見だけです。

閑静なところで落ち着いた雰囲気でした。

せっかくなので、パンフを紹介します。

ボランティアの人がていねいに説明してくださり、よくわかりました。

一木彫りと寄せ木造りの違いがわかりました。

リーフレットです。

動画をご覧ください。

Amazing Kannami Buddha statues Museum JAPAN『かんなみ仏の里美術館の世界』

かんなみ仏の里美術館

 

その前に、長源寺が見えました。

ここでは、西国三十三所観音礼所を廻ることができます。

文字起こししてみましょう。


伊豆桑原 西国三十三所観音霊場

文化三年寅二月五日(西暦一八〇六年)建立
予ってこの地では古来皆信仰が厚く、特に西国三十三所巡礼が盛んで内には路銀を工面する為に、田畑を売却してまでも所願成就を熱望しこの地の金子が当然他国に流出することになる為、代官所が憂慮し皆等しく近在でお参り出来る霊場を造る様提案され、舟山高源寺から長源寺に隠居していた月船和尚様が桑原村を中心に、伊豆一円・沼津・三島・中伊豆・大仁·函南の善男善女の皆様に呼びかけ 当時のお金で、約十七両弐分という大金が集まり、桑原の地に念願かなって西国三十三所観音霊場が完成を見たのです。

此の霊場を巡る者は、却下より光明を放ちここに於いて、本西国巡礼と同じご利益を受けられたと言われました。又、頂上部には手石如来(下田市)善光寺如来(長野市) 勢至菩薩などがあります。特に手石如来様が素晴らしいです。


江戸時代の人は、財産を処分してまで、西国三十三所を廻ろうとしていたのですね。

こうしたところで、伝わってきます。

 

次に、丹那断層へ向かいました。

場所はここ。ついでに、宿のある畑毛温泉も載せておきました。

丹那(たんな)断層公園は、1930年に起きた北伊豆地震の痕跡を保存する公園です。

左横ずれ断層のようすが、当時の水路や、花壇?が断層に沿って2m程度ずれている様子がよくわかります。

この杭が断層です。奥に展示コーナーが見えます。

初めは円だった石が、はっきりとずれていることがわかります。

文字起こししてみましょう。


丹那断層と北伊豆地震

北伊豆地震は、昭和5年(1930年) 11月26日午前4時2分に発生し、地震の規模はマグニチュード7.3、震源は丹那盆地付近の地下5km以内、 震央付近の震度6という直下型の大地震でした。
この時動いた断層は、 箱根芦ノ湖から伊豆市修善寺まで続く、長さ約30kmの丹那断層帯の代表的な断層です。
本指定地はその時に活動した丹那断層のずれの跡を良く示す場所です。 丹那断層はこれまでの調査により、過去6000年から7000年の間に小さな活動も含め9回の断層活動があったことが知られています。 その中には「続日本後紀」に記されている承和8年 (841年)の伊豆国大地震の震源が丹那断層であったことがわかりました。
本断層は約700年から1000年の周期で活動を繰り返し、約2mの割合で左横ズレを続け、 約50万年前から現在に至るまで左横ずれ1-km 西側地塊が100m以上隆起したと推定されます。 本断層は繰り返し活動をしてきた活断層です。


北伊豆地震の写真です。

これは読めますね。

展示コーナーに入ります。断層を見ることができます。

説明です。

周辺の文化財です。

リーフレットです。

動画を見てみましょう。

行った気になれる伊豆探訪【函南町】【丹那断層】に行って地震の痕跡を探ってみた。

切断された神社/火雷神と丹那断層

北伊豆地震(直下型)による断層ずれの痕跡!「丹那断層」0:00「火雷神社」2:22

今日ももう一本、柏谷横穴群、大仙家です。 富士周辺五名城と諏訪の旅-7-


このシリーズは

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