日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

単極モーターについて

2008-01-14 | 覚え書き(メイン)

単極モーターについてfilinionさんからコメントをいただいた

抜粋して紹介すると

電流が流れて磁界が発生して……ってことまではわかるんですが。
でも、(素人考えですが)普通のモーターと違って、電流が切れたり反転したりする瞬間がない=導線の磁界は変化しない、と思えるのですが。
そう考えると、導線も永久磁石で置き換えられそうで……。
(「永久磁石を動力源にした第一種永久機関」!)

示唆に富んでいるので

単極モーターと普通のモーターの違いについて

こちらでももう一度考えてみよう

普通のモーターは

1

こんな仕組みだ

磁石は外側にあり

電流は芯の周りを円形にまわっている

それに対して単極モーターは

2

磁石は芯と一体化しており

電流は2つの円を描いている

電流の円は磁場を作るので

12 

22

それぞれこのような仮装磁石を持つわけだ

普通のモーターでは仮装磁石が回転してしまえば

そのまま安定してしまうので

電流を逆にしてN・S極を反転させる必要がある

単極モーターでは仮装磁石が回転しても

点対称なので動かす力の向きは変わらず

電流を変化させる必要はないわけだ

 

ということはfilinionさんの指摘のとおり

仮装磁石を永久磁石に置き換えても良さそうである

3

つまりこのような装置を作れば

回り続けるのではないだろうか

おもしろい!

今度挑戦してみよう

 

ただしそれが可能だとしても

それは永久機関とはいえないだろうな

永久磁石といえども永久に磁力を持つわけでもないし

磁化させる段階で電力を使っているのだから

乾電池の方が効率が良いだろうことは間違いない

でもおもちゃとしては楽しいので

チャレンジが上手くいったら紹介しよう

追記

ちょっと検索したら磁力回転装置というのがあった

ニセ科学っぽいや

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