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大垣城・大垣宿 -9-

2025-06-09 07:24:00 | 取材・旅行
大垣城・大垣宿 -9

2025年5月31日(土)、愛知ウォーキング城巡りクラブ(AWC) 「大垣城と城下町そして美濃路・大垣宿巡り」へ行ってきました。 講師は、七種英康先生です。その様子を数回にわたって紹介しています。

今日はその9回目。

今回紹介する主なところです。

主に、1 外堀(北東から西南へ)、2 美濃路(西南から北東へ)、3 大垣城本丸、4 その他の施設 の順で紹介していきます。


3 大垣城本丸 に入ります。

大垣城は空襲で焼失し、石垣の上部も燃えてしまいました。

石垣は赤坂の金生山で取れた石灰岩で、焼くと炭酸カルシウム(CaCO3)を分解して生石灰(酸化カルシウム、CaO)にまなます。
この生石灰に雨が降ると、消石灰(水酸化カルシウム、Ca(OH)2)になります。これは漆喰の原料となります.
 
石垣の上部の白い石は、後から修繕したものです。

説明板です。

説明部分を文字起こししてみましょう。


大垣城は、別名を巨鹿城、麋城とも呼ばれ、天文4年(1535)、 宮川安定が創建したとされている。 その後、永禄4年(1561年)、 氏家直元 (ト全;ぼくぜん) が城郭を整備し、天正から慶長の時代にかけて歴代城主によって天守が築かれた。 豊臣秀吉は、 大垣城を 「かなめの所、大柿の城」と語り、織田信長や秀吉と関わりの深い一門が歴代の城主を務めるなど、関ヶ原の戦いより前から重要な拠点とされてきた。

秀吉の死後、石田三成らを中心とした西軍と徳川家康を中心とした東軍の対立が激しくなり、両者の戦いは避けられないものとなった。 慶長5年(1600年) 8月11日、西軍を率いる石田三成は、 大垣城に入り、西軍の拠点とした。 当初、東軍・西軍ともに大垣城が天下分け目の戦場となると考えており、家康は水攻めを企てていたとも言われている。 なお、関ケ原での決戦後、 大垣城は1週間の戦いを経て開城している。

関ヶ原の戦い後、慶長18年(1613年)には二の丸石垣等の整備が進むとともに、西は水門川、東は牛屋川を外堀に利用した、壮大な城郭となった。

その後も、城主戸田氏の時代に櫓や城門が配置され、枡形虎口、 馬出し、横矢等、 敵襲に備えるつくりが築かれるとともに、外堀周辺には武家屋敷や町屋、 美濃路が計画的に配置されていった。


別の説明板です。読めますね。

内部の展示は一部のみ紹介します。

とても分かりやすく、小学校高学年でもOK!

体験コーナーもありました。

火縄銃の重さを実感できます。

エキスパンダが得意な私ですが、弓を引くのは大変でした。

関ヶ原の前哨戦、杭瀬川の戦いのジオラマや説明です。

故・香川さんの絵がすばらしい!

大垣城の年表です。

歴代城主等が読めるように拡大します。

これも参考になります。

これはすごい!

全国の博物館や美術館などの展示物の説明が、スマホで見る・聴くことができます。

「おあむ物語」前回、説明板と松を紹介しました。

動画です。

おあむ物語・現代語訳 ~老尼が語る籠城戦のリアル~

天守閣から見た景色です。

西

外に出ました。

皆さん、化石を探してみてください。小さい巻き貝がたくさんあります。

資料館へ向かいます。

動画です。

【岐阜関ケ原古戦場記念館】古戦場史跡紹介28「続日本100名城」大垣城

【岐阜関ケ原古戦場記念館】大垣城2 大垣城周辺と「おあむ物語」

次回に続きます。

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