日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

MDMA(分子模型)

2009-08-21 | 分子模型図鑑

芸能界の麻薬汚染で話題になっているMDMAである

MDMA

Photo

MDMAはメチレンジオキシメタンフェミンの略称

エクスタシーとかXとかいう愛称もある

メタンフェミンの名が示す通り

覚醒剤の一種といえなくもない

 
これらのドーパミンに似たドラッグは多種にわたり

実際に試しもしない私がどうこう言えるものでもないので

まとめて紹介してしまおう

Photo_2
1 メチロン

2 メトカチノン

この2種はエフェドリンから合成される麻薬

3 4-MTA〈エフェドラ〉

痩せる薬として輸入されたていが麻薬指定された

4 メスカリン

アメリカ大陸原住民が宗教儀式の祭使用していたとされる幻覚剤

5 シロシン

マジックマッシュルームに含まれるアルカロイド

アステカの名称は「テオナナカトル」

6 2C-T-2

ホワイトラブとかきれいな名前を付けられているが麻薬

 

LSD

Photo_3

リゼルグ酸ジメチルアミド

麦角菌に含まれるアルカロイドから

1940年頃合成されたすさまじい効果の幻覚剤

芸術分野に大きな影響を与えたが

1970年以降は麻薬に指定されている

ドーパミンに似たドラッグの中でも

親分みたいに複雑な分子構造になってしまった

 

神経伝達物質にせよ麻薬にせよ

人間の喜怒哀楽や行動が

小さな小さな分子によって左右されるのは

なんだか不思議なことではある

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
分子の話はとても参考になります。全部読ませてい... (富山県民)
2012-06-22 09:12:31
分子の話はとても参考になります。全部読ませていただきます!
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