日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

黄足長蜂(標本)

2007-07-19 | ものづくり

「先生、蜂が」と呼ばれた時には

すでに死んでいたアシナガバチ

先日の巣のお母さんでなければいいがDsc00034

するどい針を出したまま息絶えている

無念だったんだろうね

申しわけないが透明樹脂標本のリベンジに

使わせてもらうことにした

1回目2回目も気泡に泣かされたので

今回は気泡の入らない作品を目指す

Dsc00032

ちぢこまった手足をクリップの先等を使って開く

この時毒針を刺さないように気を付けた

Dsc00353

足を開いたまま固定して何日かおいた

Dsc00354

2回目の時と同じように製作

違うのはレジンを入れた後ドライヤーで温めたこと

気泡を膨張させて早く浮かばせることが目的だ

Dsc00871

で硬化した姿がこれ・・・

ずいぶん端っこの方ですこと

えへへ実は手順を1個省略しちゃったんだよね

A 最初に1cmくらい流し込み、硬化

B 虫を入れて背中がひたるくらい流し込み、硬化

C 虫が隠れるまで流し込み、硬化

と3回も硬化させるのが面倒でAの手順をとばしてしまった

そしたら

夜のうちに浮かんでいた標本がぷかぷか動いて

壁にひっついて固まっていたのだ

Dsc00872

透明度は過去最高だったんだけどねえ

ものぐさはいけないということを教わった

次回こそリベンジだ(またかよ)

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