日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

姫山繭(ヒメヤママユ)

2008-07-01 | 昆虫

朝職員玄関を入ると

「鈴柩先生ぇ!これなに」

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アオムシを持って来た3年生

うーんアオムシは難しいんだよなあ

幼虫図鑑を見せて探させる

「あ、コレじゃない?」

子供が見つけたのはウラジャノメという蝶の幼虫

朝会が近づいていたので

「そうかもしれないね」と職員室から子供達を追い出す

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その時、ようやく見えた下部の色が気になった

あれこのツートンカラーは見覚えが・・・

ウスタビガに似ているぞ

ということはヤママユガ系統か

結論としては「ヒメヤママユ」 と同定

成長すれば「蛾」のイメージそのもののガに成る

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昼休みに「ガだったよ」と教えてやると

ちょっとがっかりしていたが

頭の上に乗せるほどのかわいがり様

良いことだ

毛の触り具合がいいんだよね

もっと若い幼虫はやっぱり毛虫然としているのだけど・・・

触らせて~とやってくる子供達

子供は大人が触っていれば

安心してイモムシでも触る

嫌わずにすむものなら嫌わずに済ませたいね

コメント
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